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さとみ
どーぞ
悲しみの雨が降る1月
さとみ
はぁぁぁ。
俺は最近ため息が多くなった
もう……
2年後のことについてめっちゃ考えて
俺がどうすればいいか分からないくて
誰に頼っていいのか分からない
ころんに今日言おう
2年後に笑顔でさよなら出来るように
さとみ
っ……。
ﾄﾝﾄﾝ
さとみ
ん……
ころん
おはよう
さとみ
おはよ
ころん
どうしたの？
さとみ
あのさ……
さとみ
あの……ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さとみ
俺と別れて欲しい……ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
気づいたら俺は泣いていた
ころん
ぇ……
ころんは立ち尽くして……
さとみ
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ころん
な、なんで…！？
ころん
僕どこか悪かった？
さとみ
ころんはどこも悪くないﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さとみ
俺が、俺が悪いんだっ……ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ころん
さとみくん……？？
ギュッ
ころんは俺を抱きしめた
ころん
なんで泣いてるの？
俺が醜くて……
俺がすごい悔しくて
ころん
ﾖｼﾖｼ(｡´･ω･)ﾉﾞ
さとみ
ごめん、ごめんﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ころんを見る度涙が止まらない
俺は謝りながらも
『さようなら』と言葉を落とした
俺はｸﾙﾘと向きを変え家路に 着くための道を歩いて行った
後ろから聞こえる嗚咽を聞きながら
悲しみの雨が降る1月
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