柊修一
…ただ、私は営業先の人に、「今後のリライトの可能性を信じてもらえる人と仕事をしたい」と言っただけだ
柊修一
それ以上でも、それ以下でもない
桐谷遥
リライトの、可能性を、ですか、
柊修一
ああ、そうだ。ドルラバ以来、リライトの注目はさらに上がっている
柊修一
それも、この前のステージもだ。
柊修一
さらに高みへ登るならば、今だ。だからこそ、彼女たちの可能性を心の底から信じた相手と仕事する必要がある
桐谷遥
…「それを信じない人とは、仕事をしない」
桐谷遥
柊さんの言葉をそう受け取った人達で、噂が出回ったと言うことですか?
柊修一
あり得なくはないだろうな
桐谷遥
…
桐谷遥
(どこまでが柊さんの意図だったか、本当のところはわからないけど…少なくとも、嘘をついている感じはしない)
桐谷遥
(その話を聞いて回った時、態度が不自然だった人たちは、きっとその噂を耳にしてたんだ、)
桐谷遥
(でも_)
中野さん MORE MORE JUMP!はすごくいいグループだと思っているし、伸び代もあると思うけれど_
中野さん より盤石な体制を組むなら、リライトを選ぶのが正しいと思う
桐谷遥
(仕事が途切れた理由は、それだけじゃない…)
桐谷遥
(私達が、リライトを超える実力を、持ってなかった…)
桐谷遥
(だから_「選ばれなかった」んだ)
柊修一
話は、それだけか?
桐谷遥
…はい、おかげで知りたかったことがわかりました
桐谷遥
それに、私達がやらなければいけないことも
柊修一
やらなければいけないこと?
桐谷遥
…今まで以上に、もっと実力を磨いていくことです
桐谷遥
誰よりも、「希望を届ける」アイドルになるために
柊修一
…誰よりも、「希望を届ける」アイドルに、か…
柊修一
…桐谷、お前は、希望を届けられるアイドルとはどんな存在だと思う?
桐谷遥
…えっ?それは…
桐谷遥
見ていると元気になって、いつも明るい方向へ導いてくれるような_
柊修一
それだけでは、足りない
桐谷遥
足りない…?
柊修一
…アイドルとは、光だ
柊修一
その光は、決して消えてはいけない。常に輝き、ファンを照らし続ける責任がある
柊修一
折れて、ファンを暗闇に突き落とすと言うことは、あってはならないんだ
桐谷遥
、!
柊修一
たとえ折れた先で再び輝き続けたとしても、輝き続ける保証は、どこにもない
桐谷遥
…っ






