あれから、黄紙は俺に話しかけてくれるようになった
Ak
Pr
Ak
Pr
ただ、気になることがあった
Pr
Ak
Pr
Ak
Pr
時々、俯いて何かを呟いている
そして、こちらを見ては何かを言いたそうにしてること。
遠慮してるからか、どこか挙動不審だ
Pr
Pr
Pr
Ak
Pr
Ak
Pr
Ak
Pr
Ak
Ak
俺のため、に……?
Pr
ビクッとしてゆっくりとこちらを向く彼に微笑む
Pr
Pr
Pr
Pr
Ak
Ak
そこまで言うと、口を閉じてまた俯いてしまった
Pr
Ak
そう言うも、黄紙は頑なに言おうとせず、おろおろしている
仕方なく、はぁ…と言いながら黄紙を見て呟く
Pr
Pr
Pr
ふっ、と笑みが綻んだ黄紙を見て、さらに続ける
Pr
Ak
Pr
Ak
Pr
Ak
友達になりたいんだ
Pr
やっとのことでそういった
Ak
Pr
Ak
嫌われてると思ってた
友達になんてなれないと思った
なりたくても、遠い存在で
俺が望めば友達になれるとは思う
でも
“本当の友達”にはなれない
友情ごっこでしかないもの
……そう思ってた
Pr
翠璃くんは、何か呟くと、怯えたようにこちらを見て訪ねてくる
Pr
Ak
Pr
彼は泣いていた
俺なんかが、友達になってほしいという、ささやかな願いに
Pr
Ak
Ak
Pr
ひとしきり泣いて、コーヒーを頼んだ
俺が泣き止むまで、黄紙は背中を軽く叩いてくれていた
Pr
Ak
Pr
Pr
Ak
Pr
そう
君だけが
Pr
Pr
みんなが求める『理想の俺』だけを晒して
信じるものなんて何も無かった
でも、変わったんや
あの日
Pr
Pr
Ak
Pr
Ak
Ak
Pr
Ak
Pr
Pr
Pr
美桜
美桜
美桜
美桜
美桜
美桜
美桜
美桜
美桜
美桜
美桜
美桜
美桜
NEXT……♡300
コメント
12件
フォロセはあくー! 受験生なのかー!がんば!
友達慣れたのか!続ききになるー✨️
はあく!! コメ遅なってごめん!! akpr友達なれたの良かった!