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テラーノベル(Teller Novel)

それからはずっとセカイにいた。

幼い司

ミク!

初音ミク

どうしたの〜?

幼い司

この部分のピアノってどんなのだ?

初音ミク

それはね〜!___

初音ミク

〜!

幼い司

ー!!!!!

KAITO

〜??

幼い司

!!

楽しい。

セカイがオレの居場所だ。

初音ミク

そういえば、司くんっていつまでいるの?

幼い司

幼い司

ずっといちゃだめなのか?

初音ミク

……そんなことないよ!

幼い司

良かった!

初音ミク

……

セカイには決まりがある

セカイにずっといると

現実セカイでの記憶が薄まること。

現実セカイの知り合いがその人の事を忘れること。

マスターの言うことは絶対。 なにがあっても。

司はそんなセカイにさまよっている。

初音ミク

つかさくん!ここは楽しい?

幼い司

あぁ!

幼い司

楽しいぞ!

初音ミク

あれからルカたちもいっぱい来るけどね〜

幼い司

そうだが……

幼い司

なにか忘れている気がするんだ

初音ミク

…そんなことないよ!

初音ミク

あっちょっと……

みんなが集まってきた

MEIKO

お姉さんに聞かせてみなさい〜?

幼い司

そうか……?

幼い司

だが、ミクのいうようにきっとただの勘違いだ。

巡音ルカ

そうかしら…

巡音ルカ

案外そうじゃないかもしれないわよ?

幼い司

……そうか

幼い司

実はこの人数じゃ少し寂しいとミクと話してたんだ。

鏡音レン

そうなの?!

鏡音レン

どうしよーか〜

幼い司

……

幼い司

幼い司

思いついたぞ!

初音ミク

えっなになにー!?

幼い司

誰かをつれてきて閉じ込めればいいんだ!

初音ミク

…それは名案だね……!

KAITO

ミク……

KAITO

でもさすがに……

初音ミク

…KAITO……

ミクは静かに首をふった。

KAITO

そう……だね

KAITO

そうしようか……

幼い司

いいのか?!

幼い司

また楽しくなるな!

鏡音レン

…うん

巡音ルカ

そうね……

初音ミク

マスターは欲張りだからね

初音ミク

私のこともすぐ飽きてしまうの

初音ミク

でもね

初音ミク

マスターは悪くない

初音ミク

だって私は不良品だから

初音ミク

他のボーカロイドに移って、

初音ミク

私以外を愛して

初音ミク

だって仕方ない

初音ミク

わざわざ不良品を選ぶマスターはいないんだから

初音ミク

司くんもいつかそうなってしまう

初音ミク

だから私は、マスターの言うことを

初音ミク

必ずやり遂げる

たとえ

人を殺してでも

プロセカデスゲーム

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