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おんりー いじめ

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おんりー いじめ

12 - 第11話

♥

404

2025年04月11日

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あれから、いじめがなくなったわけじゃない

今でも無視や仲間はずれにされたりする

でも、そんなこと、もうどうだっていい

クラスメイト

....っ、て、てめぇ!

おんりー

......あ?

クラスメイト

.....っ。

今は俺が上だ

暴力をされることもない

私物は今でも隠されたり壊されたりする

でも....

おんりー

......ちっ。

クラスメイト

ひっ....

おんりー

おい。

おんりー

俺の体操服どこにやった

クラスメイト

し、しらな....

おんりー

知らないわけないだろ

おんりー

さっさと言え。

おんりー

じゃないと.....

クラスメイト

......!

クラスメイト

そ、そこです!

クラスメイト

そこの奥に隠しまし、た...。

おんりー

....早く言え

クラスメイト

.....っ、はいっ.....

ぶりっ子

......。

これでいい

これが正しい

いいはず、なのに.....

おんりー

......。

どうしてこんなに、寂しいのだろう....

おらふくん

あ、あのっ.....

おんりー

......?

あぁ、おらふくんか....

こいつらの誰かに用事でもあるんかな

おらふくん

お、おんりー.....

おんりー

......は?

おらふくん

......っ。

めん

......来てください

めんまで.....

おんりー

なんで?

おらふくん

その.....

おらふくん

話したいことが...ある......

おんりー

この前俺なんて言った?

おんりー

タメ口使うなって言ったよね

おらふくん

ぁ......

おらふくんは今にも泣きそうな顔をする

なんでそんな顔するの

先輩に敬語使うのは常識でしょ

俺は同級生のこんなやつらにも敬語使わされたのに

めん

一緒に来てください

おんりー

だから、なんでって聞いてるの

おんりー

同じこと何回も言わせないで

めん

......。

めん

話したいことがあるんです

めん

だから....っ。

めんも、同じような顔だった

わからない....

俺、こんなのじゃなかったのに....

本当の俺は、どこ.....?

おんりー

....見てわかるでしょ

おんりー

俺、今弁当食べてるの

おらふくん

....はい..........。

おんりー

その俺の時間を取ってまで、大切な話なの?

めん

そうです....

おんりー

ふ〜ん.....

どうすればいいんだろう....

わからない....

このまま進むべきなのか

立ち止まるべきなのか

でも、立ち止まったところで、何をすればいいのか....

俺はみんなにあんな最低なことした...

だから、みんなに助けを乞う資格なんてない....

どうすれば.....?

わからない....

わからない.....

わからな....

めん

俺たちが、おんりーを救ってみせる

おんりー

......っ?!

おらふくん

絶対に!おんりーが僕たちと来て良かったと思えるようにするから!

おらふくん

だから!

おらふくん

一緒に、来てください....

おんりー

......。

めん

今の俺たちの誠意を、見て欲しいんです

今の俺には、2人の名前を呼ぶ資格もないんだろうな....

おんりー

.....はぁ〜。

おらふくん

.....っ。

おんりー

わかった

めん

ぇ.....

おんりー

5分だけね

おらふくん

......!

めん

わかった!

おんりー

ん.....。

なんでこんな俺に、ここまでしてくれるんだろう....

わからない....

なんでわからないの?

わからない....

俺は何を探してるの....?

わからない....

ガチャッ🚪

おんりー

.....んっ。

風が強い.....

太陽も眩しい....

ドズル

.....来たね

おんりー

....なにか用ですかね

ぼん

うん

おんりー

出来ればすぐに終わらせて欲しいんですけど

ここに来るまで、ふたりとは一切話さなかった

口を開いても、何を話せばいいのかなんてわからなくて....

どんよりとした空気を吸う度に、肺が腐っていくような気がして....

....ふたりにも、同じような想いさせちゃってたかな

そうじゃないといいな....

ドズル

.....おんりー。

おんりー

なんでしょう

ドズル

おんりーは、僕たちのことどう思ってる?

おんりー

......は?

どう思ってるか、って....

おんりー

言ってる意味がよくわからないんですが

ドズル

なら少し言い方を変えるね

ドズル

おんりーは僕たちのこと嫌いなの?

おんりー

......。

嫌い?

誰が誰を?

俺が?

