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episode 9

𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃 .ᐟ‪‪‪

虹音

謙杜が私のこと好きだなんて全然知らなかった…

今日はバレンタイン。

駿佑にあげるチョコを手作りして

どうやって渡すか悩んでいた矢先に

謙杜から告白されました…。

何も考えずに、駿佑が好きと言ってしまった。

虹音

…無神経だったよね

このままチョコを渡して想いを伝えても

それはそれで謙杜に悪い気がして、、

虹音

今日は…渡せないかな笑

また来年にチャンスを延ばしてしまった。

虹音

あ、駿佑から…

虹音

どうしたんだろ

謙杜を振った罪悪感で

駿佑と話すことすら気まずい。

駿佑

虹音、

虹音

どした?

駿佑

今日の夜さ、

駿佑

虹音ん家行ってええ?

虹音

いいけど…なんで?笑

駿佑

なんか久しぶりに行こかな~思て笑

虹音

まぁいいよ笑

駿佑

終わり次第行くな

虹音

はーい

虹音

なんで急に…笑

謙杜に悪いとは思ってても

やっぱり嬉しいと感じてしまう。

虹音

、、ふふっ☺️

虹音

ただいま~、

虹音

あ、そういえば駿佑来るんだった

虹音

見てた限りもうすぐ来るよね…、

〈 ピンポーン

虹音

あっ、はーい

〈 『来たで~!』

駿佑の声だ。

無意識に心は踊っている。

虹音

今出る!

駿佑

お邪魔しまーす

虹音

どうぞ~

駿佑

ほんと久々やな笑

虹音

最後に来たのいつだっけ?

駿佑

1.2ヶ月前くらいやない?

虹音

うわぁ、久々 笑

駿佑

だからそうゆーてるやん笑

虹音

笑笑

そこから色んな話をした。

仕事のことだったり

昔の話だったり、、

こんな話したのも久しぶりすぎて

いつもの倍楽しいことがわかった。

…でも

次の駿佑の一言で

一気に気まずくなる。

駿佑

あ、そういえば

駿佑

今日バレンタインやなぁ

虹音

…… (ピクッ

駿佑

みんな楽しそうやったでな笑笑

虹音

…駿佑、色んな人からチョコ貰ってたんでしょ?

駿佑

え、なんで知ってるん笑

虹音

みんな言ってたよ?

虹音

「駿佑くん貰ってくれない」

虹音

…って

駿佑

あはは笑
そーなんや笑

駿佑

まぁそりゃあ

駿佑

1人からしか貰いたないし

虹音

あぁ、、好きな人いるって言ってたよね

駿佑

そうそう~

駿佑

前、虹音に相談してたもんな

虹音

…うん、笑

「1人からしか貰いたないし」

その一言だけで

私が思ってるよりも、その人が好きだとわかる。

私だって…好きなのに。

こんなに好きなのに。

駿佑には好きな人がいる。

ただそれだけなのに…。

駿佑

虹音は好きな人にあげへんの?

虹音

あぁ、、

虹音

あげるつもりだったけど

虹音

あげれないかなぁ…笑

駿佑

そうなんやぁ~

駿佑

その人可哀想 笑

虹音

え、なんで?

駿佑

だって虹音に貰えないなんて

駿佑

損してるやん?

駿佑

駿佑

ほんとは俺が貰いたい
のに…(ボソッ

好きなのは駿佑だよ。

って今すぐにでも言えたらな…。

この気持ちはそっと閉まっておこう

そう、、思っていたのに

頭で考えることと、することが 合わなくて

次の瞬間、私はこう言っていた。

虹音

…私の好きな人、

駿佑

、、うん?

虹音

駿佑…だよ、

駿佑

え、?

(バッグからチョコを取り出す。)

虹音

ずっと前から好きでした…!

虹音

付き合ってくだs…

(ぎゅっ

虹音

ッ…///

虹音

しゅん、すけ?

駿佑

ずっとその言葉 待ってたよ

虹音

え…

駿佑

俺もずっと好きでした

駿佑

こんな俺で良ければ、

駿佑

よろしくお願いします

虹音

…うんっ!

駿佑

…///

駿佑

てか、見て笑

駿佑

俺もチョコ持ってた笑

虹音

あ、、ほんとだ笑

駿佑

ね笑

駿佑

…はい、これは俺からの気持ちです

虹音

…ありがとう

駿佑

…☺

駿佑

、、これから先のチョコは

駿佑

“俺だけ”が貰う。

駿佑

虹音からのチョコしか受け取らない

虹音

…///

駿佑

…言ってる意味わかる?笑

虹音

え、意味、?

駿佑

…笑

駿佑

教えたるな、笑

駿佑

……

駿佑

いつか絶対、

“ 結婚しよな。”

小さい頃から恋をしていた彼。

「幼なじみ」から「彼氏」になった。

今日というこの日を

私は絶対忘れない。

『誰より貴方を好きなのは』

“私”と言える自信があります。

どうか駿佑にとっても、

そうでありますように…。

そして、生涯かけて

駿佑の隣にいること。

そばにいること。 離れないことを、

誓いました__

“ 誰より貴方を好きなのは…。”

𝐹𝑖𝑛.

~ あとがき ~

たくさんのご愛読、誠に ありがとうございました!

この連載は書くのも楽しかったし、

皆様に楽しんで読んでいただけたことが何より嬉しかったです。

私が1番書いてて難しかったのは

謙杜がみっちーをすきだったことから

虹音を好きになる瞬間が大変でした笑

人はそれぞれ違いがあって、

それを認め合うことが生きていく上で大切なことだと

私はそう思っています。

これを読んだあなたにも、

周りの個性を認めることが当たり前になりますように。

最後になりますが、この連載を読んでくださってありがとうございました☺

これからも頑張っていきたいと思います!

では、またどこかでお会いしましょう。

作・筆:長 尾 謙 杜 .

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