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キス?
キスだって?
虎珀 桜兎/kohaku Oto
紀黑 創/Kiguro Sou
俺がキスなんてするわけがない
虎珀 桜兎/kohaku Oto
紀黑 創/Kiguro Sou
顔近づけてた…?
もしかして俺、無意識に近付けてたのか?気になるから?
紀黑 創/Kiguro Sou
虎珀 桜兎/kohaku Oto
春夏_Haruka
虎珀 桜兎/kohaku Oto
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
この子が証言してくれたおかげで なんて思って俺は微笑みかけた。
虎珀 桜兎/kohaku Oto
虎珀 桜兎/kohaku Oto
紀黑 創/Kiguro Sou
虎珀 桜兎/kohaku Oto
紀黑 創/Kiguro Sou
追いかけようとしたが、もう手遅れだった。手を掴みさえすればどっか行かなかったのに
…俺のせい?
紀黑 創/Kiguro Sou
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
その言葉にハッとし、頭をあげた。
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
春夏_Haruka
そう言って微笑みを俺に向けた。
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
春夏_Haruka
春夏_Haruka
唖然としていると、この子が口元に笑みを浮かべながら語っていく
中学2年の頃
その日は体育祭で…私が足を引っ張ったせいで1位になれなかったと思っていた時。
春夏_Haruka
春夏_Haruka
落ち込んでいたら、紀黑さんが来て
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
春夏_Haruka
春夏_Haruka
私は、心配をかけたくなくて 苦笑して誤魔化そうとしました。
でもあなたは…
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
春夏_Haruka
苦笑して更に誤魔化そうとしたんですけど、そんな私に、あなたはこう言いましたね
紀黑 創/Kiguro Sou
紀黑 創/Kiguro Sou
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
私はその言葉に我慢していた涙、その他もろもろあなたに吐き出してしまいました
でもあなたは、怒りもせず、呆れもせず、ただ私の背中をポンポンと優しくしてくれましたよね
紀黑 創/Kiguro Sou
紀黑 創/Kiguro Sou
そんなニコッと笑った顔にわたしはやられてしまいました。
叶わない恋だとは思ってましたけど…2年間たくさん勉強して、ここの高校にも入学できて……やっと会えたんです
紀黑 創/Kiguro Sou
確かに記憶にある。
初めて、なんとなく気にとめてた女の子。何必死になってるんだろって他人事だった。
でも、必死に頑張ってるこの子の姿を見てたら、俺がちっぽけに見えて恥ずかしくて…
だから俺も、頑張ろうって思えた瞬間だった。
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
春夏_Haruka
多分、この子の方が俺のいいところ知ってる気がする…気がするだけだけど
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
その言葉に一瞬目を見開いた。
春夏_Haruka
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
春夏_Haruka
紀黑 創/Kiguro Sou
紀黑 創/Kiguro Sou
春夏_Haruka
春夏_Haruka
春夏_Haruka
彼女は、にひひっと笑っていた。
紀黑 創/Kiguro Sou
桜兎のこと差し置いてデートなんて気が引けるけど、気分が晴れたら、絶対謝る
と言っても誤解なんだけど…
まあとにかく、俺は気分が晴れれば桜兎に謝る。そう反芻(はんすう)しながら一日を終えた。
7月5日土曜日、あいつと出掛ける日
俺は待ち合わせ場所に向かう。
紀黑 創/Kiguro Sou
そうして何分か待っていると、彼女から連絡がくる。
春夏:【すみません!今、手がかかって集合時間に間に合いません…!もし待っていたら、帰っていただけるとありがたいです…本当にすみません!埋め合わせは明日にしましょう!!】
紀黑 創/Kiguro Sou
紀黑 創/Kiguro Sou
そう呟きながら踵を返そうとした瞬間
路地裏に人影が見えた。
人影が見えただけで、気に留めるようなことでもないかと思っているとあいつの声がした。
紀黑 創/Kiguro Sou
コメント
2件
これ、流れ的にはNLかな?🙃 素敵な物語サンクス☺︎🙏✨