TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

椿

どうも椿です

主さん

主さんです

椿

ねぇ、今思ったけど

椿

これ何話で終わる気?

主さん

アニメの最後まで…

椿

本当に終わる?

椿

今だって1話にどんだけかけてるの?

主さん

スンマセン

椿

今日は終わらせてね

主さん

エイエイサー!

椿

それではどうぞ

主さん

どうぞ

潑春

ずっと見てきたわけじゃないから確証はないけど

潑春

取り敢えずいい方向に進んでるならいいんじゃない?

潑春

特に由希

ん?

潑春

俺の初恋は由希だから

(落とす)

潑春

夾は好きだけど

潑春

由希は俺にとって特別なやつだから

は、はぁ

潑春

ガキの頃は大嫌いだったけどな

へ?それはなぜ…

潑春

鼠だから

潑春

昔話であるだろ?

潑春

鼠は牛の背に乗り宴へってやつ

潑春

あれで無意識に敵視してた

潑春

それに牛は馬鹿で間抜けだから

潑春

そんなことされるんだって

潑春

ガキの頃から周りの大人たちに笑われていた

潑春

俺は…俺自身が間抜けでバカって言われてる気がした

潑春

それで卑屈になって鼠のせいだって

潑春

いつもイライラして

潑春

すぐキレる子供だった

潑春

ブラックな人格もその頃出来たもんで

潑春

親もそりゃあ手を焼いて

潑春

ストレス発散のために武術を習い始めたんだ

潑春

でも発散なんて出来なかった

潑春

武術自体は楽しかったけど

潑春

相変わらず笑われることも多かったし

潑春

そんなある日だ

潑春

由希にバッタリと会う

潑春

実はそれまで言葉を交わしたことがなかった

潑春

俺はブチってなって溜めてたもの全てぶちまけた

潑春(幼い頃)

てめぇのせいだ!

潑春(幼い頃)

俺が笑われるのも

潑春(幼い頃)

卑怯で汚いお前のせいだ!

潑春(幼い頃)

俺が間抜けなのもバカなのも!!

潑春(幼い頃)

はぁはぁ

由希(幼い頃)

そう、なの?

由希(幼い頃)

君はそうなの?

由希(幼い頃)

本当にバカなの?

潑春(幼い頃)

違う…

潑春(幼い頃)

違う…違うよ俺

潑春(幼い頃)

俺…バカじゃない

潑春(幼い頃)

バカじゃないよ…

由希(幼い頃)

うん…わかった

椿(幼い頃)

由希…と、潑春

由希(幼い頃)

椿?どうしたの?

椿(幼い頃)

お散歩

椿(幼い頃)

春もお散歩する

潑春(幼い頃)

うん、する

椿(幼い頃)

またね由希

潑春(幼い頃)

ばいばい

由希(幼い頃)

うん!

潑春

それ以来キレる回数も減った

潑春

1番心に溜めていたもんを由希が言わせてくれた

潑春

心の枷を外してくれた

潑春

驚いた

潑春

想像してた由希と違って

潑春

そうなんだよな

潑春

俺も由希を卑怯な鼠だと決めつけていた

潑春

あの日由希に会えて良かった

潑春

じゃなきゃ誤解したまま嫌ってた

潑春

それこそ本当のバカだ

素敵なお話です

潑春

そういや夾も驚いたな

潑春

あんたの隣にいた由希が穏やかに笑ってて

潑春

あんな笑い方本家にいた頃したこと無かった

潑春

だからあんたが由希の心を和らげてるのかなって思ったんだよ

いや、いえ、私にはそんな大層なことなど…

潑春

そうかな?じゃあ試す?

潑春

下の名前で呼んでやるといい

潑春

きっと喜ぶ

ほ?そのようなことで草摩くんが?

由希

ん、あれ?本田さん?

気づかれましたか?

由希

そうか俺!

寝ていてください!

由希

俺、どうやって家に?

潑春さんが牛さんになってくれました

由希

ありがとう

潑春

うん

潑春

俺が如何に由希が好きかとくと吹き込んでおいたから

由希

よりによってなんでそういう話するかな

由希

本田さんが本気にとったらどうするんだ?

潑春

本気の話だし

で、でもとても素敵なお話でしたよ

えっと、由希くん!

由希

いいんだよ春に気を…

由希

…!

ボフン

潑春さん、やっぱり私では無理です…

画して嵐のような持久走は終わり

スリーカードだ!

紫呉

僕はフルハウス

私は…ファイブカードよ

だぁぁ!また負けた!

その夜皆さん風邪で寝込むことになりました

潑春

そりゃあこの寒空の中延々とポーカーしてれば

はとり

(一族中で俺を過労死させたいらしいな)

椿

終わり

主さん

また明日

椿

じゃあね

フルーツバスケット

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

102

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