コメント
5件
最高でした😭👏✨ぶくしつです✨
毎回天才すぎます…ッ
続きは♡200〜
???side
ヒラっと2枚の紙が落ちて火に燃やされた
赤side
小さな男の子が俺に何かを言っている
俺の手を引いて、桜の下に連れて行った
頰に違和感を感じて目を開くと見慣れた白い天井
赤
久しぶりに真っ暗じゃない夢を見た
起き上がると耳に伝っていた涙が顎に溜まっていく
軽く袖で涙を拭って床に足をつけた
冷え切っている床はとても冷たい
当たり前だけれども
赤
閉め切ったカーテンを開こうと立ち上がるが足がふらつく
口に手を当て、暫くしてから離すと少し血がついていた
赤
そういえば昨日少し強くした毒を2g増やしたんだっけ
ふらつくのを無視してカーテンを開く
赤
明るさに目が慣れずに真っ白な景色が広がる
赤
パサっとカーテンから手を離して自分の部屋に戻った
黄side
最近ブラックベリーが凄い勢いで動き始めている
何を企んでいるのか…
黄
先日のイベントは僕たち3人が同率1位だったが、あの3人は同率4位、つまり2位となった
絶対生徒会に入ることを狙っている
ころちゃんには偉そうな事を言ったけど、
黄
誰もいない生徒会室で、震える指先に気づかないふりをして強く握った
青side
赤
学校に来る途中たまたま莉犬くんと会って一緒に学校の屋上に行った
ポケットから出した煙草に莉犬くんは眉を下げて笑った
青
一本を口に咥えて火をつける
ゆっくり紫煙を吐き出せば、一瞬だけ視界が白に染まる
青
赤
青
うん、ちゃんと
赤
ちゃんと好きなんだよ
赤
ただ、あの時を思い出してしまうだけで
あの日、君は……莉犬くんは_
振り向くとそこにはるぅとくんで
黄
黄
青
黄
赤
るぅとくんが発した言葉に僕は目を見開いた