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いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子2
篭李 磊無
いじめっ子2
いじめっ子3
「あ……」 喉から漏れたのは、声にならない息だった。 屋上のフェンスに追い詰められた磊無の胸を、いじめっ子3が笑いながら突き飛ばした。体が宙に浮き、視界がぐるりと回る。遠ざかる屋上で、「マジかよ、本当に落ちたぞ!」「わっ私やってないからッ!!」「何これ私が悪いのッ?!うわあああああああああ!!!」と騒ぐいじめっ子たちの声が聞こえた。
篭李 磊無
篭李 磊無
視界は急降下するビルの景色で埋め尽くされ、重力が胃をひっくり返す。鈍い衝撃音と共に、肺から空気が押し出される感覚。アスファルトに倒れ伏す磊無の視界は、どす黒い赤に染まっている。指先一つ動かせない。頭の中で骨が砕ける音が響き渡り、意識の境界線が急速に曖昧になっていく。
篭李 磊無
篭李 磊無
???
???
篭李 磊無
???
???
???
篭李 磊無
篭李 磊無
そう心の中で叫んだ。
???
???
その瞬間、其奴が僕の体に強引にねじ込まれた。体が内側から熱くなるような感覚。止まっていた心臓が再び鼓動を始めた。
篭李 磊無
篭李 磊無
???
不快な笑い声…私の喉から出てるのか…?とにかく気味が悪い…早く出ていってくれ!!!!!
???
???
篭李 磊無
篭李 磊無
???
???
不気味な音がした
???