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これは、私が小学5年生のときのお話です。
鹿角先生
皆さん！進級おめでとうございます。
鹿角先生
先生の名前は、鹿角由美子と言います。
鹿角先生
これから1年間、よろしくお願いします。
鹿角先生
それでは早速、お知らせがあります。
鹿角先生
このクラスに、なんと転校生がやってきます！
由姫
マジで！？
里架
どんな子だろうね！
鹿角先生
それでは、入ってきてください。
私は目を疑った
由姫
え？
真紘
緑川小学校からきました。
真紘
橋本真紘です。
真紘
よろしくお願いします。
由姫
真紘さん？
真紘
あ、あなたは！
真紘
由姫さん！？
里架
え？なになに？知り合い？
鹿角先生
花田さん、橋本さんとお知り合いなんですか？
由姫
はい。保育園のとき、一緒だったんですけど、年中組のとき引っ越しちゃって。
鹿角先生
そうなんですか。なら橋本さんの席は花田さんの隣でいいわね。
鹿角先生
知り合いの方が見知らぬ人よりはいいと思うから。
真紘
はい。
由姫
よろしく。
真紘
よろしく。
鹿角先生
それでは、1時間目の授業を始めます。
鹿角先生
1時間目は、教科書を配りたいと思います。
数分後
鹿角先生
全て渡し終えましたね。
鹿角先生
教科書に名前を書いて、教科書を読んで待っていてください。
３時間後
鹿角先生
始業式や入学式の準備など、お疲れ様でした。
鹿角先生
今日はこれで終わりです。さようなら。
由姫
ねえ
真紘
なに？
由姫
今日さ、その…一緒に帰れたりする？
真紘
いいよ。私、今日帰れる人がいなくて困ってたの。
由姫
じゃあ、帰ろっか。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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