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俺の世界を変えた君

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俺の世界を変えた君

1 - 偽りだらけの世界で俺は

♥

1,313

2020年06月29日

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お久しぶりです

なんか書きたくなったから書きます

ではどぞ

まじだるいよな

こいつの話面白くないんだよ

早くどっか行ってくれないかな

お互い不満を持ってるのに

なのになんでこんなに仲良さそうに 出来るんだろう

皆嘘をついてるのに

なんで普通に『好き』だなんて 言えるんだろう

皆偽りの仮面を被っている

それを俺は知っている

だから俺はもう誰も信じない事にした

親も

友達も

(あーだる。)

(なんで俺がこんな面白くない話聞かなきゃならねーんだよ)

モブ男

お前の話面白すぎ

そんなこと全く思ってないのに なんて思う

本当は面白くないって 思ってるのにね。

あ、因みに俺には人の心が見える

ある人に話せば羨ましいと言い

ある人に話せば魔法だと言うだろう

でも俺は羨ましいとも 魔法だと思わない

これは呪いだ

見たくもない人の感情を覗き見て

周りに合わせて嫌われないように

心が見える事を人に悟られないように

極力関わらないようにしている

本当に卑怯だなと自分でも つくづく思う

モブ女

ねー!りーぬくん!!

りい❤️

うん?どうしたの?ニコッ

モブ女

私さぁ~~

あぁ、また始まった

聞きたくもない話

モブ女

ほんとあの子可愛くてスタイルいいからさ!

嘘つき

本当は (まあ、私の方が上だけど) なんて思ってるくせに

そんなこと思いながら 彼女が求めてるであろう言葉を 淡々と告げる

りい❤️

君も可愛くてスタイルいいと思うよ

モブ女

えぇー!ほんと??

りい❤️

ほんとだよニコッ

なんて笑いかければ嬉しそうに笑う

良かった、嫌われなかった

悟られなかった

と1人で安心する日々

退屈で窮屈で抜け出したい日々

そんな日々はある日突然壊された

さと💗

宜しく!

元気よくみんなに挨拶するのは 転校生の彼

派手なピンク色の髪に整った容姿

おまけに話し上手で聞き上手

皆に好かれるタイプの人だな これが俺から見た彼の第一印象

まあ大体はそんな第一印象も 一瞬で打ち砕かれるんだけどね

なんて思ってたら彼は俺の隣の 空いていた席にカバンを下ろして

さと💗

俺さとみ!宜しくニカッ

と屈託のない笑顔で俺に 自己紹介してくる

りい❤️

宜しく

俺はとりあえずそう応えた

それからよく話しかけてくるように なった彼

まあいつかは俺に 見向きもしなくなるよな

なんて甘い考えを持っていたのは 今から2週間前まで

さと💗

でさー?俺の母さんが面白くってさw

…なんで

適当に相槌うってたら諦めると 思ったのになんでこの人は…

と無駄に考えてしまう

いや、でも心を覗けば本心が…

なんて思って彼の心を覗いた

さと💗

(まじで面白かったから聞いて欲しいw)

ああ、この人心の声が筒抜けなのかな

何故か悔しい思いをしながら

りい❤️

ウン、トテモオモシロイ

というと

さと💗

おい!絶対思ってないだろ!w

とツッコミが入る

これは流石にキレるだろ

なんて思った俺が馬鹿だった

さと💗

(これ絶対楽しんでるだろ)

馬鹿だった 俺もだけどこいつもかなり馬鹿だった

りい❤️

HAHAHAHAHAHAHA

呆れ半分諦め半分だった

それからというもの暇があれば 俺のとこに来ては 話をするようになった彼

俺と話をする時も 俺じゃない誰かと話してる時も ずっと素直なままで

りい❤️

(この人)

りい❤️

(裏がない…)

りい❤️

(面白い)

なんて俺も思い始めていた

りい❤️

(友達になってみたい…)

とか思い出したから遂には 俺までおかしく…なんて思ってた

でも違った

俺がおかしいんじゃなくてさと💗が おかしいから

だから友達になりたいとか思うんだ

そう言って自分を納得させていると

さと💗

りーーぬーー!俺と話そー!

とさっきまで他の人と 話してたであろう 君は俺の元へ駆け寄ってくる

その時も

(話したい話したい話したい)

と心が筒抜けになってる姿に 思わず笑みをこぼした

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コメント

2

ユーザー

あっ、好きです。

ユーザー

前垢から好きで見てました!! フォロー失礼します!

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