テラーノベル
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今日は、あっきぃと2人で配信だった。
pr
マイクをミュートにした瞬間、静まる部屋。
ak
あっきぃの元気な声を最後に、配信は終了した。
pr
こんだけ人に愛される奴、他におらんやろって思う。
メンバーもリスナーも みんなあいつのことが大好きで。
pr
俺は深く息を吐いた。
どうして今更、あの日のことが思い浮かぶんだろう
あれは、俺らがまだAMPTAKxCOLORSになる前。
あっきぃと動画を撮るようになって だいぶ仲が深まった頃だったと思う。
たまたまあっきぃが俺ん家に遊びに来てた日。
ak
pr
ak
ak
いつもと違って静かな声だった
ak
ak
あの時の俺は、返事ができなかった
距離が近くなりすぎて、 関係が壊れるかもしれない未来が怖かったのだ
pr
だから、ふざけたみたいに笑って誤魔化した。
ak
ak
あっきぃは、いつもの元気で明るい声に戻っていた
それっきり、あの日の話は一切していない。
ak
あれから何年も経っているのに
彼は、あの時のままの元気な声で喋っている。
pr
その元気な声があの日の声と重なってしょうがない
ak
pr
ak
ak
pr
配信、打ち合わせ、撮影、編集、SNSの更新。
ここ最近、休みらしい休みなんてなかった。
pr
立ち上がった瞬間、視界が白く滲む。 身体がふらつくのを止められず、床に崩れ落ちた。
遠くで、誰かの声が聞こえた気がした。
───『ぷーのすけ!!』
pr
目を覚ますと、そこは見慣れない部屋だった。
ak
声のする方へ顔を向けると、そこに立っていたのは
pr
目が合った瞬間、彼は微笑んでこう言った。
ak
ak
pr
今、俺のことを「ぷりちゃん」と呼んだ気がする
いつも「ぷーのすけ」って呼んでくるのに。
pr
ak
胸の奥が妙にざわつく。
pr
周りを見渡すと、机の上に2人で撮ったであろう写真
写真の中の俺らは、お揃いの指輪をつけていた。
pr
──俺ら、付き合ってる世界...?
新連載です!
読んでくださりありがとうございます🥰🥰
リクエストも募集しておりますので お気軽にコメントください💬
今後ともよろしくお願いします🙇♀️
コメント
2件
新連載 うれしすぎ ます っ !! 😖✨️ お話 最高 に 好きです 🥹🫶🏻︎💞 もう 神作 確定 すぎます ✨️ 呼び方で 世界線 分けてる 細かいところ 天才すぎる ✨️ 続き めっちゃ 楽しみに してます 🥺✨️
新連載ありがとうございます! 続き楽しみです!!