テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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プロセカ×バンドリイベントストーリー

第6話 - 6話 (後編) 怪盗フェニックスと豪華客船

2024年10月08日

#プロセカ

#バンドリ

#オリキャラ注意

ハナ🫧🌷´-

怪盗フェニックス

迷わずここまで来れたようだね
探偵さんたち

天馬司

うちの
えむのお陰でな！

怪盗フェニックス

それなら、次の勝負は
ここのギフトショップで
僕が気に入りそうなものを
選んでくれるかな？

緑川彩葉

さっきのルーレットより
だいぶハードル上がった気が、、

怪盗フェニックス

僕が気に入ったら
彼女を返すよ

鳳えむ

怪盗さんが好きなもの、、

鳳えむ

うーん、、
ねぇ、怪盗さんは何が好きなの？

怪盗フェニックス

そうだね、、、
「美しいもの」かな？

緑川彩葉

美しいもの、、、
それでも、よく分からないけど

緑川彩葉

(それに、あの人の
好きな物とか知らないしなー)

鳳えむ

それなら、これ！！
可愛いぬいぐるみ！！

天馬司

なんだその───
深海魚みたいなぬいぐるみは

緑川彩葉

てか、全然
美しくないでしょ

鳳えむ

可愛いのになぁ〜、、

天馬司

おっ、このスノードームは
どうだ！？

緑川彩葉

あ、これは
美しい、、かも？

鳳えむ

あっ、この船の模様がついた
靴下可愛い！！

緑川彩葉

確かに可愛い、、けど
それ、えむが欲しいだけでしょ

鳳えむ

わかった！！！

緑川彩葉

───嫌な予感がする

鳳えむ

怪盗さん怪盗さん！！
これどう！？

緑川彩葉

えぇっ！？
何その部族みたいなお面───

天馬司

というか、よく見つけたな
それ───

怪盗フェニックス

───それでいいのかい？

鳳えむ

コレ見た瞬間
あたし、ビビビッてきたもん！

鳳えむ

それに、ヒントに
あってるよ！！

緑川彩葉

ダメだ、、
ヒントのどこにこのお面が
合ってるのか全く分からない───

鳳えむ

怪盗さん
寧々ちゃんを返して！

怪盗フェニックス

、、、、、、

鳳えむ

、、、、、、

怪盗フェニックス

確かに、悪くないチョイスだが
もう少し付き合ってもらおうか

怪盗フェニックス

次はシアターで待っている
「煙玉を放つ」

天馬司

ごほっ、、ごほっ！！
毎度、俺に向けて煙玉を
投げるのをやめろ！！

緑川彩葉

次は、シアター、、

鳳えむ

このお面
何がダメだったんだろう、、

天馬司

アイツ、少しだけ
このお面気に入ってただろ

緑川彩葉

早く行こう
ずっと待ちぼうけの寧々さんも
可哀想だし

天馬司

次こそ勝って
絶対に寧々を取り返すぞ！

鳳えむ

おー！！！

ーシアターー

天馬司

ここが、シアターか

鳳えむ

怪盗さーん！！
次は何の勝負なの？

怪盗フェニックス

───それは
すぐにわかるさ

緑川彩葉

あっ、舞台がせり上ってきた
随分派手な登場、、

怪盗フェニックス

開演で間もなくだから
君達はゆっくり座っているといい

天馬司

開演だと、、？

怪盗フェニックス

それはもちろん
舞台の幕が上がるという事さ

鳳えむ

えっ！？
ショーが始まるの！！

鳳えむ

えへへ、、なんだろう？
怪盗さんだから手品かな？

緑川彩葉

それ、マジックショーだから
あの怪盗が言っている舞台と違うから

怪盗フェニックス

それじゃあ
ショータイムといこうか

草薙寧々

ちょ、な、なにここ、、

天馬司

ね、寧々ぇ！？

鳳えむ

寧々ちゃんだぁ〜☆！！

怪盗フェニックス

寧々、そこにある椅子に
座ってくれるかい？

草薙寧々

、、はいはい
「不満げだがゆう通りに座る」

草薙寧々

(急にあの着ぐるみの人に
呼ばれたと思ったら
ドレス着せられるし)

草薙寧々

(類は怪盗の格好してるし
客室で待たされたと思ったら
今度はここに連れてこられて───)

緑川彩葉

で、今度は何するわけ？

怪盗フェニックス

今回の挑戦者は
僕が指名しよう───

怪盗フェニックス

そこの、茶髪のお嬢さん

怪盗フェニックス

君だ。

緑川彩葉

は？私！？

緑川彩葉

はぁ、、分かった
で、何をすればいいの？

怪盗フェニックス

そうだね
ここに座っている彼女に
「愛の告白」をしてみてくれないかい？

緑川彩葉

は、はぁぁー！？
「思わず照れる」

怪盗フェニックス

僕は人の演技を見るのが好きでね
君の演技で僕を満足出来たら
彼女を返してあげよう

天馬司

告白か───
確かに、恥ずかしいお題ではあるが

怪盗フェニックス

さぁ、ステージの上へ

緑川彩葉

断固お断りします

緑川彩葉

なんで、私だけ恥ずかしい
思いをしないといけない訳？

緑川彩葉

(こうなったら───)

