そこは、落ち着く場所だった
何かあるのに、何も無いような
何も無いのに、何かあるような
それでいて どこか切ないと感じるのだから
私が ここに居すぎたのかもしれない
彼方者エレベーター No.3
案内人の場合 前編
私は随分前に死んだ筈だった
だけど... 自分の過去と向き合う覚悟が
まだ無くて
“案内人”として 今もここにいる
もう、自分の名前も、人生も とうに忘れてしまった
案内人
案内人
案内人
バチッと音がして
今回の彼方者も エレベーターから遠ざかる
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
仲村友梨
案内人
案内人
案内人
仲村友梨
仲村友梨
案内人
仲村友梨
案内人
仲村友梨
案内人
仲村友梨
仲村友梨
あっけらかんと笑う彼女を見て 懐かしい何かが
自分の内でざわめくのを感じた
案内人
案内人
仲村友梨
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
案内人
仲村友梨
仲村友梨
案内人
仲村友梨
仲村友梨
仲村友梨
仲村友梨
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
仲村友梨
仲村友梨
案内人
仲村友梨
仲村友梨
案内人
案内人
懐かしいと感じる何かは まだ拭えない
一体それは 自分の過去と関係あるのだろうか
友梨母
仲村友梨(小学1年)
仲村友梨(小学1年)
友梨母
友梨母
仲村友梨(小学1年)
友梨母
仲村友梨(小学1年)
友梨母
友梨母
友梨母
仲村友梨(小学1年)
友梨母
友梨母
仲村友梨(小学1年)
友梨母
友梨母
仲村友梨(小学1年)
仲村友梨(小学1年)
案内人
仲村友梨
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
友梨父
仲村友梨(中学3年)
友梨父
仲村友梨(中学3年)
仲村友梨(中学3年)
仲村友梨(中学3年)
友梨父
友梨父
仲村友梨(中学3年)
仲村友梨(中学3年)
仲村友梨(中学3年)
友梨父
友梨父
友梨父
仲村友梨(中学3年)
仲村友梨(中学3年)
仲村友梨
案内人
仲村友梨
仲村友梨
案内人
案内人
案内人
本当はこんなこと 言ってはいけない筈なのだが
仲村友梨
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
案内人
仲村友梨
案内人
案内人
案内人
どうしてそこまでして、と 自分の中で問う声はある
ただ、なんとなく
自分の過去と繋がる気がした
戻ってきたエレベーターの中に 鮮やかな絵が完成している
それはどこか暖かくて しかしどこか冷たく感じた
案内人
仲村友梨
案内人
不審に思ったか 彼女は黙っている
その絵は
1人の長髪の男性が芝生に座り
1人の栗色の髪の女性が その横で笑っている様子が
緻密に描かれていた
案内人
仲村友梨
どこか慌てた様子の彼女は 驚いたように首を振る
そろそろ職務に戻らなければ
これ以上 私情を挟む訳にはいかない
案内人
案内人
案内人
案内人
仲村友梨
案内人
案内人
案内人
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
案内人
案内人
仲村友梨
案内人
仲村友梨
仲村友梨
後編へ続く
コメント
5件
わー✨待っておりました!! 本当に本当に、めちゃくちゃ面白いです…! 案内人さんと女の子の関係も気になりますし、後編でどんな選択をするのかも気になります… 女の子も案内人となって、ずっと一緒に居るという手もあるのでは…!? 後編楽しみにしています!