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乃彩
何の本読もうかな？
乃彩
あっ、これ
トンっ
由貴
あっ、
乃彩
ごめんなさい
由貴
君先で良いよ
乃彩
ありがとうございます
由貴
（可愛いな
乃彩
（わー、私のバカ
由貴
君さ
乃彩
へ？
君だよ、君
乃彩
あ、はい
由貴
明日もいる？
由貴
オススメの本、教えて欲しいな
乃彩
分かりました。
由貴
ありがとう
次の日
由貴
あ、
乃彩
お待たせです
由貴
名前なんて言うの？
乃彩
斎藤乃彩です。
乃彩
先輩は？
由貴
俺は、加藤由貴
由貴
乃彩って呼んでいい？
乃彩
はい、
由貴
敬語じゃなくていいよ
乃彩
はい
由貴
言ってるうちから笑
乃彩
あっ、うん
乃彩
名前なんて呼べばいい？
由貴
うーん、みんな由貴ちゃんとか言ってるかな
乃彩
由貴ちゃん？笑
由貴
笑うなよ
乃彩
ごめん笑
乃彩
由貴ちゃん笑
囁く
由貴
乃彩
乃彩
ひゃっ
由貴
仕返し
由貴
じゃあ、またな
乃彩
うん
菜々美
なにあれ
トントン
乃彩
何ですか？
菜々美
由貴君と仲いいけど付き合ってるの？
乃彩
いえ
菜々美
ふーん
乃彩
だったらなんですか？
菜々美
あんまり由貴君と仲良くしないで
そして次の日
由貴
あっ、乃彩
菜々美
由貴君、ちょっといい？
由貴
いや、あの
菜々美
(睨)
ダッダッダッ
由貴
どうしたんだ、あいつ？
乃彩
はー
由貴
チラッ
由貴
ん？あれって乃彩？
乃彩
あ、やば
乃彩
目合った
由貴
ごめんね
菜々美
えっと
菜々美
由貴君？
由貴
乃彩!!
乃彩
由貴
由貴
なんで避けてるの？
乃彩
それは、
乃彩
っ、
乃彩
嫌いなの、由貴の事
由貴
え、嘘だよな
乃彩
っ、
由貴
乃彩、
乃彩
もう私に構わないで、
由貴
分かった
乃彩
っ、
それから3週間後
乃彩
わっ、やば
バサバサ
由貴
おわっ
乃彩
ごめんなさい
乃彩
って
由貴
あぁ、大丈夫？
由貴
斎藤さん
乃彩
っ、
乃彩
大丈夫です。
由貴
（なんでそんな顔
ポロッ
由貴
え、どうしたの？
乃彩
え？
由貴
なんで泣いてるの？
乃彩
わっ、なんで
由貴
はー、ほら
乃彩
先輩？
由貴
早く乗って
乃彩
そんな、大丈夫です
由貴
ならお姫様抱っこするよ？
乃彩
キャッ
由貴
大人しくしてて
乃彩
はい、
生徒
え、何あの二人ってー
ザワザワ
生徒
そういう関係ー！？
ザワザワ
菜々美
チｯ
沙那
まじ、ありえない…
由貴
着いたよ
乃彩
ありがとうございます
由貴
当然でしょ
由貴
先生は居ないみたいだね
コクッ
由貴
先戻るね
キュッ
由貴
ん？
乃彩
まだ、居てくださいっ、
由貴
っ、
由貴
じゃあ、その代わり
由貴
あの嘘のこと教えて？
乃彩
っ、
乃彩
ごめんなさい…
乃彩
脅されて…
由貴
大体分かったよ
乃彩
ありがとう、
乃彩
もうちょっと居て？
由貴
う、うん
10分後
由貴
時間だ
由貴
ごめん、
乃彩
ありがとう、由貴
由貴
/////
由貴
久しぶりに聞いた
由貴
じゃあ、
タッタッタッ
菜々美
近づいたらどうなるか分かってなかったみたいね
沙那
ビッチ
乃彩
（は？
由貴
なんか声がする？
由貴
もう1回戻るか
菜々美
ウザイのよ
バシッ
乃彩
痛った
由貴
っ、
由貴
何してるんだよ
菜々美
ゆっ由貴君？
沙那
ちょっとね
由貴
もう俺と俺の大切な人達に近づかないで
菜々美
そっ、そんな
沙那
…
プルプル
乃彩
は、
グスッ
由貴
乃彩
乃彩
はぁ、
由貴
（やばいな
由貴
文句言うなよ
チュッ
乃彩
んん
乃彩
ぷはぁ
由貴
大丈夫？
乃彩
何で、
由貴
なんかパニックになってたから
乃彩
恥ずかしい、もうやだ
由貴
でももう平気だよ
ギュッ
乃彩
由貴？
由貴
斎藤乃彩さん、俺と付き合ってください。
乃彩
っ、
乃彩
はい、
由貴
ホント？
乃彩
うん
乃彩
大切にします。加藤由貴さん
由貴
はー、可愛い
由貴
分かってんのかね
乃彩
えっ、？
乃彩
由貴の前専用だよ？
ずっきゅーん
乃彩
？
由貴
乃彩、口開けて
乃彩
んん
由貴
チュッ
くたっ
由貴
あはっ、可愛い
乃彩
息続かないんだもん
由貴
慣れよっか
本から始まった恋。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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