緑川彩葉

てか、その声、その振る舞いで
怪盗の正体は最初から分かってるんだ

緑川彩葉

怪盗！
アンタは───

天馬司

これに成功すれば
寧々が帰ってくる
頑張れぇぇ！！彩葉ぁぁ！！！

鳳えむ

彩葉ちゃんなら
絶対にできるよ！！

鳳えむ

お願い、寧々ちゃんを
助けて！！

緑川彩葉

うっ、、、

緑川彩葉

(ふ、2人揃って
そんな真剣な目で見ないでよ！)

緑川彩葉

(私が悪いみたいに
なるじゃん───)

緑川彩葉

はぁ、分かった、、やるよ
告白すればいいんでしょ

怪盗フェニックス

ふふふっ、君なら
そう言ってくれると思っていたよ

緑川彩葉

え、えと、、麗しいお姫様
あ、あなたが、、好き、、です

怪盗フェニックス

君の演技は
そんなものなのかい？

緑川彩葉

うっ、、えーと、、、
一目あったその日から、、、
心を奪われ───

怪盗フェニックス

まだまだ
気持ちが伝わないね

緑川彩葉

あなたを常に想ってます
とにかく、好きです

緑川彩葉

も、もうこれでいいでしょ！？
いきなり告白なんて
言われたって分かんないし！！

天馬司

俺も、告白の演技は
した事がないが

天馬司

ダメダメだと思ったぞ

鳳えむ

うーん、、
また、負けちゃったね

草薙寧々

けど、私にはちゃんと
頑張ってた事伝わったよ

緑川彩葉

(はは、、、
もう、寧々さんがいいなら
それでいいや───)

怪盗フェニックス

ふふっ、君達と勝負するのは
楽しいね

怪盗フェニックス

───だけど
まだ、彼女は返せないね

草薙寧々

ひゃぁっ！？

天馬司

なんだと！？

鳳えむ

行先教えてくれないで
寧々ちゃんとどこかに
行っちゃった！！

天馬司

、、、？

天馬司

この先にも
何かあるみたいだぞ

緑川彩葉

はぁ、いつまで怪盗と
鬼ごっこすればいいんだろう、、

緑川彩葉

もう、辞めたい───

ーフェニックス号デッキー

天馬司

ここは、デッキか───

天馬司

怪盗はどこに、、

鳳えむ

あっ、司くん、彩葉ちゃん！
怪盗さんあそこに居たよ！！

怪盗フェニックス

よく、ここが分かったね

天馬司

煙幕を出してこなかったからな
近くに移動するだけだから
煙幕を放つ必要がなかったんだろう

天馬司

とにかく、寧々を返せ

鳳えむ

寧々ちゃんは
あたし達の仲間なの。

鳳えむ

寧々ちゃんが居なかったら
あたし達、ショーができないの！

怪盗フェニックス

「大切な仲間」か───

緑川彩葉

ここまで色々付き合ったんだから
いい加減にして欲しいんだけど

緑川彩葉

寧々さんも
連れ回されて疲れてるだろうし

草薙寧々

(3人とも───)

