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【僕と兄さんの関係、{小湊家の話}】

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【僕と兄さんの関係、{小湊家の話}】

23 - 第三十一話伊集院さんによる稽古!奏がボコボコになる…?‼︎

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2023年09月13日

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俺の名前は小湊奏

小湊奏

では先生…!お願いしますっ

伊集院茂雄

そうだね…ではまず軽く行こうか

流川隆雄

じゃあ僕は!いつでも奏さんを受け止める準備をしてます!

拷問ソムリエである師匠に稽古を受けている、元殺し屋の半グレだ

先ほどいったとおり、俺は拷問ソムリエの伊集院さんに稽古をつけてもらっている

事の始まりはあの日まで遡る

小湊奏

さてそろそろ帰って…

外道モブ

どけやテメェエエ!

小湊奏

?…なんだ?

とある見知らぬ男が凄い勢いで走ってきており、その後ろから誰かに追われていた

その追っていた人が伊集院さんと流川くんだ

突然、後ろから男をおって走る流川くんが

流川隆雄

すみません!そこの方!その男を抑えてください‼︎

と叫んだので、

小湊奏

ていっ

外道モブ

ぎゃあああ

逃げる男の骨を折ってやった

その結果、俺と伊集院さんは出会った

本当はここで分かれ帰るところだったが、この話には続きがある

小湊奏

では僕は帰りますんで、失礼しt

流川隆雄

もしよかったら、何かお返しをさせてくれまんか?

流川くんがいきなりこう言い出した

あんまり長く関わると面倒とも思ったが、その時俺はふとこう考えた

伊集院さんに稽古をつけてもらえば、さらに強くなれるのではと、なんとも単純な考えだが

小湊奏

じゃあ、一つ…お願いしますね

こうして週に二、三回稽古を受けることになった

俺は2つの戦争をいききする、体力をつける必要もあったし、

何より俺がいる側は、どちらの戦争も戦力が問題だ

力的ではなく数的に、それを補うために力が必要だからだ

で、今に至るわけだ

剣の稽古も一応教わる、全てを序盤から学び直し更に上を目指すために

それに、相手も相手…

竹刀を握る手にも力がはいるというものだ…

小湊奏

それじゃあ、伊集院さん
よろしくお願いしますね

伊集院茂雄

あぁ…だがいきなり全力では後にひびくからね、

伊集院茂雄

最初は少し軽く体を動かしていこう

小湊奏

ですね、準備運動程度で…いいかな…

そういい終わった同時だった、俺と伊集院さんは同じタイミングに踏み込んだ

直後、先生と俺の竹刀が激しくぶつかり合う

小湊奏

(金属でできているわけでもないのに、今にも火花がでる勢いだ…!)

小湊奏

(流石は歴戦の猛者…!格が違う!)

今までにない程の力を前に、つい頬が緩み笑みが溢れる

伊集院茂雄

(まるで肉食獣のような力…流石はあの北条家…)

伊集院茂雄

(とても興味深い…)

流川隆雄

お2人とも凄い…!僕にはもう何が何だか分からない!…

流川隆雄

(でも、これだけは分かる…お2人とも、少し口角が上がっている)

流川隆雄

(楽しんでいられる…?)

だがこれではただの力比べ…伊集院さんが少し力を加えて俺を押してくる

小湊奏

よっ…!

俺はすかさず後ろに飛び、また地面を蹴り畳み掛ける

小湊奏

はぁあああっ!

そして竹刀を伊集院さんの頭目掛けて振り落とす

伊集院茂雄

ほう、中々のキレだ…

たが伊集院さんは、それを受け身も取らずスラリと躱した

でも、これだけで終わるわけがない 振り下ろした竹刀に横から力を加え軌道をずらす

伊集院茂雄

(早い…そしてこの動き、鼓舞剣術か…)

小湊奏

てえええい!

横に一閃、まさに一撃必殺といえるほどの力で竹刀をふるう

が…

伊集院茂雄

甘い、それではまだ相手に隙を与える…

なんとその技を抑えられてしまった、竹刀を挟む様にして受け身をとった

小湊奏

ちぃい!っ

そしてコンマI秒でもあれば、

伊集院茂雄

ではトドメだ…‼︎

小湊奏

ぐあッッ

全体重を乗せた面打ちをもらう

小湊奏

(なんて威力だ…!…あ、まずい…意識、が…)

しかもそれがこの人の力になると、簡単に意識をとばすことなんてへでもない…

案の定、僕は気絶した

伊集院茂雄

しまった…少し力をかけ過ぎたか…

流川隆雄

奏さん、泡を吹いてますね…

小湊奏

ブクブクブクッ)〜〜

多分、脳震盪でも起こしてたのだろう 俺は泡を吹いていたらしい

不甲斐ない…

こうして今日の稽古は終わった

小湊奏

ありがとう…ございました…ぐふっ…

伊集院茂雄

また次回も頑張ろう

小湊奏

はい…っ

流川隆雄

頑張ってください奏さん!僕応援してます!

流川隆雄

ファイト、オー!…です!

小湊奏

あっはは、ありがとう流川くん…

これも家族や仲間を守るため…

俺は努力する!また次回の稽古がある、先生にはその時勝てばいい

そう考えていた

だが、俺がこうしている間

まさかあんな事態が起きようとは思ってもいなかった__

このことはまたしばらく先の話だ…

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