次の日
フィル
あ、に、兄ちゃん
昨日は平気そうだったから、自分から声をかけてみた
でもそしたら、、
白夜
あ?誰だよ、お前
フィル
え、、?
フィル
に、兄ちゃん?
白夜
てか、何で手前に兄ちゃんって呼ばれなきゃ何ねえんだよ。兄貴でもねえのに
フィル
、、、で、でも
白夜
あ"?
フィル
ビクッ ご、ごめんなさい...馴れ馴れしく話しかけて.....白夜先輩
兄ちゃんが俺の事を完全に忘れていた
え?嘘、、だって、昨日は普通に話してくれたのに、、
昨日は、前みたいに接してくれたのに、、何で、、、
何で.....
何で!!
フィル
....(今日はもう帰ろう)
踵を返して、鏡舎の方に歩き出したとき、 ジャックに見つかった
ジャック
おい、お前、学校はこっちじゃねえだろ
フィル
...今日は、、何か気分が悪くて、、ダメそうだから欠席する
ジャック
? そうなのか?分かった
フィル
うん、、。
フィルの部屋
もう、、
もう全部どうでも良いや
フィル
、、、どうにでもなれよ。兄ちゃんの中でまで俺が消えたんじゃ、もう俺が生きてる意味ねえし
フィル
....寝よ
俺が寝てから、どれぐらいたったんだろ?辺りが真っ暗だ
俺、そんなに長時間寝てたっけ?
フィル
...?
あれ、、可笑しいな
目、、開けてるはずなのに、、、 感覚では目が開いてるのに、、、
全然周りが見えない
フィル
...!?
何で? 何でだ?