ユータ
インフルエンザのワクチンって毎年受けた方が良いの?
モミ
フルーですね
ユータ
フルー?
モミ
インフルエンザのことです
ユータ
一回ワクチンを受けたら、それでなんとかしてほしいんだけどな
ユータ
何回も打つの面倒くさいから
ユータ
なんとかならないものかな?
モミ
インフルエンザ・ウイルスの表面には、ヘマグルチニンとノイラミニダーゼの2種類のタンパク質が発現しています
ユータ
へぇ、発現ねぇ
モミ
タンパク質が合成されることを発現すると言うのです
ユータ
へぇ
モミ
ヘマグルチニンとノイラミニダーゼはそれぞれ16種類と9種類あるのです
ユータ
ほう
モミ
つまり、16掛ける9で144種類あるわけです
ユータ
たくさんあるなぁ
モミ
144種類のワクチンを打つわけにはいかないでしょう?
ユータ
それはそうだ
モミ
それにどれが流行るか分からないから困っているわけです
ユータ
くじみたいだ
モミ
そうですね
ユータ
じゃあさ、どの種類のワクチンなのかも大事なわけだ
モミ
そうですね
モミ
WHOの推奨にあわせてどのインフルエンザに対するワクチンを製造するか決めているわけです
ユータ
へぇ、そんなことしているんだ
ユータ
144種類あるって知っているのとそうでないのは全然違うね
ユータ
でも、知りすぎているって、怖くない?
モミ
常識の範疇かと
モミ
知らないよりは知っている方が私は良いと考えます
モミ
知っていて、事前に対策する方が怖くありません
ユータ
知りすぎてパニックになる人もいると思うけれど
モミ
情報を処理できていないだけです
モミ
好きなようにすれば良いかと
ユータ
100種類以上あるってことは確率1%未満なわけだろう?
ユータ
打つ意味あるかな?
モミ
特に症状の大きいものに対策していますからね
モミ
かかったとしても重症になりにくいというメリットがあります
モミ
亜型といっても、似たような構造ですからね
モミ
多少は効果があるかと
ユータ
打たないよりはマシってわけだ
モミ
そう、重要なのは答えがないということ
モミ
自分の価値観に合わせて、答えを決めなければいけません