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episode 9
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃 .ᐟ
虹音
今日はバレンタイン。
駿佑にあげるチョコを手作りして
どうやって渡すか悩んでいた矢先に
謙杜から告白されました…。
何も考えずに、駿佑が好きと言ってしまった。
虹音
このままチョコを渡して想いを伝えても
それはそれで謙杜に悪い気がして、、
虹音
また来年にチャンスを延ばしてしまった。
虹音
虹音
謙杜を振った罪悪感で
駿佑と話すことすら気まずい。
駿佑
虹音
駿佑
駿佑
虹音
駿佑
虹音
駿佑
虹音
虹音
謙杜に悪いとは思ってても
やっぱり嬉しいと感じてしまう。
虹音
虹音
虹音
虹音
〈 ピンポーン
虹音
〈 『来たで~!』
駿佑の声だ。
無意識に心は踊っている。
虹音
駿佑
虹音
駿佑
虹音
駿佑
虹音
駿佑
虹音
そこから色んな話をした。
仕事のことだったり
昔の話だったり、、
こんな話したのも久しぶりすぎて
いつもの倍楽しいことがわかった。
…でも
次の駿佑の一言で
一気に気まずくなる。
駿佑
駿佑
虹音
駿佑
虹音
駿佑
虹音
虹音
虹音
駿佑
駿佑
駿佑
虹音
駿佑
駿佑
虹音
「1人からしか貰いたないし」
その一言だけで
私が思ってるよりも、その人が好きだとわかる。
私だって…好きなのに。
こんなに好きなのに。
駿佑には好きな人がいる。
ただそれだけなのに…。
駿佑
虹音
虹音
虹音
駿佑
駿佑
虹音
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
好きなのは駿佑だよ。
って今すぐにでも言えたらな…。
この気持ちはそっと閉まっておこう
そう、、思っていたのに
頭で考えることと、することが 合わなくて
次の瞬間、私はこう言っていた。
虹音
駿佑
虹音
駿佑
(バッグからチョコを取り出す。)
虹音
虹音
(ぎゅっ
虹音
虹音
駿佑
虹音
駿佑
駿佑
駿佑
虹音
駿佑
駿佑
駿佑
虹音
駿佑
駿佑
虹音
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
虹音
駿佑
虹音
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
“ 結婚しよな。”
小さい頃から恋をしていた彼。
「幼なじみ」から「彼氏」になった。
今日というこの日を
私は絶対忘れない。
『誰より貴方を好きなのは』
“私”と言える自信があります。
どうか駿佑にとっても、
そうでありますように…。
そして、生涯かけて
駿佑の隣にいること。
そばにいること。 離れないことを、
誓いました__
“ 誰より貴方を好きなのは…。”
𝐹𝑖𝑛.
~ あとがき ~
たくさんのご愛読、誠に ありがとうございました!
この連載は書くのも楽しかったし、
皆様に楽しんで読んでいただけたことが何より嬉しかったです。
私が1番書いてて難しかったのは
謙杜がみっちーをすきだったことから
虹音を好きになる瞬間が大変でした笑
人はそれぞれ違いがあって、
それを認め合うことが生きていく上で大切なことだと
私はそう思っています。
これを読んだあなたにも、
周りの個性を認めることが当たり前になりますように。
最後になりますが、この連載を読んでくださってありがとうございました☺
これからも頑張っていきたいと思います!
では、またどこかでお会いしましょう。
作・筆:長 尾 謙 杜 .
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