窓から差し込む空模様、
私は此れで目を覚ます。
乃愛
…、
乃愛
眠…
乃愛
…おはよう…
母
乃愛、お早う、ご飯出来てるから早く食べなさいね?
乃愛
は~い…
結局、こうゆう毎日が幸せ何だろう。
そんなことを考えながらご飯を口に運び家を出る。
乃愛
行ってきま~すっ!!
母
気をつけてね~!!
乃愛
、あっ!!莉愛~!!!
莉愛
…。
莉愛
乃愛ちゃん?
乃愛
おはよ~!!
幼馴染の莉愛、
幼稚園からずっと同じ、
冷たいけど良いところがいっぱいある、
そんな子、
莉愛
おはよ…
乃愛
ね~ね~今日さ~!!
乃愛
私の家止まらない?!!
莉愛
…?何で…
乃愛
だってさだってさ!!?
乃愛
いっつも莉愛一人だから今日位泊まろうよ~!!
乃愛
しかも私明日からお母さん出張だからさ〜!!
そう、莉愛は小さい時親を無くしているのだ、
理由は自殺だと、
莉愛
……じゃあお言葉に甘えて。
乃愛
やった~!!!!
乃愛
~~?
莉愛
…~。
乃愛
莉愛~!!
乃愛
…って…あれ…?
乃愛
居ない……、
乃愛
何処だろ、…
柵に手を掛ける、
お昼休み、
日差しが眩しい。
莉愛
…嗚呼…
死にたい。
乃愛
……へっ?
莉愛
、?!
莉愛
乃愛…ちゃん…?
乃愛
……り…あ…
乃愛
……、し…死にたいって…
莉愛
……。
莉愛
そうだよ、
莉愛
僕は_
死にたい。
軽々しく言葉を発する彼女に驚きを隠せない。
そう、この言葉が始まりだった。
莉愛
ねぇ、…
莉愛
僕を殺して。
乃愛
…………
分かった。
今はそう、返事するしか私には出来なかった。