俺がみんなを嫌う?

....そんなの

おんりー

.......当たり前じゃないですか

おらふくん

え.....?

違う

おんりー

俺はみんなのせいでいじめられた

おんりー

みんなとずっと比べられてた

おんりー

上の者が下の「物」の気持ちなんてわかるはずない

俺が言いたいのは、こんなのじゃない

やめてくれ

おらふくん

......っ。

めん

....おらふくん。

おらふくん

.....うんっ。

おんりー

......っ!

ふたりにあんな顔させないでくれ

見たくない

なのに目が離せない

いやだ

なんで俺...こんな.......!

ドズル

.....あのふたりを見て、おんりーは何を感じてるの?

おんりー

へ.....

感じる....

何を感じてるの?

わからない

なんで....

なんで、わからないの!!

おんりー

.......っ。

ドズル

大丈夫

おんりー

.....ぇ?

ドズル

おんりーが苦しんでるなら、みんなで救いあげる

ドズル

僕たちは今までも、そうやって助け合ってきたでしょ?

おんりー

......。

助け合ってきた.....?

違う

俺は何もできてない

俺だけ....

俺だけは、いつもみんなに迷惑だけかけてなにもしてない....

俺は....

ぼん

おんりーは気づいてないだけ

おんりー

えっ.....?

ドズル

おんりーは今までも、ちゃんと僕たちのことを助けてくれてたよ

おんりー

俺.....

違う

なにもできてない

俺は....

おらふくん

......っ、おんりー!!

おんりー

......っ?!

おらふくん

なんでいつもそうなん!!

おらふくん

僕らに一切相談せんで!!

おらふくん

1人で考え込んで....っ!!

おらふくん

その結果....こんな......!!

おんりー

......。

おらふくん

なぁ....!

おらふくん

名前、呼んでよっ.....!!

おんりー

......っ。

名前....

ダメ....

俺にみんなの名前を口にする権利なんてない....

俺は.....

おらふくん

なぁ.....!!

おんりー

.....っ、無理なんだって!!

おらふくん

.....っ?!

めん

おんりー.....?

おんりー

俺...俺は.....!!

おんりー

俺、は.....

この気持ちはなに....?

わからない....

なんでこんな気持ちに....?

わからない....

おんりー

わからないんだって....

ぼん

分からない?

おんりー

......。

おんりー

もうわからないの....

おんりー

自分がなにしたいかも...

おんりー

何を感じてるのかも....

おんりー

もう、わからない....

ドズル

おんりー.....

涙が、出ない.....

こんなに辛いのに、どうして....?

わからない.....

おんりー

.....はぁ〜.........。

おんりー

俺はもう....みんなとは居れない

ドズル

どうして?

おんりー

みんなにあんなこと言って...

おんりー

こんな顔させて.....

俺は近くにいたおらふくんの顔をさすってみる。

おらふくん

おん、りーっ.....

今にも泣きそうで、真っ赤な顔....

みんなそう。

ドズル

......。

ドズさんは、ポーカーフェイスを保ってはいるものの、涙で目が潤んでる

ぼん

......っ。

ぼんさんは、顔を背けて、肩を震わせてる

めん

おらふくん.....

めんは、頬を涙が伝ってるけど、本人は気にとめていないようで....

おんりー

......。

みんな、泣いてる

俺が泣かせた...

おんりー

....俺には。

おんりー

みんなの名前を呼ぶ資格なんてない....

おらふくん

ぇ.....?

めん

....どういうこと?

おんりー

.....。

....これ以上、話すことなんてない

話せることなんかない

おんりー

もう5分は経ったので

おらふくん

ぁ.....

おんりー

.....それでは

ドズル

待って!

おんりー

......。

ドズル

おんりーは....

ドズル

おんりーは、このままでいいの?!

おんりー

このまま?

ドズル

僕たちのこと避けて!

ドズル

あいつらと同じように、あいつらを恐怖で黙らせて!

ドズル

ずっと...1人で悩んで.....!

何を言ってるのか、よくわからない...

聞こえてるのに、頭に入ってこない...

ドズさんの声がふわふわしてる....

ドズル

僕たちは、そんなに頼りないの....?

ドズル

僕たちは████で、×××××な、ーーーーじゃん!

なにヲいってるノ....?

ワからナい....

ワカルひつよウなんてナイ....

