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学校の怪物 Ⅰ期

第20話 - 学校の怪物 20

700

2019年08月17日

#怪物

名無し

織田麗綺

っと…言う事だ。

太陽音裳

…そんな…事が…

刈乃愛練

全く…知らなかった…

野ヶ咲竜

…月…

月夜咲斗

…

歩く音

月夜咲斗

…！

月夜咲斗

ぐあっ…！

太陽音裳

咲斗！？

咲斗の胸ぐらを

翼が掴み上げる

太陽音裳

ちょっと翼！

太陽音裳

やめてあげて！咲斗が苦しそうだよ！

羽芽涅翼

おい…てめぇ…！！

羽芽涅翼

副官の座を取られたくないだけで…

羽芽涅翼

人を殺す事何かないだろ！？

野ヶ咲竜

…翼…月を離せ…

羽芽涅翼

離すもんか！！

羽芽涅翼

良いか！？

羽芽涅翼

お前の副官の座の事何かで！

羽芽涅翼

俺らを巻き込むんじゃねぇ！！

羽芽涅翼

副官の座を取られたならなぁ！！

羽芽涅翼

また採用してくれるように努力すりゃ良いんだよ！！

羽芽涅翼

副官の座を取られたくないから人を殺しただと？

羽芽涅翼

そして協力して貰った王まで殺しただと？

羽芽涅翼

ふざけんじゃねぇ！！

羽芽涅翼

お前がもう少し考えていれば

羽芽涅翼

麗綺さんの大切な家族はお前なんかの手で失う事はなかったし！

羽芽涅翼

お前自信も麗綺さんに狙われる事何か無かったんだぞ！？

羽芽涅翼

何故それが分からない！？

羽芽涅翼

お前はいつもいつも

羽芽涅翼

音裳を一人ぼっちにはするし！

羽芽涅翼

自分が楽しければそれで良いのか！？

羽芽涅翼

音裳はずっとお前の事を考え心配してるんだぞ！？

羽芽涅翼

お前は入学初日から自分勝手だな！！

月夜咲斗

…僕は…

月夜咲斗

力が欲しかっただけなんだ…

羽芽涅翼

あ？

太陽音裳

力が…

織田麗綺

欲しかっただけだと？

月夜咲斗

嗚呼…そうだ！

月夜咲斗

本当は…麗綺…お前も殺すつもりだった！！

月夜咲斗

織田家は俺が継げればそれで良かったんだよ！！

月夜咲斗

だが！あの王がお前を嫁で貰いたいと言うから！

月夜咲斗

殺すにも殺せなかったんだよ！！

月夜咲斗

だが、お前が豊臣家の嫁になれば

月夜咲斗

織田家は僕へと継がれる！！

月夜咲斗

だから、それで良いと思った！！

月夜咲斗

けども！！

月夜咲斗

お前は豊臣家の王を撃った。

織田麗綺

軽い傷を負わせただけだ

月夜咲斗

だが最終的には、僕が殺した事になった…

織田麗綺

貴様のせいで織田家の兵士は全滅…

織田麗綺

城も壊れかけて…立ち直れそうにはならなかった…

織田麗綺

だから俺は、もっと強くなる為に…

織田麗綺

この、慶王特別怪物学校に入学した。

織田麗綺

そして名前を呼ばれる時に…

織田麗綺

お前の名前が呼ばれてびっくりした…

織田麗綺

いや…嬉しくて殺意が収まらなかった…

織田麗綺

早く強くなって…

織田麗綺

お前を殺す瞬間を何度も何度も考えて…

織田麗綺

そして、お前が痛みに苦しみながら死んで逝く所を想像してな…

織田麗綺

そんな事を想像している内に…

織田麗綺

早くお前を殺したくなった。

織田麗綺

もう、十分強くなった。

織田麗綺

授業とかでお前の強さを見たが…

織田麗綺

俺の方が断トツ強い…

織田麗綺

だから今すぐその憎き首をへし折りたかった…

織田麗綺

だが、お前は怪物の子だった…

織田麗綺

だから、何の能力なのか、それが分からなかった。

織田麗綺

そして、絢奈に情報収集を頼んだ。

織田麗綺

本当は月夜だけの情報で十分だと思った

織田麗綺

だが、うるさく邪魔なハエどもが月夜の周りを飛んでいた

太陽音裳

それが僕らですか？

織田麗綺

嗚呼そうだ

織田麗綺

月夜だけ誘き寄せたとしても勘づかれて、戦闘を交わす事になるだろう。

織田麗綺

そう思ってお前らの情報も得る事にした

刈乃愛練

…だから絢奈は…

恵ノ都絢奈

私は殿の味方よ

恵ノ都絢奈

