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私
私
今日は会社でミスをしてしまった
ほんの些細なことではあったが積もりに積もった上司の怒りは私を深く傷つけた
私
バスに乗り遅れるし
愛用してたペンぶっ壊れるし
お茶ぶちまけられるし
目玉焼き上手く焼けなかったし
今は気分を晴らしたい
私
カランカラン
私
私
ソッ
私
私
マスター
今の私は緊張している
調子に乗ってこういうところに来るから失敗するのよ←
でも来てしまったものは仕方ない
マスター
私
クイッと口の中にお酒を流し込む
緊張で乾いていたのどが少しづつ潤っていく
私
私
私
どうして私っていつもこうなのかしら
昔から失敗ばかり
初めは誰にでも失敗はあるから大丈夫って言われてたけれども
何度も同じことを繰り返す私に呆れて声をかけてくれる人なんて一人もいなくなった
成長なんて感じない
私がいない方が上手く回る
やっと…最近やっと失敗しなくなったのに
私…なんて………
マスター
マスター
私
私
マスター
視線を横に移動させる
そこには私と同じスーツに身を包んだ男の人が一人
青い目の男の人
私
青い目の男の人
私
私
青い目の男の人
青い目の男の人
私
私
青い目の男の人
青い目の男の人
青い目の男の人
私の頭の中は混乱していた
酔っていたせいか…
それとも疲れていたせいか…
私はカクテルを口に含んだ
私
私
私
いつも通りの朝
私
私はあれから少しだけ前向きになった
あの人にもらったカクテルの味が忘れられなくて
私はあの味を探し求めていた
同じ店に行って同じものを頼んだはずだけど
あとときの味ではなくて
青いカクテルと青い目の男の人
私は今日も探し求める
私
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主