アキト
はぁっ……はぁっ
アキト
(このままじゃ……体が、持たねぇ)
なにがあっても、絶対に諦めちゃいけないって。
いつか、そんな言葉を口にした。 軽々しく。
アキト
(……自分で言っといて、馬鹿みたいだ)
心のどこかでは、 もう終わりだって。
__♪__~♪
アキト
……っ、歌……?
~~♪_~♪
アキト
(綺麗な声、だな)
アキト
歌っているのは……誰、だ……?
???
__♪
アキト
……角だ
???
__~♪……っ、!
アキト
あっ……
アキト
(怖がられた、か)
彼女は、きっと希角族。 狩られると思ったのだろう。
アキト
(……っ、ここでもう、終わりだな)
???
カナデ?ここに誰かいたの?
???
うん。傷ついてたひと
???
カナデだって回復魔法、使えるじゃない
???
いいから。……あ、あのひと
__どこからか、声が。
???
あそこのひと?……って、“人間“!?
???
ご、ごめん……エナって人間、苦手なんだっけ?
???
……大丈夫。種族がどうであれ、苦しんでいることには変わりないよね
???
ねえ、私の目、見てくれる?
アキト
……お、れ ?
自分でも 面白いくらい、抵抗はなかった。
……抵抗、しようと思わなかった。
???
うん。動かないで
???
っ……せーのっ
アキト
……っ!
体を蝕んでいた痛みが、引いていく。
???
……っ、これで、大丈夫?
アキト
ああ……ありがとう
アキト
なあ、お前たちって……
???
__うん。希角族だよ
アキト
……なのに、オレを助けたのか?
???
だって、苦しんでいるひとに種族とか関係ないでしょ?……殺されるのは、困るけど
アキト
…………名前、は?
???
名前……?
???
……ふふっ。カナデ、だよ
???
……私、は
???
__エナ。
ぬし
とーやかわいい
ぬし
終わり方曖昧だぁ★
ぬし
ちょっとわかりずらいとこあったんで種族の紹介とかいきます!
人間 ビビバスとワンダショ
この世界で一番弱い生き物とされている。ビビとダショたち戦士は、この世を滅ぼす〈大怪獣〉と呼ばれる敵を倒すことを大目標としている
希角族(マレツノゾク) ニーゴ
戦闘能力の上昇、回復などのスキルが使える。先代がその力を悪用してきたせいで災厄として恐れられ、戦士は希角族を見かけたら狩るルールになってしまっている。
ぬし
適当とか言わないで悲しい((
ぬし
こんな駄作を読んでいただきありがとうございます!
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