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星が綺麗だなんて言わないでよ
諦められる物も諦められなくなっちゃうじゃん、
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S.
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S.
初兎ちゃんは空を指差す。
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S.
S.
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S.
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まただ。
もうやめて。苦しくなるだけだから
S.
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S.
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S.
S.
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…何それ
そんなのもう告白じゃん…
お願い。お願いだからそんな事言わないで
変に期待しちゃうから
もしかしたら って思っちゃうから
S.
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S.
S.
そう言ってコテン、と僕の方に頭を乗せる。
星を見つめる初兎ちゃんの瞳が潤む。
徐々に目に涙が溜まって行き
軈て雫と成って零れ落ちる。
初兎ちゃんの横顔に、涙が光る。
それはまるで夜空を翔る流れ星の様で
思わず見惚れてしまっていた。
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S.
S.
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初兎ちゃんが、何を思ってそれを言ったのか
初兎ちゃんの「好き」は、如何云う好きなのか
果たしてそれが嘘か本当かすらも、僕には判らない
S.
初兎ちゃん、
ねえ初兎ちゃん、
僕は期待して良いの…?
*⋆⁺⊹ 最終話に続く ⊹⁺⋆*