無敵の幼馴染みは、最強

あの集会から数週間が経ち、今日がバルバラとの決戦だ

私も行こうと東卍の皆に交渉したが、結果的に参加することを拒否された

今はベットに寝っ転がりながら、携帯を眺めてる

※違います

※そんな事ありません

※千優は重度の方向音痴です

身支度を整え目的地に向かって走った

走ること数十分

:掛かって来いやバルバラァ！

ｵﾗ!

声のした方へ向かっていった

決戦場所にて

千優が見たのは圭介が両手で自分の腹を刺したあとだった

マイキーは一虎を殴り殺そうとしている

あまりの光景に息が詰まった

先程の出来事を確認するように動けずにいた。

自分でも気が付くと、足を踏み入れてフラフラしながら次第に走っていった

立ち塞がるドラケンを押し退け場地の元へ行き、座り込んだ

場地の意図を理解した千優は大粒の涙を流していた

近くに立っていた武道を呼び寄せた

立ち上がり、フラフラとマイキー達の前に向かう

「永遠の眠りについたよ」

千優の言葉が全員の心に響き、その場にいた人々は静かに涙を流していた

その様子を見ていた2人組が千優が泣く姿をじっと見ていた

その時、パトカーと救急車のサイレンの音が聞こえた

決戦は死者1名、逮捕者1名を出す抗争となった。

後に、「血のハロウィン」と呼ばれることになった

♡100 𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