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#何でも許せる人向け
ゆっきーな
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灰猫
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咲希
雪
このまま二人はセカイの闇に飲まれて消える…その時だった
闇に溶けようとしていた咲希の腕を、熱を帯びた力強い手が掴み、無理やり引き戻した
パンケーキ
鼓膜を震わせる怒声。彰人だった。彼は咲希の手首を折れんばかりに握り締め、その歩みを強引に止めた
雪
パンケーキ
彰人は、咲希を、そしてその後ろに立つまふゆを、獣のような瞳で睨みつけた
パンケーキ
パンケーキ
彰人の叫びは、もはや怒りではなく、悲鳴に近かった
必死に背中を追いかけ、隣にいたいと願った仲間が、自分を置いて「終わり」へ向かう。それは、彰人にとって自分のこれまでの努力も、居場所も、すべてが無価値だったと突きつけられるに等しかった
雪
雪
げんない
冷ややかな、けれど絶対的な拒絶を含んだ声が響く。類が、暗闇の中からゆっくりと姿を現した。
その瞳には、かつて「怪物」と呼ばれた頃のような、鋭利な光が宿っている
げんない
げんない
類はまふゆの前に立ち塞がり、逃げ場を奪うように微笑んだ
げんない
パンケーキ
彰人が咲希を自分の背後に隠すように立ちはだかる
パンケーキ
才能のある者が、勝手に絶望して消える。 才能のない者が、泥を啜りながらも生に縋り付く
その不条理を、彰人は力技でねじ伏せようとしていた。
彰人と類の、なりふり構わない「エゴ」に触れ、まふゆの瞳に微かな動揺が走る
そして、彰人の背中に隠された咲希の手が、小さく、けれど確かに彼の服の裾を掴んだ
咲希
咲希の呟きが、静まり返ったセカイに溶けていく
救いたいわけじゃない。消えてほしくない。ただ、そばにいてほしい
その泥臭く、自分勝手で、けれどあまりにも純粋な「半端者たちの叫び」が、心中へと傾いていた二人の天秤を、激しく揺らし始めていた