〜 本日の主役 〜
寧々。
普。
その他諸々…
⚠ 注意 ⚠ ▫原作とは全く関係ございません ▫主人公関係全員同級生
Start.
↓
寧々母
準備はできたんでしょうね!
寧々。
今日、生まれ育った地を旅立つことになった。
理由は急な転勤らしい。
寧々。
ガタッ
寧々。
右手にはスーツケース、左手には手さげ袋を持つことになった。
寧々母
寧々母
寧々。
ガチャ
嘘つき。 自分はリュックサックだけのクセに。
そう思って、小さなため息をこぼす。
まぁでもこれが… 「普通」、なんだろうな。
昔からそうだった。
ゴトッパリンッ!!
寧々。
寧々父
なんでこんなことに。
お父さん、お皿割っちゃったんだ…
寧々。
私も皿洗い、手伝おうか?
寧々父
寧々父
寧々。
フキフキ、フキフキ ← 父
寧々。
あれ? 皿洗いを手伝ってあげようと思ったのに…
寧々。
寧々父
寧々。
え…?
寧々父
寧々。
寧々父
もう寝とけ!邪魔だ!!
寧々。
ポロポロッ
…ひどい。 いくらなんでもこれはひどいよ……。
寧々。
お父さんの バカ!!!
ピーンポーン
寧々。
普。
コソコソ)
寧々。
普。
良かった!ニコッ
普。
光。
寧々。
そんな彼とも…さよならか。
「八尋って…努力家だよね。」
「俺も見習わなきゃな〜」
「そういえば昨日司がさー」
温かい彼の声。
寧々。
寧々。
寧々。
心が痛い、苦しい。
鏡に目をやる
寧々。
顔が…赤い。 口も、震えて……。
そっか、私…
普くんのことが… 好きだったんだ。
寧々。
もう遅いかな……。
ゴソッ (携帯を取り出す)
寧々。
寧々。
LINE個チャ
普。
/s/[storyId]/_components/chat-script-render/op/miss-call/assets/call-miss.da4ebd87e4b3bbc2.png)
不在着信
普。
/s/[storyId]/_components/chat-script-render/op/miss-call/assets/call-miss.da4ebd87e4b3bbc2.png)
不在着信
普。
/s/[storyId]/_components/chat-script-render/op/miss-call/assets/call-miss.da4ebd87e4b3bbc2.png)
不在着信
普。
会えないかな。
普。
普。
寧々。
どこで会う?
普。
普。
寧々。
普。
普。
寧々。
これってまさか…
愛の告白!?
もしかして私っ人生初の告白、普くんにされるってこと!?//
寧々。
寧々。
できないか。
寧々。
きっと、
普くんにも、好きな人ができるんだから。
寧々。
あはは、失恋ごときで…情けないな、私。
フキフキ (涙を拭う)
寧々。
寧々。
寧々母
寧々。
今から普くんのところ行ってくるね!
寧々母
ガチャ
寧々母
普。
寧々。
寧々。
普。
普。
寧々。
その時彼は、私の方に振り向いた。
寧々。
普。
ポロッポロッ
その表情は、鏡の中の自分と同じだった。
真珠みたいに輝く彼の涙が、地面にある生き生きとした花達に落ちる。
寧々。
ギューッ (抱きつく)
普。
私は泣く彼を包み込むようにして抱きしめた。
前に、彼がそうしてくれたように。
普。
八尋は優しいんだね。
ニコッ
寧々。
普。
普。
寧々。
パアァ!!
寧々。
普。
だから、、
普。
ギューッ! (再びはぐはぐ)
嬉しくて嬉しくて、咄嗟に声が出た。
寧々。
普くん、大好き!!ニィッ
普。
(照)
寧々。
普くん?
普。
(視線をそらす)
寧々。
(自分が言ったことに気がつく)
寧々。
普くんの照れ屋さんなんだからッ―
チュッ… (頬)
寧々。
普。
寧々。
普。
普。
ここで初めてあったの…覚えてる?
寧々。
そうだっけ?
普。
普。
普。
お前が…助けてくれたんだ。
あれ?これって…
普。
好きになっちゃったんだ…俺。
八尋のことが。
寧々。
ええええぇぇッ!?!?
普。
寧々。
言えるのかな、私… 私もあなたのことが好きだって…。
ここで言わないと次会えるかどうかもッ……!
寧々。
寧々。
普。
普。
寧々。
〜♪ (電話)
寧々。
寧々母
寧々。
寧々。
普。
普。
寧々。
チュッ
サラサラサラサラッ~✿✿
風に揺れて、花びらがひらひらと散る。
寧々。
普。
ニコッ
寧々。
普。
普。
寧々。
普。
寧々。
できないこともないけど//
普。
寧々。
寧々。
ボソッ
普。
普。
恥ずかしがられる程愛されてるなんてッ♡
寧々。
寧々。
普くんのイジワル!!
普くんは、普段はドジで、エロいのが好きで、ちょっぴり寂しがり屋さんだけど、
実は物事に熱心で、勇気のある人だってことも知ってる。
色んなことを知っているからこそ、好きだからこそ離れたくない、ずっと一緒にいたい。
そんな願いは叶わないけど…
こうして最後に会うことができて、良かったな。
寧々母
寧々。
これで少し不安は減ったな。
今考えたら、ほとんどの不安は普くんとの関係から来てたんだ。
でももう解決したし、
引越し先の生活も、上手くやっていけそう。
ゴソッ) (携帯をしまう)
普。
/s/[storyId]/_components/chat-script-render/op/end-call/assets/call-end.7ffbe621715a9ef9.png)
通話
09:12
普。
普。
寧々。
蘭。
蘭。
蘭。
普。
(八尋とキスしたの…俺。マジ?///)
寧々。
蘭。
蘭。
蘭。
蘭。
蘭。
寧々。
普。
(八尋とキッスしたの俺!?えっ!?)