~亮平side~
俺は幼なじみ2人が大好きになった
俺のダメなとこ優しくじゃなくて
厳しく教えてくれただてさんのこと
凹んだ俺に優しい言葉をかけてくれた
翔太のことも……
ほんと……大好きになっちゃったよ
でも今日は2人はいない
翔太とだてさんがいなかったら
友達にならなかったであろう人と
2人きり……
亮平
亮平
亮平
辰哉
辰哉
辰哉
辰哉
この人なら信頼できるという謎の安心感
最初から彼には甘えてばかりだが
何故だが彼は許してくれたし
今日もまた甘えさせてもらってる
亮平
辰哉
普通なら関わらないタイプだろう
だけどふっかは特別で
心が開けたのは……
どうして?
亮平
辰哉
こんなにもあたたかく感じるのは
なんで……?
教えてよ、翔太
亮平
辰哉
辰哉
辰哉
こんなこと、言いたくない
でも、きっと言わなきゃいけない
亮平
亮平
辰哉
亮平
辰哉
辰哉
亮平
亮平
辰哉
辰哉
辰哉
ふっかは何だかんだ鋭いね
やっぱ気づいてたか
辰哉
辰哉
辰哉
亮平
亮平
亮平
辰哉
辰哉
大好きな勉強をせず、ずっと調べてた
勉強より好きなものが……
大切な人が増えるなんて思ってなかった
辰哉
辰哉
辰哉
亮平
亮平
辰哉
辰哉
亮平
亮平
亮平
電車の乗り方を聞く翔太
だてさんの昔話を真剣に聞く翔太
いつも沢山質問する翔太
辰哉
亮平
亮平
亮平
呼び慣れた名前
俺らのこと
"本当は何でも知ってるような素振り"
辰哉
辰哉
亮平
自分でもバカみたいだと思ったよ
でも、おかしい点は散らばってる
亮平
辰哉
辰哉
辰哉
亮平
亮平
亮平
亮平
気づいてた
凄く泣きそうな顔で
でも嬉しそうで
そんな顔した翔太が俺を呼んだ時
何故だかこの人をほっとけない
目が離せないって思った
その感覚が怖くて
よくわかんなくて逃げた
辰哉
辰哉
辰哉
亮平
亮平
辰哉
すぐに信じるバカみたいで
そうじゃない何かが
翔太をそうさせてる
亮平
亮平
亮平
辰哉
亮平
辰哉
嫌われたかと思ってほんと焦った
俺がいけないんだけど
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
辰哉
亮平
亮平
辰哉
亮平
亮平
辰哉
フォローは嬉しかったんだけど
その言葉がずっと引っかかって
頭から離れてくれなくて
気がついたらもう止まらなくなってた
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
辰哉
辰哉
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
辰哉
おかしいよ、俺
非現実的なことだよ?
わかってる?
でも、他に何があるんだろう
辰哉
辰哉
亮平
亮平
辰哉
辰哉
辰哉
辰哉
辰哉
亮平
亮平
色々思い当たる節はあって
きっと嘘なのは間違いなくて
このたどり着いた結論がもし
正解……もしくは
限りなく正解に近いとしたら
亮平
亮平
亮平
亮平
全部憶測
仮定で言ってること
答えが出せないのは
俺やっぱりあんまり好きじゃない
辰哉
亮平
亮平
亮平
辰哉
辰哉
亮平
亮平
亮平
辰哉
亮平
亮平
出会うはずのない俺らが
翔太によって巡り会うことになった
いや
もしかしたら違うのかもしれない
亮平
亮平
亮平
辰哉
亮平
辰哉
辰哉
亮平
亮平
ねぇ、翔太
この考えに至った時
俺が真っ先に考えたことって
なんだと思う?
辰哉
亮平
亮平
亮平
亮平
ただひとつだよ
誰一人死んでほしくない
辰哉
亮平
亮平
辰哉
辰哉
辰哉
亮平
辰哉
辰哉
辰哉
出会ってまだ1週間も経ってないのに
どうしてこんなにこの人を
信頼できるんだろう
不思議で仕方ない
亮平
亮平
亮平
辰哉
辰哉
辰哉
辰哉
亮平
どれだけ突っぱねても
寂しかった時に
ずっと一緒にいてくれた
俺の初めての友達
辰哉
辰哉
亮平
亮平
亮平
亮平
怖かった
せっかく大事になったものが
すぐ離れちゃうのわかってて
ずっとしがみつくのなんて
俺には無理だった
だから、裏切らない勉強だけしてきた
辰哉
亮平
亮平
亮平
辰哉
でも初めて佐久間だけは離したくない
離れたくないって思えるくらい
勉強なんかよりずっと好きになれた
亮平
辰哉
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
辰哉
辰哉
証明の意味、そもそもわかってないし
てゆうかやる意味わかんないし
だって、どうせ気がついたら隣にいるし
毎日気がついたら楽しいし
もうどうでもよくなったよ
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
辰哉
俺、佐久間に影響されたのかな
それとも元々?
しつこいのって……
いや、そうやっていつの間にか
人に甘えられるくらい
心を開けるようになったのかな
佐久間のおかげで
亮平
亮平
亮平
辰哉
辰哉
亮平
辰哉
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
辰哉
辰哉
亮平
亮平
大好きな人達を傷つけたくない
どんな理由があっても受け入れるから
お願い、翔太
教えてよ
本当のこと
辰哉
辰哉
大好きだから
俺らのこと許してほしい
「俺らはどこにいても」
〖渡辺翔太編〗
~登場人物~
パラレル世界のあざとい毒舌男 阿部亮平(15) *佐久間と仲良し *照とは同じ学校のクラスメイト *信頼してる人に程かなり冷たい *翔太とだてさんが……幼なじみが大好きになる *ふっかは面白くて佐久間に(ノリが)似てるなと思ってた *は?彼女?勉強しかしてこなかったのにいるわけない、佐久間いるし楽しいからいらない
コメント
2件
この小説大好きです!早く続きみたいです(*^^*)頑張ってください!