主
主
主
主
主
ないこ攻め アニキ受け アニキ視点 捏造過多 花吐き病の症状を都合のいいものに改編しています。お気を付けください。 地雷さんばいばい。
ないこ
その後俺は有無を言わせないないこによって強制送還となった。 お食事会は俺とないこ(曰く監視らしい)が途中退室ということになった。せっかくみんな楽しみにしていたのに申し訳ない。 そして今、俺はないこによって正座させられている。 いや年下に正座させられるって… てか俺さっきまで吐いてたよな?病人にこの仕打ちって…。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
どうしよう。 本当のことを言おうか。ここまで来て言い逃れはできない。 だが今回の件のほぼ原因といっても過言ではない本人にぶち明けろと。 玉砕覚悟で? ムリ。心構えも出来ていない。 墓場まで持っていくと決めた秘密だ。 これは俺の我が儘で、自分勝手なエゴだ。そんなちんけなもので波に乗っている活動の足手纏いになんてなりたくない。
ないこ
何も言わない俺に耐えかねてないこが口を開く。
ないこ
悠佑
ないこ
ないこ
ないこ
悠佑
ないこ
はは、と眉を下げて笑うないこに心の中ですとん、と音がする。 あぁ、俺はこいつの、こういうところが好きなんだ。 飾らない言葉だけど、いつでも寄り添ってくれるこいつが。 何事にも真剣で、いらないことにまで思い悩ませて。 言える。 今なら俺だって、何だって言える気がする。
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
もう、大丈夫。振られてもいい。幻滅されてもいい。 今、すごく気分がいい。 そっと、ないこの顔を見た。
悠佑
ないこ
大きな瞳から、大粒の涙を流して、泣いていた。 真珠みたいな涙を、目が溶けちゃうんじゃないかってくらい、
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
視界が滲んで見えない。 ないこが見えない。 でも、ぬくもりを感じる。 ないこの匂いがする。 近くにいる。 絶対、この幸せは手に入らないものだと思っていた。 架空のものだと。
ないこ
声が出ない。 何度経験してもなれない不快感がまた喉奥からせり上がってきた。 でも、多分これで最後だ。 この恋は、こいつがあったからこそ成ったものでもある。 最後は一体、どんな綺麗な花が咲くのだろう。
数日後、二人の部屋には共通して何色にも染まらない真っ白なアザレアが活けてあった。
主
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主
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コメント
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最高でした👏 オチまでどストライクでした✨ Twitterのほう良ければフォローさせていただきたいです🙇⤵︎