鷹也
Tani
鷹也
ここ数日なにもかもが「無」
生徒会長の仕事も出来てない
大好きな音楽の練習も面倒くさい
誰とも居たくない
鷹也くんのハグでさえ欲しくない
Tani
鷹也
ほら、また迷惑かけた
優里くんにもずっと迷惑かけてきたんだ
僕となんて居たくなかったよね
言ってたもんね、嫌いって
Tani
Tani
泣くな馬鹿
泣くことしか出来ないのかよ
鷹也
鷹也
Tani
鷹也
Tani
Tani
鷹也
Tani
鷹也
鷹也
鷹也
Tani
なんで
なんでこうなるんだよッ…
またやってきた
どれだけ叫んでも誰も助けてくれない
海に溺れているようなあの感覚
息をするのが、立っているのがやっとな
あの日々が
父
優里
父
優里
父
優里
父
優里
優里
父
父
父
父
優里
父
父
父
父
父
父
父
優里
優里
優里
なぁ、お前は許してくれるか
こんな屑な俺を
もう…駄目か…
優里
優里
優里
優里
Tani
最後したのいつだっけ?
Tani
ねぇ優里くん
なにを隠してるの?
もう教えてくれないよね
僕は駄目だったもんね
Tani
Tani
Tani
Tani
鷹也
あの時Tani止めなかった
優里を信じた
「鷹也くん…昔僕も好きだったよッ…」
すぐ告白してればッ…
鷹也
鷹也
鷹也
鷹也
鷹也
コメント
3件
海に溺れている。 呼吸が苦しくなる。 叫びたくても叫べない。 叫んでも届かない。 誰にも気付いて貰えない。 地獄の様な日々を今 Tani君も優里君も鷹也君も過ごしている 辛いだろうな、苦しいだろうな。 抱き締めてあげたいなぁ。
海に溺れているような感覚を。 どれだけ溺れても、どれだけ叫んで助けを求めても気づかれない日々を。 透明人間として生きる日々を。 貴方が貴方の人生で経験しない事を心から願うよ。