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私だって恋をしたい中半

第1話 - 私だって恋をしたい中半

266

2018年06月08日

#恋愛

清少納言の知恵袋

いいねたくさんありがとうございました！すごく嬉しくて、叫んじゃいました！笑では続きをどーぞ。

未来

おはよー！

紅華

おはよう。

未来

なんか普通に戻ったね。

紅華

なんかめっちゃ泣きまくったら吹っ切れた。笑

未来

なんか変わったね。

紅華

へ？

未来

そういうの引きずっちゃうタイプだったのに。

紅華

でも、好きなんだろうなって音緒くんのこと。

未来

へ？

紅華

ってことはまだ吹っ切れてないのかも。笑

未来

少しくらい引きずってもいいんじゃない？

紅華

なんで？

未来

だってさ。好きなんでしょ。気づいてないだけで。

紅華

まぁね。

未来

話せないなら話せないなりにアピールしなよ！

紅華

いいよ。

未来

だって今日から光希は旅行で学校休みだよ！

紅華

でもほかのクラスの女子がなんて言うかわかんないし。

未来

あーね。

紅華

諦める。笑

紅華

あれ？旭陽くんだ。

未来

え？どこどこ？

ちなみに旭陽って言うのは紅華と未来の幼馴染です。

紅華

廊下にいる。

未来

そう言えば、クラス違ったもんね。

紅華

うん。

旭陽

!!!おーい。

紅華

((ヾ(･д･｡)ﾌﾘﾌﾘ

旭陽

こっちきて！

紅華

うん。

未来

うん。

廊下

旭陽

久しぶりじゃん。

紅華

うん。

未来

あっ私、用事が……。

紅華

あっそー。

旭陽

元気だった？

紅華

うん。

旭陽

転校生来たんだって？

紅華

うん。音緒って言うの。

旭陽

かっこいい名前！

紅華

ううん。旭陽の方が名前はかっこいい。

旭陽

名前は。は余計笑

紅華

笑

旭陽

俺さ、お前が好きなんだ。

紅華

え？

旭陽

ダメ？

紅華

いいよ。こんな私でよければ！

旭陽

良かったぁー。

紅華

失恋みたいな感じでテンション下がってたし笑

旭陽

そうなん笑
まぁ無理に話さなくてもいいけど。

紅華

うん。

美咲

旭陽先輩！

旭陽

おう！美咲ちゃん、どした？

美咲

通りかかったらいたんで。

紅華

誰？

光希

こんにちは！
旭陽先輩の彼女カッコ仮の
神崎美咲です！

紅華

彼女カッコ仮？

美咲

私が一方的に好きなだけですけど？笑

紅華

笑

旭陽

俺さ、彼女いるし！

美咲

えぇー！そんな。酷いじゃないっすか。だってあの時、大会で3位以内に入ったら付き合ってくれるって。

美咲

それで私、２位だったんですよ？

旭陽

そんなこと言ったっけ？

美咲

言いましたァ。

旭陽

でも、俺、紅華と付き合ってる。

美咲

くれは？

紅華

私、実来紅華。

美咲

へぇー。あの屋上に来てくれません？

紅華

え？

美咲

いじめらるとかじゃないですから！

紅華

え？

美咲

早く！

屋上

美咲

あの、紅華先輩のせいで私、付き合えなくなったんですけど。

紅華

それは……

美咲

だから、離れてください！

美咲

私、旭陽先輩、一筋ですから！

美咲

どーせあとから入ってきたんでしょ？

紅華

え？

美咲

横入りしないでください！
先輩なら、先輩らしく離れてくれますよね。ずるをする先輩は嫌いです。

紅華

ごめん。

美咲

なら、すぐに別れてください！

紅華

え？

美咲

横入りしたのに？

紅華

わかったよ。

廊下

紅華

あのさ旭陽？

旭陽

ん？

紅華

私と別れて。

旭陽

え？

紅華

私、美咲ちゃんと旭陽の恋を応援する。

紅華

横入りしちゃったみたいだし。

旭陽

横入り？

紅華

美咲ちゃんは旭陽一筋なんだって。

旭陽

え？

紅華

そんな後輩を応援したい

紅華

（嘘だ。ホントは恋愛したい。でもあんなに強引に言われたら反感出来ないよ。）

旭陽

そう。なら、いいよ。

翌朝

美咲

旭陽先輩！私と付き合ってくれるんですか？

旭陽

うん。

美咲

やったぁー！！！！

旭陽

そんなに喜んで笑

美咲

やっとですもん！

紅華

（はぁ、また、私の恋は終わった。）

未来

紅華！

紅華

どした？

未来

あれ？旭陽。と誰？

紅華

美咲ちゃんって言うの。1年の。付き合ったんだって。

未来

へぇー。お似合いじゃん！

紅華

ねぇ。
（今の結構いたい。お似合いじゃんとか心痛い。）

紅華

図書室行ってくる。

未来

いってらー。

図書室

紅華

笑笑

音緒

（笑ってる。）

紅華

笑笑

音緒

（何読んでるんだろ。）

音緒

（ん？暗殺教室？）

紅華

笑笑

音緒

（話しかけるべきだろうか。あまり読まないマンガの話をすればいいかな。）

音緒

ねぇ。実来さん？

紅華

うわっ……。

音緒

暗殺教室？面白いよね。

紅華

読むんですか？

音緒

うん。（嘘だけど。）

紅華

へぇー。

ｽﾀｽﾀｽﾀ

音緒

（えぇー！終わり！？）

紅華

（当然話しかけてきてなんなの？今更、光希がいないから？最低。）

翌朝

未来

おはよー！

紅華

おはよう。

未来

なんか元気ないじゃん

紅華

私、慈悲深いのかな。

未来

なんで？

紅華

私、旭陽から告白されたのに美咲ちゃんが横入りだって言われて、別れたの。

未来

え？馬鹿なの？

紅華

え？

未来

これで音緒のことから完璧に吹っ切れるチャンスだったのに！

紅華

だから、優しすぎて、バカにされてるのかなって。

紅華

光希にしても美咲ちゃんにしても、信じやすいし。言われたことには守らなきゃって思っちゃうし。

紅華

だから音緒くんや旭陽のこと諦めれちゃうのかなって。

未来

もうー！なんなの！

紅華

へ？

未来

好きなら好きってそれを突き通さなきゃ。

未来

だから、すぐに諦めれちゃうの！恋をしたくないの？

紅華

わ、私だって恋をしたいよ！でも、そういうことはどうしたらいいかわかんないし！好きな人と話すことがどれほどドキドキすることか！

紅華

未来は、好きだった陸人とカレカノになれたから！私の気持ちなんかわかんないよ！

ｽﾀｽﾀｽﾀ

喧嘩してしまった。

（紅華）

今、情緒不安定

恋愛ベタ。

人にすぐ惑わされて色んなことから逃げる。

そんな自分が嫌い。

紅華

もう！

その頃音緒は光希とのLINE

光希

あのさ！

音緒

ん？

光希

私、あんたのこと嫌いになった。別れよ！デートの誘いもないし。好きな人出来たし。旭陽って言うんだけどね。クラス違うけど。

音緒

いいよ。なら、紅華に謝ってあげてよ。

光希

は？

音緒

実来さん言わなかったけど、お前に話すなって言ったから話さないでいたからさ辛い思いしてたから。

光希

いいよ。じゃあさよなら。

翌朝

光希

はい。お土産！

紅華

ありがとう。

光希

私、音緒と別れたから。

紅華

え？

光希

呪縛してごめんねぇ。

光希

好きにしてもらっていいから。

紅華

え？

光希

あと、お願いがあるの。

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