主
主
主
主
主
ないこ攻め アニキ受け ないこ視点 捏造過多 花吐き病の症状を都合よく改変しています。ご注意ください。 地雷さんばいばい。
今日は久しぶりにメンバー全員で食事に行くことになった。 メンバーの誰かと行くことは少なくなかったが、『全員で』、というのは本当に何か月ぶりというほどだった。 最年少のりうらは大学生活があり、俺とifは仕事があり、集まること自体はあるのだがそれは会議や撮影、レコーディングとグループ関係ばかりでフリーで集まれる機会がなかなかなかった。 楽しみすぎて思わず20分前に集合場所に着いてしまったほどだ。 いや遠足前の子供か。
ないこ
思わず頬が綻ぶ。
If
と、呆れた顔をしながらIfが近づいてきた。 さすが社会人。5分前行動が身についている。
ないこ
If
そう、アニキに会えるのだ。 何故それがにやける理由になるのか、それは俺がアニキに恋をしているからだ。 嘘でもなんでもなく。 ガチの愛で。 ラブで。 LOVEなのだ。
If
因みにそのことを知っているのはIfとりうらだけだ。
ないこ
If
やいのやいのといい大人がじゃれ合っているのはなかなかに見苦しいが人は俺たち以外に見えないのでいいだろう。 と、とんとんと肩を叩かれる。 びっくりして思わず振り向くと頬に指を突き立てられる。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
If
悠佑
まるで自分はいないかのように扱われたIfが、自身をアピールすべくアニキに後ろから抱き着く。 少し、ほんの少しだけ、妬く。
ないこ
一瞬だった。ほんの一瞬。 アニキが少しだけ苦しそうな表情を見せた気がした。 顔が青くて、なにか我慢しているような。 心なしか少しやつれているかもしれない。 気のせいかもしれない違和感。 でも気になってしまったそれは放っておけなくて。
ないこ
仏
初兎
りうら
悠佑
声をかけようとしたら揃って来た子供組に遮られてしまった。 まあ、ここ最近の忙しさが祟ったのかもしれない。 あのアニキが自分の体調管理を怠るとは思えない。 そう自分に納得させ俺もみんなの輪に入った。 この時の俺はアニキは自分のことに対して殊更鈍いということは抜け落ちていた。
仏
集合した俺たちはとりあえずお店を決めようと街の方まで来た。 まあだいたい俺たちは個室で騒げる居酒屋というのが主流なのだが。 もちろんりうらにはお酒は飲ませない。 未成年のお酒、ダメ、ゼッタイ
初兎
りうら
ないこ
お店決めは案外すんなり決まって、俺たちは店内に入った。
ないこ
If
Ifが鳴き声で呼応する。 いやこいつ店の雰囲気だけで出来上がってんじゃねぇか。 ここん中の空気はアルコールでも混じってんのか。 と、一人突っ込みをしているとおもむろにアニキが立ち上がる。
悠佑
ないこ
アニキがいったん抜けて五人になったが俺たちの動物園ぷりは健在である。 このサラダを頼もうだの焼酎飲みたいだの焼き鳥20本塩タレ半分ずつだの先にカシオレかなだのポテト頼んでだのやっぱビールにしようだの、言いたい放題好き勝手だ。 おいいふまろお前酒のことしか言ってねえな!?後の世話誰がやると思ってんだアニキだぞ!?
仏
ないこ
初兎
そう言って次々と料理を頼み、かれこれ10分ほど経つも、まだアニキは戻ってこなかった。
りうら
仏
If
ないこ
りうら
満面の笑みで送り出すりうらに他意があることは丸分かりで。 アタックして来いと言わんばかりである。というか顔に書いてある。うるさい。 まあでも心配もあるが二人きりになるチャンスなのだ。 少しだけ、気合を入れた。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
トイレに入って声をかけるとすかさず呻き声が耳に入った。 声の方に近づく。 と、
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
気づいてたのに…! 気づいてたのに…!! 後悔が襲ってくる。 やっぱりあの時無理にでも聞いておくべきだった。 とりあえず様子が見たい。 個室の扉に手をかける。 それは意外にもすんなり開いた。鍵を閉める余裕もなかったのか。
ないこ
悠佑
違和感はあった。 入った瞬間に顔を顰めたくなるほどきつい花の匂い。 消臭剤にしてはあまりにもリアルで強い。 俺の目に入ったもの、それは、
ないこ
毒々しくも鮮やかな真っ赤なアネモネが広がっていた。
主
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主
主
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主
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主
主
主
主
主
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コメント
4件
コメント失礼します🙇♀️ 凄く面白かったです✨️ それと偏差値70って凄すぎませんか?!おめでとうございます🎉 やっぱり高校生は忙しいんですね…大変だと思いますが頑張ってください💪 Twitter始めたら是非繋がらせて頂きたいです︎⸜ 🙌🏻 ⸝