月夜咲斗

恵ノ都絢奈

最初仲良くなった時は最高の友達だと思ってたわ。

恵ノ都絢奈

でも、殿からその事を聞いた時…

恵ノ都絢奈

赦せないと思ったわ。

恵ノ都絢奈

殿に力を貸すべきだと思ったわ。

恵ノ都絢奈

だから私は殿に従って

恵ノ都絢奈

貴方達の能力情報を集めたのよ

太陽音裳

貴方達がそんなに月夜を恨んでたなんて知らなかった…

月夜咲斗

すまない…みんな…

月夜咲斗

俺のせいで…巻き込んでしまって…

月夜咲斗

これは…俺が片付ける…

そう言うと月夜は周りの力を自分へと集中させた。

月夜咲斗

はぁっ！！

織田麗綺

滅せい！！

月夜の力はあっという間に消え去った

月夜咲斗

くっ…！

恵ノ都絢奈

見えぬ化け物よ、その者を拘束せい！

月夜咲斗

っ！？

見えない何かで月夜は拘束された

月夜咲斗

くっ！動かない！！

織田麗綺

はぁぁ！来るが良い！！

織田麗綺

我儘の聖霊バール！

織田麗綺

その者を焼き払え！！

月夜咲斗

っ！！

次の瞬間、月夜目掛けて炎が向かって来た

月夜咲斗

…くっ！

ドカァン！！

織田麗綺

…なっ！

月夜咲斗

…っ！？

月夜咲斗

…なっなんで…？

月夜が目にした物…

それは…

刈乃愛練

はぁぁ！！

刈乃愛練

弾き飛ばせ！

刈乃愛練

我がっ…バリアァ！！

そしてギリギリ麗綺の攻撃は飛ばした

月夜咲斗

なんで！？俺を助けたんだよ！？

月夜咲斗

俺は、あの攻撃で完全に死んだ！

月夜咲斗

なのに…どうして俺を！！

太陽音裳

咲斗…

音裳は優しく咲斗の手を掴んだ

太陽音裳

貴方が死んでは…

太陽音裳

私が一人になってしまいます…

月夜咲斗

…音…裳っ…

太陽音裳

付き合う時…言ってましたよね…？

太陽音裳

「絶対…君を一人にしない…」

太陽音裳

「君が死ぬ時は…俺が殺す時だ」

太陽音裳

って…！

太陽音裳

ですから…

月夜咲斗

(…音裳が泣きながら俺の方を…

音裳の暖かい手が俺の顔を包む…

太陽音裳

…私はいつでも…貴方を守ります…ﾆｺｯ

月夜咲斗

…音…裳っ…！！

俺は音裳を抱き締めた

月夜咲斗

すまない！

月夜咲斗

お前を一人にしようとして…！

月夜咲斗

本当に…すまない…

太陽音裳

咲斗…

音裳は俺の頭を撫でながらこう言った

太陽音裳

貴方と共に…

太陽音裳

戦わせて下さい！

月夜咲斗

…分かった…

月夜咲斗

一緒に…戦おう！！

刈乃愛練

もちろん私達もよ？

羽芽涅翼

二人だけじゃないぞ

野ヶ咲竜

…俺も…久しぶりに力を出す…

刈乃愛練

あっ、これを受け取って頂戴！

眩しい何かが僕らを包んだ

月夜咲斗

…うっ…なんだ？これは…？

刈乃愛練

攻撃力と防御力を上げるバリアだよ！

刈乃愛練

頑張って身に付けたんだから感謝してよね！

月夜咲斗

うん。

みんなは武器を用意し…

そして

太陽音裳

よし！皆さん！

太陽音裳

やりますよ！！

月夜&刈乃愛&羽芽涅&野ヶ咲

おう！！

どうも皆さん！

黑楙です！😊

え？なんで嬉しそうなんだって？

この「学校の怪物19話」がなんと！

ハート700越えてたんですよ！！😆

朝起きて開けて見たらびっくりです！！😊

びっくりして思わず声を出してしまい…

施設の先生に心配されちゃいました！😜

そんな事より！！

本当にたくさんのハートありがとうございます！😊

また19話みたいにハートをたくさん押して下さるととても嬉しいです！😊

次の話も宜しくお願い致します！

それではこの辺で失礼致します！

それじゃ！

学校の怪物 Ⅰ期

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この作品はいかがでしたか？

700

3件

まさか、ハートが700も行くとは思わなかったよ！

ありがとう🐱

面白かったのだよ！(*ﾟ∀ﾟ)

名無し

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