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第12話、読み終えました…! 南極の旅客機行方不明から始まる緊張感がすごくて、最後まで画面から目が離せませんでした。特に「南極が恐れられるほど自由になり、北極が求められるほど自由を失う」という対比が胸に刺さりました。グリーンランドが「戻らないと」と決意するラスト、次が気になりすぎます…! 白夜さんの世界の見せ方、本当に繊細で美しいです🌷
ある日のことだった
国連
国連のスマートフォンが着信を示す
表示されていた名前は
ニュージーランドだった
国連
ニュージーランド
電話先のニュージーランドから明らかに焦った声が聞こえてくる
国連
ニュージーランド
国連
ニュージーランド
国連
ニュージーランド
国連
国連は一瞬言葉を失う
国連
ニュージーランド
その日のうちに世界中にニュースが駆け巡る
『南極周辺にて、旅客機行方不明か』
『ニュージーランド航空機、消息を絶つ、最後の通信は南極』
『ニュージーランド航空機行方不明、乗客乗員の安否不明』
BBCをはじめとする各国の主要メディアが次々と報じた
世界中の人々が、南極に視線を向けた
しかし
捜索は一向に進まない
飛行機の一部と思われる残骸も
通信も
位置情報も完全に途絶えている
最後に確認された場所が南極付近という
情報はそれだけだった
捜索が開始されてから2週間
ついに、国連が動く
国連
国連は捜索終了の決定を決めた
氷点下50℃を下回る環境下において、飛行機の搭乗者が2週間生きれるとは思えなかった
そして、国連は国連本部ビルで会見を開き
国連
国連
各国のマスコミはこの会見中に大いに沸いた
そんな国連の言葉が世界に発表された
だが
発表されなかった事実もまたあった
捜索に関与していた参加者にも、多くの犠牲者が出ていた
しかし、国連はそれを公表しなかった
南極
世界はそこに近づくことそのものが危険になりつつあった
人類の唯一の未開の地、南極
国連
国連はこれを受けて、南極付近の警戒を強めた
飛行機
船舶
調査
あらゆるものが制限されていく
それでも
南極のことを狙う国々はなくならなかった
むしろ、南極への恐怖が世界に広まりつつある中で
その価値をより高く見る国々が増えた
一方
オーストラリア
日本
チリ
アルゼンチン
南極に近い国々にとって、その存在は無視できなかった
北極に関わるのが難しい国々にとって
南極はそんなカンヒュ達の新たな希望とさえ見えた
なんは忘れ去られたわけではない
恐れられていた
そして
皮肉にも、南極は少しずつ自由になっていった
だが、その頃
北極には、逆の変化が起こっていた
北極
これまでなら
『こっちに来ないか』
『ついてきてくれないか』
そんな言葉ばっかりだった
だが今は違う
北極
武力で確保しようとするもの
自分たちのそばに置こうとするもの
結局、北極の意思よりも、自分たちの都合を優先している
北極
南極が恐れられるほど自由になっていく一方で
北極は求められるほど、わずかな自由さえも失っていく
その変化も、まだ誰も理解していなかった
そして
グリーンランド
ニュースを見ていたグリーンランドは、静かに画面を閉じた
南極
北極
頭の中に2人の姿が浮かぶ
グリーンランド
しばらく黙り込んだ
そして
グリーンランド
一度離れた場所へ
一度、壊れてしてしまった関係へ
グリーンランド
そう呟いてグリーンランドが立ち上がった
世界が変わり始めていた
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#カントリーヒューマンズ
電波📡
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