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主☆
主☆
主☆
主☆
主☆
主☆
主☆
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地雷チャンは快適な空の旅へ
⚠死ネタ注意⚠
何でも許せる方のみ
さとみ
決めた。
僕は───
言う。
思ってるだけじゃ、何も変わらない。
勇気がいることだけれど、今気持ちを伝えなければ、きっとずっと後悔する。
結果がどうであれ、僕の本当の気持ちをさとみくんに知ってほしい。
頑張れ僕。僕ならいける。
~その日の夜~
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみくんが好きなんだ。
さとみ
ころん
ごめん。
ころん
ころん
分かってたはずなのに。
同性どうしの恋愛なんて、実らないことの方が多い。
だから、僕も覚悟を決めてきたはずなのに。
溢れてくる涙を堪えることができなかった。
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
その晩僕らは、嬉し涙で頬を濡らした。
一ヶ月間、僕らは様々な思い出を作った。
調子の良い時には、二人で病院内の庭で散歩をした。
ころん
さとみ
ころん
そこでは、植物たちが色とりどりの花を咲かせていた。
中でも一番好きだったのが──
ころん
さとみ
ガーベラ。
鮮やかな桃色が、風に揺れている。
その綺麗な桃色が、なんだかさとみくんみたいで僕は好きだった。
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ギュッ(恋人繋ぎ)
ころん
ころん
さとみ
ころん
ギューッ
ころん
僕は、幸せすぎるくらいの毎日を送っていた。
~定期検診が終わり~
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
今にも泣きそうな切ない表情をする君。
どちらが余命宣告を受けたのか分からないくらいだ。
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
君が見せた寂しそうな笑顔に少し心が引っかかったが、
話しているうちにそんなことも忘れ、いつしか僕は眠りについた。
結局、あれから提供者は見つかっていない。
僕は、残された時間を大切に生きようと決めた。
さとみくんとも上手くいっているし、とても幸せだ。
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
君と、いろいろなことを話した。
君が大好きだった東京の話。
君が行っていた学校の話。
自分たちの家族の話。
かつての親友のことも、虐められていたことも。
思い切って全部話した。
君は、黙って最後まで話を聞いてくれて。
時には一緒に涙を流してくれた。
ずっとこの幸せな時間が続けばいいのに。
そう思った。
~さらに一ヶ月後~
あの後、僕はどんどん体調が悪くなり、
嫌でも余命を感じさせた。
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
僕に最期の日が近づくに連れ、前にもまして君は笑うようになった。
寂しいような、悲しいような。
そんな雰囲気を纏わせた君の笑顔を、僕はあとどれだけ見ることができるのだろうか。
主☆
主☆
主☆
主☆
主☆
主☆
主☆
ころん
さとみ
主☆
さとちゃん6周年おめでとう(*´˘`*)♡
コメント
7件
ァ"ァ"ァ"ァ" さ、い、こ、う!!!ありがとうございますぅ"ぅ"ぅ"