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梵天の吸血鬼に逆らえない

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梵天の吸血鬼に逆らえない

9 - 梵天の吸血鬼に逆らえない

♥

140

2021年12月18日

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天音

(嘘だ…)

〜〜

あ…ね

天音!!

癒姫

おい、天音!!

天音

あっ、

天音

癒姫さん

癒姫

大丈夫か?天音…

天音

あっ、うん…大丈夫……

癒姫

本当か?

天音

うん…ちょっと考え事してただけ……

癒姫

なぁ……天音

癒姫

ボスがその…祐朱樹ってやつなのか?

天音

まだ……わかんない

天音

蓮が…嘘ついてるだけかもだし…

癒姫

そうか……

竜胆

おい、お前

癒姫

あ?あたし?

竜胆

あぁ、お前だ

君、大蛇の幹部でしょ〜

癒姫

……あぁ…

癒姫

そうだよ

カチャ((銃

春千夜

じゃぁ……死ね

天音

待って!!

癒姫

天音……

天音

癒姫さんは、悪い人じゃない!!

九井

三途……銃を下ろせ

春千夜

(・д・)チッ

竜胆

なぁ…天音

天音

……どうしたの

竜胆

さっきから祐朱樹がどうとか言ってたが
祐朱樹って誰だ?

天音

……

天音

祐朱樹は、僕の……兄だ

九井

天音…お前兄貴いたのか?

天音

うん…

天音

小さい頃だけど…

竜胆

おい、天音……

竜胆

お前は、過去に……

何があった?

天音

……

天音

僕の過去………

天音

僕の過去は_______________

天音の過去

僕が7歳、祐朱樹が10歳の時、 両親は、病気で他界した

天音

お父さん……お母さん…(´;ω;`)

天音

なんでぇ……

天音

なんで先に行っちゃうの……(泣)

天音

うぅぅ(泣)

祐朱樹

……

天音

ゆずにぃ?

祐朱樹

………

両親が死んだ時祐朱樹は、喋ることも無く、泣くこともなかった

ただひたすら、下を向いて黙るだけ だった

それから1週間たった時、

両親が死んでから、全く喋らなかったのに、突然出ていくと言い出した

天音

待ってよ!!ゆずにぃ

祐朱樹

……

天音

僕を置いて行かないで……

天音

僕も連れて行ってよ

祐朱樹

……ダメだ

天音

なんで…(泣)

天音

僕……1人は、嫌だよ

祐朱樹

…………………

祐朱樹

天音…

祐朱樹

ごめんな…

祐朱樹は、一言ごめんと言って出ていった

それから僕は、ずっと独りだった

唯一の家族の兄は、出て行った

親戚も、誰も僕のことを引き取らない

僕は、これから…ずっと1人だと思った

けど…僕に声をかけてくれた子がいた

祐朱樹が出ていってから2週間がたった

天音

はぁ……

天音

今日も1人だ……

天音

誰かと……

天音

話したいな……(泣)

ねぇねぇ!!

そう、元気よく声をかけてくれた女の子がいた

天音

!?

瑞希

君1人?

天音

……うん

瑞希

じゃぁ一緒に遊ぼ!!

天音

え?

天音

い、いいの?

瑞希

うん!!もちろん

天音

あ、遊ぶ!!

僕に、声をかけてくれて、その上一緒に遊んでくれた

僕は、すぐに瑞希と仲良くなった

毎日遊んだ

だが、ある日……

あいつは、

僕たちの前に現れた

ねぇ、

僕も一緒に遊んでいい?

初めは、驚いた

明らかに僕達より年上で口元には、黒いマスクをつけていた

いいかな?(*^^*)

瑞希

うん!!全然いいよ!!

瑞希

貴方お名前は?

僕は、蓮。

10歳だよ

瑞希

え〜!!

瑞希

じゃぁ私たちより3つ上だね(*^^*)

そうなんだ

よろしくね

瑞希

うん!!よろしく

瑞希

私の名前は、瑞希!!

瑞希

こっちは…

天音

……

瑞希

天音ちゃん?

瑞希

大丈夫?

天音

あっ!うん全然(*^^*)

瑞希

そっか

君、お名前は?

天音

えっと…僕は天音

天音

よろしく(*^^*)

うん!!よろしくね…

瑞希

じゃぁ一緒に遊ぼ!

天音

(大丈夫かな……)

瑞希はすぐに蓮と仲良くなってた。

でも僕は…これから嫌なことがあるんじゃないかと不安になっていた

ある日、いつものように3人で遊んでいた

僕も、最初の頃よりは、蓮と話せるようになった

ねぇ、今日何して遊ぶ?

瑞希

何しよっかなぁ〜

天音

僕ちょっとトイレ行ってくるね

瑞希

うん!行ってらっしゃい

気おつけてね

ジャー(水)

天音

(今日は何して遊ぼうかな〜)

天音

(鬼ごっこ?それともかくれんぼ?)

天音

缶けりもいいなぁ〜

天音

よし!!戻るか

タッタッタッ

僕は、考えもしなかった

これから…

地獄が始まることを

天音

フゥー

天音

戻った……よ?

それを見て僕は、言葉を失った

血だらけの瑞希

その瑞稀の上にまたがる蓮

その光景を見て僕は、

何を考えていいのか

分からなくなった

梵天の吸血鬼に逆らえない

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コメント

1

ユーザー

可哀想に......素晴らしい作品ですね!

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