鳳えむ

それにそれに！
もう、お夕ご飯の時間だから
皆お腹ぺこぺこになっちゃうよ

天馬司

そういう問題なのか、、？

怪盗フェニックス

そうだね
長時間付き合わせてしまって
すまないね。

怪盗フェニックス

君は、彼らの元に
帰りたいかい？

草薙寧々

───もちろん！
私の大切な居場所、、だから

怪盗フェニックス

───そうか。
なら、最後にクイズといこうか

鳳えむ

クイズ！？

天馬司

なら、最後こそ
正解しようじゃないか！

緑川彩葉

また、ギフトショップの時
みたいに答えようのない質問
してくるんじゃ───

怪盗フェニックス

安心してくれたまえ
とても簡単なクイズさ

怪盗フェニックス

僕の欲しかったものは
なんだと思うかい？

天馬司

エントランスにカジノ、、
ギフトショップにシアター

天馬司

そして、デッキ───

緑川彩葉

そんなの知るわけ───

天馬司

分かったぞ！

緑川彩葉

えっ！？

鳳えむ

ほえ？司くん
もう分かっちゃったの、、？

天馬司

怪盗フェニックス

天馬司

お前が欲しかったものは
「俺達と楽しく過ごす時間」だろ？

天馬司

だから、俺たちを翻弄しつつ
色んなゲームをやらせてきたんだ

怪盗フェニックス

───正解だ

怪盗フェニックス

君達のお陰で
とても楽しい時間を過ごせたよ

怪盗フェニックス

約束通り彼女を返そう

鳳えむ

寧々ちゃん！！！
「抱きしめる」

草薙寧々

わっ！？
ちょっとえむ苦しいって
「笑顔で」

鳳えむ

もう会えないかと
思ったよぉ〜！！

草薙寧々

も〜、、、、
そんな訳ないでしょ

怪盗フェニックス

それでは、探偵諸君
良い旅を

怪盗フェニックス

また会えることを
楽しみにしているよ───
「煙玉を放ち去る」

天馬司

また、この煙か、、、

緑川彩葉

(ここまで凝った演習を
するなんて───)

鳳えむ

寧々ちゃんが帰ってきてくれたのは
嬉しいけど───

鳳えむ

結局、最後まで怪盗さんを
捕まえることが出来なかったね

緑川彩葉

まぁ、いいんじゃないの？
寧々さんも無事戻ってきたんだし

天馬司

───そうだな

天馬司

寧々、大丈夫か？

草薙寧々

大丈夫。
何もされてないから

緑川彩葉

そろそろ船に戻らない？
寧々さんもゆっくりしたいだろうし

天馬司

そうだな
夜は冷える

鳳えむ

あたし
もうペコペコだよぉ〜

緑川彩葉

私も───
明日は筋肉痛だなぁ

草薙寧々

え？
そんなに動き回ってたの？

天馬司

あぁ、寧々をアイツから救うため
船中を探し回ってからな

草薙寧々

ずっと思ってたんだけど
えむと司あの怪盗の招待に
気づいてないわけ？

天馬司

なにぃぃぃ！？

鳳えむ

えむちゃんは
あの怪盗さんが誰なのか
分かってるの！？

鳳えむ

誰誰！？

緑川彩葉

いや、どう考えても
あの場所に───

神代類

おや、皆
ここに居たのかい？

天馬司

類じゃないか！！
どこにいたんだ？

神代類

着ぐるみの人に呼ばれてから
戻ったら皆が居なくなっていて
探したんだが見つからなくてね

神代類

何かあったのかい？

天馬司

そうだったのか
まぁ、結構動き回ったからな

鳳えむ

あのね、急に怪盗さんが
出てきて寧々ちゃんをさらったの！

鳳えむ

けど、司くんがクイズに正解して
返してもらったんだ

神代類

それは、災難だったね
僕も助けられたら良かったけど

草薙寧々

(物凄く嘘くさい、、)

神代類

まぁ、そんなことより
ここのレストラン入ってみたが
美味しそうな料理が沢山あったよ

鳳えむ

早く早く！
皆、レストランに行こー！！

天馬司

そうだな

鳳えむ

寧々ちゃんも美味しい料理
たっくさんあるよ！

草薙寧々

まぁ、確かにデザートは
楽しみかも

緑川彩葉

私は、パクチーさえ
入ってなきゃいいや

天馬司

一番にレストランに
入るのはこの天馬司だ！！

天馬司

お前たちも呑気にしていたら
俺が全部食べてしまうぞ！
「走り去る」

鳳えむ

あぁぁ！！
待ってよ〜司くん！！！
「追いかける」

草薙寧々

───ってえむ
レストランは
そっちじゃないから！

緑川彩葉

はぁ、、、、
あんだけ動き回って
まだ走る体力があるとか
凄すぎでしょ───

神代類

あの二人はとっても
張り切っていたからね

神代類

彩葉くんはそうでも
無かったようだけど

緑川彩葉

そりゃ、あんな動き回ってたのに
一度も鉢合わせしなかったし

緑川彩葉

喋り方も雰囲気も似てたし
帽子の中から類さんの髪の毛も
見えてたし

緑川彩葉

類さんこそ
なんで怪盗役なんてやったの？

神代類

着ぐるみの人に言われたんだよ

神代類

「この船で余興を
してくれないか」ってね

緑川彩葉

お陰でこっちは
大変でしたけど───

神代類

さっ、僕たちも行こうか
あの勢いだと3人に食べられて
しまいそうだからね

緑川彩葉

───って
何か3人とも戻ってきてません？

鳳えむ

ニコちゃんに渡す
お土産忘れてたぁ〜！！

天馬司

それなら、あれならどうだ？
ギフトショップの勝負で
えむがチョイスしたあのお面

草薙寧々

お、お面、、、？

鳳えむ

確かに！！
ニコちゃん気に入ってくれるかも！

緑川彩葉

えぇ、、、

鳳えむ

類くん類くん！！
お面を使った役がある
お話今度作ってー！！

神代類

それは、面白そうだね

緑川彩葉

(───まぁ、ある意味
忘れられない思い出に)

緑川彩葉

(なった、、かな？)

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