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〜 本日の主役 〜

寧々。

普。

その他諸々…

⚠ 注意 ⚠ ▫原作とは全く関係ございません ▫主人公関係全員同級生

Start.

寧々母

寧々ー
準備はできたんでしょうね!

寧々。

…はい、お母さん。

今日、生まれ育った地を旅立つことになった。

理由は急な転勤らしい。

寧々。

ッおいしょっ

ガタッ

寧々。

中々重い…。

右手にはスーツケース、左手には手さげ袋を持つことになった。

寧々母

お母さんも荷物多くて大変なんだから、一人で持つのよ!

寧々母

お昼食べたらすぐ行くわよ。

寧々。

はーい…

ガチャ

嘘つき。 自分はリュックサックだけのクセに。

そう思って、小さなため息をこぼす。

まぁでもこれが… 「普通」、なんだろうな。

昔からそうだった。

ゴトッパリンッ!!

寧々。

…?

寧々父

はぁ〜あ…
なんでこんなことに。

お父さん、お皿割っちゃったんだ…

寧々。

お父さん大丈夫?
私も皿洗い、手伝おうか?

寧々父

…… 。

寧々父

じゃぁ、そこにある布巾を持ってきてくれない?

寧々。

うんっ、分かった。

フキフキ、フキフキ ← 父

寧々。

…… 。

あれ? 皿洗いを手伝ってあげようと思ったのに…

寧々。

ね、ねぇお父さ―

寧々父

ッうるさい!!

寧々。

ビクッ

え…?

寧々父

さっきからそこにつっ立って何してるんだよ!

寧々。

ッ私は皿洗いのお手伝いをしようと…!!

寧々父

お前は雑だから任せられない…
もう寝とけ!邪魔だ!!

寧々。

……!!
ポロポロッ

…ひどい。 いくらなんでもこれはひどいよ……。

寧々。

…お、

お父さんの バカ!!!

ピーンポーン

寧々。

…私が出る

普。

八尋!大丈夫だった?
コソコソ)

寧々。

う、うん!なんとも無かったよ。

普。

そっか…
良かった!ニコッ

普。

それじゃぁみんなで水族館、行きますかー!

光。

いぇーい!

寧々。

おー!

そんな彼とも…さよならか。

「八尋って…努力家だよね。」

「俺も見習わなきゃな〜」

「そういえば昨日司がさー」

温かい彼の声。

寧々。

ポロッ

寧々。

あれっ…なんか涙が…

寧々。

ウッ…グスッ

心が痛い、苦しい。

鏡に目をやる

寧々。

‥…!!

顔が…赤い。 口も、震えて……。

そっか、私…

普くんのことが… 好きだったんだ。

寧々。

…今更気づいても、

もう遅いかな……。

ゴソッ (携帯を取り出す)

寧々。

……… 。

寧々。

なんで、どうして。

LINE個チャ

普。

不在着信

不在着信

普。

不在着信

不在着信

普。

不在着信

不在着信

普。

今どこにいる!?
会えないかな。

普。

葵から…引っ越すってこと、聞いたよ。

普。

伝えたいことがあるんだ。

寧々。

わかった。
どこで会う?

普。

近くの橋の横にさ、でっかい桜の木があるでしょ?

普。

そこで会おう。

寧々。

分かった。

普。

俺、もう行くね。

普。

待ってるから。

寧々。

…… 。

これってまさか…

愛の告白!?

もしかして私っ人生初の告白、普くんにされるってこと!?//

寧々。

それでそれで…デート行って〜

寧々。

って…

できないか。

寧々。

引っ越しちゃうし…
きっと、

普くんにも、好きな人ができるんだから。

寧々。

ポロッ
あはは、失恋ごときで…情けないな、私。

フキフキ (涙を拭う)

寧々。

普くんと最後に思い出作ってから、行こうかな。

寧々。

お母さん!

寧々母

何?

寧々。

えっと…
今から普くんのところ行ってくるね!

寧々母

えっ、ちょっ!

ガチャ

寧々母

時間守るのよー!

普。

来てくれたんだ、八尋。

寧々。

あ、当たり前じゃん!

寧々。

友達なんだから!

普。

…そっか。

普。

君にとって…俺は友達なんだね。

寧々。

……?

その時彼は、私の方に振り向いた。

寧々。

……!!

普。

……… 。
ポロッポロッ

その表情は、鏡の中の自分と同じだった。

真珠みたいに輝く彼の涙が、地面にある生き生きとした花達に落ちる。

寧々。

……。

ギューッ (抱きつく)

普。

…!?

