TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
あの鳴く鳥が向かう先

あの鳴く鳥が向かう先

「あの鳴く鳥が向かう先」のメインビジュアル

1

第1話

♥

1,201

2024年02月24日

シェアするシェアする
報告する

青い鳥

ぴぃ〜

青い鳥が鳴いた 目が合ったような気がした

英斗

なあ翔斗

翔斗

ん?

英斗

どこ見てんの笑
なにもないよ〜

翔斗

そんなこと...

鳥のいた場所を見るとその鳥は いなかった

翔斗

いないな、笑

英斗

でしょ?笑

その日の夜

翔斗

ッ...!!

翔斗

はぁっはぁっッ...

翔斗

あ''ッ...

翔斗

ね''ぇちゃんッ...!!

志穂

翔斗、!?

翔斗

痒いッ..痛いッッ''

志穂

薬持ってくるね!

志穂

はいっ..

志穂

飲んで...!!

翔斗

ありがとっ..

それから数ヶ月後

英斗と一緒に登校した

英斗

小学生ってなんであんなに元気なの笑

翔斗

いや中学と変わんねえじゃん笑

その時

青い鳥

ぴぃ〜

僕は足を止めた

今回は前より近かった

英斗

どうしたの?

翔斗

え、あ、鳴き声が...

英斗

何言ってんの笑

英斗

遅刻するから早くいこ笑

翔斗

あ、うん

その日の夜

翔斗

あ''ッ...

姉ちゃんは旅行でいなかった

翔斗

はぁっはぁっ

翔斗

ヒュ-ッヒュ-ガハッ

翔斗

( バタッ

起きたら病室にいた

先生

貴方は癌です。

翔斗

え、っ

困惑した

すると

青い鳥

ぴぃ〜

僕は気づいた

前より青い鳥が近づいたことに

翔斗

はっ...

先生

海、綺麗ですよね

そうここは海に近いから 病室からは海が見えた

翔斗

あ、はい...

僕は何かの異変に気づいたが 確信が持てなかった

瀬奈

ねえ、

翔斗

!?

翔斗

は、はい

翔斗

えっと...

翔斗

君も病気、?

瀬奈

うん、

翔斗

そうなんだ、

瀬奈

長くないらしい、

瀬奈

鳥ももうすぐ手に止まる

翔斗

え、!

翔斗

鳥って、青い?

瀬奈

そうだよ

瀬奈

正体はわかんないけど...

翔斗

僕、翔斗

瀬奈

あ、私は瀬奈だよ

その時、また、

青い鳥

ぴぃ〜

鳥は僕の1mまで迫った

瀬奈

来たね、

僕は彼女の手に鳥が 止まる瞬間を見てしまった

瀬奈

ありがとう

笑顔で告げられた

翔斗

へっ...

ぴーー

瀬奈は亡くなった

翔斗

僕は何もしてないッ...

翔斗

何もできてない...

翔斗

でも僕ももうすぐ瀬奈ちゃんの元へいく...

だけど、僕は死ねなかった 少し死ぬのが怖かった...

鳥の迫るスピードも事実だった

数日後

英斗

体調大丈夫か?

翔斗

うん、なんとか笑

僕は今まであった異変 鳥のことを全て話した

英斗

つまり青い鳥?がお前に近づくとやばいんだろ?

翔斗

まあ、そんなとこ

すると

青い鳥

ぴぃ〜

ベッドの真横の窓へ停まった

英斗

どうした?

翔斗

いや、なんでもない

英斗

俺二、三日泊まって行くわ

翔斗

ありがと笑

数日後

青い鳥

ぴぃ〜

僕は覚悟を決めた

その時鳥は僕を横切った

翔斗

えっ...

翔斗

はっ

その瞬間僕は目が覚めた

'' ぴーー '' と嫌な音が聞こえた

僕は病院のベッドの上

青い鳥は英斗の元へ、

英斗は亡くなった

翔斗

はぁっはぁ...

翔斗

英斗ッ...!!

僕は1年もの間眠っていた いわゆる植物人間。

僕はもう一度 眠りにつく。

翔斗

.....

目の前にいる '' 青い鳥 ''に気づく こともなく。

この作品はいかがでしたか?

1,201

コメント

1

ユーザー

待って好きかも

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