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僕は素直じゃない 今まで恋人は出来たことあるけど 全員1ヶ月も持たなかった 原因は決まって僕 僕が素直じゃなくてかわいくないから 相手に好きって言われても恥ずかしくてなにもいえない だからわざと素っ気ない態度をとってしまう そのせいで恋人は全然いなかった …でもそんな僕を好きになってくれる人がいたんだ
桃くんに出会ったのは2年半前 たまたまいつも行く居酒屋に 桃くんがいた こんな古い居酒屋にイケメンが いるなんてびっくりして 彼女でも待ってるんだろうと思って 気にせずにお酒を飲み始めた 3杯目を飲もうとした時 桜のような綺麗な髪が僕の視界に 入った さっきのイケメンが僕の隣に座って 「こんばんは」 と話しかけてきた 「……こんばんは…?」 急に話しかけられたもんだから動揺しちゃって疑問形になっちゃったけどイケメンは気にしてなかった 「なに飲んでんのー?」 ずいっと僕の肩を自分の方に引き寄せる …なんなのこいつ? 「別に、なに飲んでても関係ないじゃないですか …」 肩を掴まれた手を振りほどきプイッとそっぽを向く 「お願い!俺、なに飲もーか悩んでんの」 しつこいなぁ… 「日本酒ですけど、これでいいですか?」 そしたら桜色の髪をした君は ニコッと笑い 「ありがとー!一緒に飲んでもいい?」 もしかして、、僕のこと女だと思ってる…? 何回か女子と間違われてレイプされそうになったこともあるのでこいつも勘違いしてるんだと思った 「ねぇ、僕のことナンパしてる? 残念だけど僕男だよ」 「うん、君のことナンパしてるよ そして男ってことも分かってるニコッ」 は?…ホモなの? 僕もホモだけど、こんなイケメンなのに?? 「別にいいけど、、かわいい子なら他にいると思いますよ…」 「よっしゃ… 俺はかわいい子じゃなくて君と飲みたいの」 「はいはい、」 きっと誰かと飲みたいのはホント でも僕と飲みたいのは嘘 例え気になったとしても、 すぐ離れるでしょ 「彼女とかいるの?」 「…いない、てか僕同性が好きだし」 「へー じゃあ俺と同じだな」 「店長、日本酒おかわり」 「おま、無視すんなよ…」 まだ離れないのかよ… さすがに無視とかされたら 察するだろ…… それから色々嫌なこと仕掛けてみても 全然動じないし少しも僕から離れずに ずっと話しかけてくる 「…僕、そろそろ帰る」 「えー?もう帰るの?」 「3時間も話しただろ!またいつか会お」 会計を済まして外に出る それでもさっきのやつはついてくる 「おい!いつまでついてくんだよ!ストーカー!!?」 「だって、そろそろ酔い出すかなって」 「きっしょ、変なこと推測しないでよ」 でもぶっちゃけ酔いが回ってきた 歩くのが無理 なんとか足を運んでたけど 限界だったみたい 僕は道端に倒れてしまった 「ーー!!」 なんか言ってるけど、よくわかんな… 「…んぅ」 朝起きたら知らない景色が広がっていた 僕がいつも寝ているのは白色のベットシーツなのにここはグレーのシーツだ 「…どこ?」 起き上がろうとしたら自分がなにも着てないことに気付いた 「はぁぁぁ!?」 少し腰が痛いことにも気づいてしまった そういえば昨日酔って道に倒れたかも… それでレイプされた…?? 周りを見ても自分の服がなかったので 毛布を羽織って寝室から出る 「スンスン…なんかいい匂いする」 匂いの方向に向かっていくとリビングに出た 「あ、やっぱ起きてたんだ 服今洗濯中だから待っててな 」 そこには昨日の桜色の髪のやつがいた え、?待って… あいつに抱かれたってこと?? え?? ぺたりとその場にしゃがみこむ 「うお、大丈夫か?」 「昨日…何があったの…?」 僕は震えながら彼に聞いた 僕は酔いが回って少しの間眠っていたらしい 僕の家がわからなかったので自分の部屋にとりあえず寝かせた そしたら僕は「抱いてくれ」とせがんだ 「と、いう訳だよ」 「あ、有り得ない……」 「俺からはなにもしてないからな! お前がせがんできたんだからなー」 「そんなぁ…」 「まぁ、とりあえず朝飯食べよーぜ」 「……僕服着てない、」 「はっwww昨日全部見たんだから関係ないだろwwwww」 爆笑しながら言う君に頬を膨らませる でもお腹空いたし仕方ない 椅子に座り手を合わせる 「んっ、おいひい!」 「だろ!この味噌汁頭痛い時にいいんだよ」 「へ〜 料理上手いんだ!」 「……やっと笑ったw」 「…え?」 「だってお前全然笑わないんだもん だから笑わせるまで一緒にいようと思って」 ニコニコと笑いながら言う君 「僕だって人間なので笑いますー」 「はいはいwww」 「……名前なに?」 「名前?俺は桃 お前は?」 「僕は青 桃くん助けてくれてありがと、」 少し素っ気なくなってしまう こーゆうとこだよな、 「ん、どーいたしまして」
それから僕達は1ヶ月に2回くらいの頻度で会うようになった 一緒にいたら楽しくて 出会って4ヶ月くらいたったとき 桃くんから告白された 少し悩んだけど もっと近くにいたいって感じたから 付き合うことにした 僕はやっぱり素直になれなかったけど そんな僕を桃くんは受け入れてくれた そんな桃くんが愛おしくてどんどん 大好きになっていった でもそれを言葉にすることは どうしても出来なかった 桃くんが好きっていう気持ちが抑えきれない時は親友の黄くんに色々相談したり惚れ気を聞いてもらったりした だから少しだけ手を握り返したり キスのとき桃くんの腕をギュッと掴んでみたりもした 黄くんは赤くんという彼女がいるので 色々話してくれた だからこの2年間上手くいってると 思ってたんだ 「別れよっか」 そう桃くんの口から零れた言葉に 理解が追いつかなかった そして理解した瞬間涙が溢れて止まらなかった 桃くんはまた来るって言って家から出ていった 何度も呼び止めたけど僕の声が枯れていて聞こえなかったんだ それからずっとずっと涙はとまらなくて たくさん後悔した あのときなんでキスできなかったんだろう あのとき寂しいそうな君の背中に気付いていたのになんで抱きしめてあげられなかったんだろう なんで、好きって言ってあげられなかったんだろう 言葉にしないと伝わる訳ないのに end
見てくれてありがとうございます(*´ `*) …なんか甘々を書こうとすると 私の場合どちらかが泣いてるんですよね (;꒳; )( ;꒳;
コメント
7件
フォロー失礼します🙇♂️💕 主様のストーリーどストライクです、😢💕
Happy Endみたいですー!(´Д⊂グスン
これ、HappyENDにしてぇ(´;ω;`)