私は泣く彼を包み込むようにして抱きしめた。

前に、彼がそうしてくれたように。

普。

ありがとう…
八尋は優しいんだね。
ニコッ

寧々。

それで?伝えたいことって、何?

普。

あ、えーと…

普。

これ…//

寧々。

…!!
パアァ!!

寧々。

八つ橋!?

普。

引っ越しちゃうんでしょ?
だから、、

普。

飛行機の中で食べれるかなって

ギューッ! (再びはぐはぐ)

嬉しくて嬉しくて、咄嗟に声が出た。

寧々。

ありがとう〜♡
普くん、大好き!!ニィッ

普。

なッ……!?///
(照)

寧々。

え?
普くん?

普。

……//
(視線をそらす)

寧々。

……!!
(自分が言ったことに気がつく)

寧々。

な、なぁんだもう!//
普くんの照れ屋さんなんだからッ―

チュッ… (頬)

寧々。

…!?!?!?///

普。

ごめん、つい…

寧々。

うっ、うん。

普。

あの、さ。

普。

俺たち…
ここで初めてあったの…覚えてる?

寧々。

う、うーん
そうだっけ?

普。

そっか、覚えてないか。

普。

俺、ここで転んだんだ。

普。

けどそのときに八尋。
お前が…助けてくれたんだ。

あれ?これって…

普。

ポロッポロッ
好きになっちゃったんだ…俺。

八尋のことが。

寧々。

……え?//

ええええぇぇッ!?!?

普。

八尋は俺のこと…どう思ってる?

寧々。

…… 。

言えるのかな、私… 私もあなたのことが好きだって…。

ここで言わないと次会えるかどうかもッ……!

寧々。

わっ、私もッ……!!

寧々。

普くんのことが…好き。

普。

フフッ、そっか。//

普。

…じゃぁ俺達両想い、だね。

寧々。

う、ん…//

〜♪ (電話)

寧々。

あ、お母さんからだ。

寧々母

(もうお昼できたから、早く帰ってくるのよー)

寧々。

はい…。

寧々。

私、帰らないと。

普。

…そっか。

普。

八尋、こっち見て

寧々。

……?

チュッ

サラサラサラサラッ~✿✿

風に揺れて、花びらがひらひらと散る。

寧々。

……!!//

普。

今までありがとう。
ニコッ

寧々。

こちらこそ、、

普。

こうしよう!

普。

次いつか会える日まで俺達は付き合う!

寧々。

えっ!//

普。

「愛の絆」で結ばれてる俺達なら簡単でしょ?

寧々。

ま、まぁ…
できないこともないけど//

普。

嫌…かな。

寧々。

いやっ、そういうことじゃなくて…

寧々。

恥ずかしい…///
ボソッ

普。

…そっか。

普。

嬉しいなぁ〜 クネクネ
恥ずかしがられる程愛されてるなんてッ♡

寧々。

……!!

寧々。

も、もぅー
普くんのイジワル!!

普くんは、普段はドジで、エロいのが好きで、ちょっぴり寂しがり屋さんだけど、

実は物事に熱心で、勇気のある人だってことも知ってる。

色んなことを知っているからこそ、好きだからこそ離れたくない、ずっと一緒にいたい。

そんな願いは叶わないけど…

こうして最後に会うことができて、良かったな。

寧々母

寧々、行くわよー

寧々。

あ、はぁーい!

これで少し不安は減ったな。

今考えたら、ほとんどの不安は普くんとの関係から来てたんだ。

でももう解決したし、

引越し先の生活も、上手くやっていけそう。

ゴソッ) (携帯をしまう)

普。

通話終了

通話
09:12

普。

いい思い出を作れて良かった。

普。

これからももっと作ろうね!

寧々。

うんっ、もちろん!

蘭。

どうでしたか!?

蘭。

初小説投稿というのもあって、色々下手なところもあったでしょうが…

蘭。

私、もっと頑張りますので応援よろしくお願いします!

普。

……///
(八尋とキスしたの…俺。マジ?///)

寧々。

(は、恥ずかしいっ//)

蘭。

はいはい、お幸せに🙏

蘭。

(それとごちそうさまでした)

蘭。

好評でしたら番外編も作ろうかと考えております!

蘭。

宜しければ♡よろしくお願いします♪

蘭。

それじゃっ、ばいちゃ!

寧々。

ば、ばいば~い👋

普。

バ…イバイ👋
(八尋とキッスしたの俺!?えっ!?)

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