イッカ....

モウナンデモいイ.....

おんりー

.......。

ドズル

ねぇ!おんりー!!

おんりー

.....ウルサイ

ドズル

えっ.....?

おんりー

ワカラナイ....

おんりー

ナンデワカラナイ.....?

おんりー

ワカラナイ....

おんりー

ツライ....

おんりー

ナンデツライ....?

おんりー

ワカラナイ....

ぼん

おんりー.....?

おんりー

オレ....

おんりー

オレ、ハ.....

おんりー

俺は、どこ.....?

めん

......ギュッ

おんりー

......?

めん

大丈夫

めん

おんりーはちゃんと、ここにいる

あタたかイ.....

おレ....こコにイる.......?

おらふくん

おんりー....!

おらふくん

......ギュッ

おらふくん

おねがい....!

おらふくん

戻ってきてやぁ...!

おんりー

......。

俺は.....

ドズル

おんりーはいつも、抱え込みすぎ....!

ドズル

......ギュッ

わからない....

ぼん

少しは頼れ。自分を大切にしろっての!

ぼん

......ギュッ

おんりー

......っ。(泣)

俺、泣いてる....?

なんで.....

さっきまで涙なんて出なかったのに....

おんりー

ぅ.....っ

おんりー

うぁあああああ!!(泣)

わからない

わからないのに辛くて...

わからないのが辛くて....

でも....

久しぶりだな...

みんなとこんなに近いのも

人のあたたかさに触れたのも

ずっと、このまま.....

ドズル

.....おんりー?

おんりー

.......zzz

ドズル

寝ちゃったか.....w

ぼん

まぁ、こんなに泣きわめいてたらそうなるわな....w

おらふくん

こんなになるまで、ずっと1人で耐えてたん.....?

おらふくん

おんりー......

めん

思ってた以上に、重いかもしれないですね

ドズル

うん....でも。

ドズル

おかえり。おんりー

おんりー

......zzz

おんりー

.....んんっ

おんりー

あ、れっ......

ここは.....?

ねこおじ

あ!起きましたか!

おんりー

ひっ.....?!ビクッ

ねこおじ

あ、ごめんなさい.....

おんりー

え、あ、ねこおじ先生....?

ねこおじ

はい!

ねこおじ

も〜びっくりしましたよ!

ねこおじ

ドズルくんがおんりーくんをおんぶで運んできたんですよ?

おんりー

え、そうなんですか....

ドズさんが....

ねこおじ

他のみなさんも、心配した表情で....

ねこおじ

何事かと、こっちまで変に緊張しましたよw

おんりー

ご、ごめんなさい....

ねこおじ

いえいえ、おんりーくんが謝ることじゃないんで

ねこおじ

.....でも

おんりー

......?

ねこおじ

おんりーくん、最近寝れてなかったでしょ?

おんりー

うぇっ.....?!

ねこおじ

顔色も悪かったし、薄くだけどくまもできてたからね

おんりー

まぁ....そうですね

ねこおじ

保健室に来なくなって、心配してたんですよ〜!

ねこおじ

少しは顔見せに来てくださいよ〜?

おんりー

は、はい.....

おんりー

ごめんなさい.....

ねこおじ

いえいえ〜

ねこおじ

あ、そうそう

ねこおじ

ドズルくん達から伝言預かってるよ

おんりー

えっ.....

ねこおじ

後でまた来るから、今はゆっくりしててほしい。

ねこおじ

今度こそ、ちゃんと話し合いたい。

ねこおじ

ですって。

おんりー

あ.....

話し合いたい.....か。

ねこおじ

何があったのかわからないけど....

ねこおじ

ちゃんと向き合ってあげてくださいよ?

おんりー

......。

ねこおじ

まだそんなに時間経ってないから、もう1回寝てていいよ

おんりー

でも....

ねこおじ

寝てなさい

おんりー

......は〜い

ねこおじ

それでよし!

ねこおじ

それじゃ、おやすみ

おんりー

おやすみなさい....

どうしよう。

絶対気まづくなっちゃう....

でも、このままは.....

....そんなことを考えてるうちに、俺の意識は睡魔に奪い去られていった。

おわるお

短いごめんお

おんりー いじめ

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軽い気持ちでみてた! 泣いちまった!心の準備がぁ、、!

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