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最高かよ(るなシヴァ推し)
シヴァさんイッケメーン❤︎
昔俺は、柔道を習っていた。
母
シヴァ(幼少期)
昔の母は、今と比べて少し厳しかった。
勉強のことについてもそうだが、柔道のことになると
急に熱が入って、厳しくなってしまう
母の厳しいせいか、練習などもキツくなっていたので
その分、俺も強くなっていた。
気づけば、立っているだけでビビられるくらいになっていた。
俺はこれが大嫌いだった。
嫌われている気がして試合に集中できないのがほとんどだ。
その理由で、柔道は小3でやめてしまった。
小1から習っていたため、計3年間習ってやめた。
それから俺は上手く体育の授業ができなくなってしまった。
やめた理由は、もう一つある。
母が、自分を忘れてしまっていたからだ。
夜中にトイレで目を覚まし、階段を降りたら
リビングで泣いている母を発見し、「自分は一体どれ…」
と言っていた為、柔道をやめた。
それから俺は一切部活に入らなくなった。
はぁ…今日の体育は一体何をやるのだろうか…
先生
先生
シヴァ
嘘だろ…
また、やな記憶が蘇ってくるじゃないか。
会場に入った瞬間、みんなから避けられて
立っているだけでビビられて
自分の『好きなこと』ができなくなってしまう…
先生
先生
先生が動画を再生した。
あ…今のところ…あ…行けたのに…
と、つい心の中で言ってしまう。
なんて思っていると動画は終わった。
先生
先生
先生
………
シーンとした空気。
本当はやったことあるけど、陰キャな俺がここで出たら絶対 馬鹿にされるに決まってる。
と思っていると、後ろの方から声が聞こえた。
るな
先生
えと
のあ
るな
シヴァ
先生
みんな
たっつん
先生
シヴァ
先生
予想外な展開に俺はずっと動揺が隠せなかった。
その後、この授業の副先生が俺になりみんなに教える羽目になった。
シヴァ
面倒臭いことになってしまった為、ついため息をついた。
もふ
シヴァ
もふ
もふ
シヴァ
そう返すと、もふくんは色々って何⁉︎と深掘りしてこようとする為
ずっと無視して教室まで戻った。
今日一日中モヤモヤしていたら、授業はとっくに終わって放課後になっていた
教科書などバッグに入れて、帰ろうとした時
突然、彼女が現れた。
るな
シヴァ
るな
シヴァ
るな
彼女が言うには、俺と話がしたかったため
いつもの2人には、用事があると言って先に帰ってもらったそうだ。
るな
きっと体育の時のことだろうか。
俺はまぁ…面倒くさくなっただけだし別に怒ってるわけではないので
ごめんと言う彼女に返事を返した。
シヴァ
シヴァ
俺が言いかけた時に、T時道路のところから急に車が飛び出してきた。
ドンッ‼︎バキッ…
シヴァ
るな
黒い大型の車が俺たちの目の前で塀にぶつかって
鈍い音がこの辺一体に響き渡った。
俺はあることに気がついた。
彼女の目線には丁度、フロントドアガラス越しに透けて見える
頭から血を流した男の人が見えていることに。
俺は咄嗟に彼女をこっちに引き寄せて右腕でそっと抱きしめる。
その後、近所の人たちが大きな音で駆けつけて
警察を呼んでくれた。
その男は、酒を入れたまま運転してたらしく
その男は飲酒運転で捕まった。
まだ息はしていた為、病院で治療等してから刑務所に行くのだろう。
色々警察の方々に、怪我はないかとか色んな質問をされた。
そんなことをしているうちに空は結構暗くなっていた。
その後、彼女とは沈黙が続いて気まずくなっていると
もう、俺の家に着いた。
シヴァ
るな
俺は彼女に腕を掴まれた。
彼女は少し下を向いていて、暗い顔をしていた。
るな
るな
るな
シヴァ
もう、お互い聞きたくも思い出したくもないことだ。
彼女にとっては、今日一日でだけでトラウマになってしまっただろう。
るな
るな
顔が引き攣っているのを俺すすぐに察した。
無理に笑顔で俺を遊びに誘わなくてもいいのに。
俺は一回、今日嫌な思いをしてしまったため
明日はゆっくり休んだら…と言って断ろうとしたが
逆に彼女は、遊んで今日のことを忘れようとしているのでは…
と思ってため、「明日、楽しみにしてるよ」と言って
彼女とお別れをした。
いいよ、と言った時の彼女の顔がいつもの笑顔だったため
俺は安心した。
でも
彼女のあの青ざめた顔が今でも忘れられない。