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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

牛タンつくね

(≧∇≦)/

牛タンつくね

お久しぶりです皆様方。
お久しぶりでは無いかもですが。

牛タンつくね

都知事選燃えてますよね色んな意味で。とても熱い展開です

牛タンつくね

今章も熱い展開にしていきたいところ。こんなんでも結構頑張って考えてます🍀

牛タンつくね

それでは( ◜ᴗ◝)و
<イッテラッシャイマセェ

牛タンつくね

後半。絶対見てください。

プルルルルルルッ

ピッ

───もしもし。
やっと出たな、リク

リク

いやいや、僕とした事が気づかなかったです。

リク

忙しい所すいません薫さん。折り返し頂けるなんて珍しいですね

用が用だからな。…それで、電話くれたってことは割れたでいいのか?

リク

まあ、あらかたは。

そうか、助かる。分かってる内容はどんなだ?

リク

詳細はまた暗号化してファイルで送信しますよ。顔写真も添付しておきます

リク

とりあえず1個だけ口頭で言っておきますけど、

リク

薫さんが調べたオリガという女のことです。

ああ、支部長クジマの愛人か。奴さんがどうした

リク

中々のモノ仕入れましたよ。ここまで骨が折れました

リク

なんたって彼女、元傭兵で斧使いとの話です。

…見た事ないタイプだな。
情報感謝する、多少は対応が楽になるだろうよ

リク

お礼なんて堅苦しい。僕らの仲じゃないですか

まぁな。クジマに関しては何かないか?

リク

それがですね…、出自が少しだけ分かりましたよ。

リク

家が代々協会員やってたっぽくて、それも結構発言力があって。

リク

私立の学院を首席で卒業して、そのまま協会に就職したみたいです。

意外にもごく普通か。俺の予想とは違ったらしい

リク

歴代の独裁者だってそうして生まれてきたものですよ。

リク

最初から特殊なんてそうそう無いですからね。

…そうか。悪いな止めて、続けてくれ

リク

ああいや、調べはこんなもんです。……他にはそう、兄と妹が居たみたいだと

……"居た"?故人か?

リク

デリカシーないですね。
お兄さんは徴兵されて殉職、妹さんは獣害事件の被害者だとか何とか…

リク

一時期精神を病んでいたらしいですが、よくそれで首席卒業に巻き返せたなーって素直に感心しました。

……そうか。ありがとなリク、よく調べたもんだ

リク

朝飯前です!いっぱい褒めてください。喜びます

じゃそろそろ切るぞ。牧達だけに任せる訳にも───

リク

あ!ごめんなさい薫さん、最後に1個良いですか。

なんだ慌てて?どうした

リク

国内で最近、
"アケミヤヒカル"って名義で活動してる工作員が新たに出てきたんです。

リク

薫さんって、苗字──

ッ!!

関係無い。俺とは。

リク

リク

いや僕はただご親族かなって思って、……すみません

全員死んだ。家族なら。
それだけか?なら切るぞ

リク

はい、!失礼しました。
また後程お伺いします

ああ。達者でな。
また何かあれば頼む

ツー…

……まだ生きてたんだ。

……………よかった。

だって、俺が捨てたんだから。

- 16年前 -

実父は屑だった。

ドカンッ!!

……お゛ぉい、帰った。

数ヶ月とウチに帰らない日もありゃ、 なんの前触れなく突然帰ってくることもしばしばあった。

お、おかえりなさい…トオルくん、!お外寒かったでしょう……ほら、

実母は低姿勢で献身的な人だった。 到底、こんな男と結婚するような、 貞操観の無い女には見えなかった。

ッチ、亭主が帰って来て茶も入れねぇのか。使えねぇ女だな

アイツはそんな母にいつだって罵詈雑言を吐き、俺に目も暮れた事も無かった。

チッ……クソが。あの野郎コケにしやがって……ッ

あ、あなた…お茶です!どうぞ……!

おっせぇんだよ。クソアマ………ぶっ!!!

ガシャンッッ!!!

クソ、あっぢ!!!
舐めてんのかてめぇは!!!

ドガッッ!!!

い゛……っ!!ごめんなさい…!!ごめんなさいあなた…もうしないからお願い許して…!!!!

母が何か気に障る事をすれば息でもするかのように躊躇いなく暴力を振るった。 アイツは泣き叫んで謝罪し、土下座する母を延々と蹴り上げるような人間だった。

誰がてめぇ拾ってこんなトコに住まわしてやってんと思ってんだクソ女ッ!!!この役立たず!!オラ泣けよ!!!

ごめんなさ、……!!!
…もうやめてっ………!!

そうして外での鬱憤を母で済ませると、アイツはまたフラフラと出て行く。 ───そんな光景が、俺の脳裏には焼け付いてある。

「母ちゃん、…大丈夫?」

………薫。うん、母ちゃん平気だよ。やさしいね、薫……私の宝物……そう…

「ヤケド……しちゃったんでしょ、」 「待ってて、今お水………」

いいの、いいの…薫。
ありがとね、ありがとう……愛してるわ……薫。ああ、あなただけは……

…そうだな。 母は、その時にはもう既に、 おかしくなっていたのかもしれない。

今考えれば、こんな日々が変わることはどうせ無いと決め付けていた自分が、 間違っていたと言えるのだろうか。

ガンッ!!

あ、トオルくん…!
おかえりなさ───

コレ。

ドサッ、

『んぎゃぁああ!!ぎゃあ!!!』

「……えっ?」

え、赤、ちゃん……?なんで…私、たちの子…なの?

外で使ってた女がくたばった。家行ったらガキ産んでやがったよ。面倒くせぇ

てめぇがどうもガキの世話が好きらしいから持ってきてやった。感謝しろよ

バタンッ!!!

「………母ちゃん、この子、 なんでウチにいるの──」

…私、だってッ、!!!!

グシャッ、!!

好きでやってんじゃない……!!!私の存在価値がこれしか無いの゛!!!どぉして誰も!!分かってくれないのよ、!!!

「母ちゃんっ……!!」

薫……あぁ、かおる。ごめんね。泣かないで………───私を、置いてかないでぇっ…………ぅ……、

モデルさんのような綺麗な顔を憤怒と悲哀で歪めて、恨めしく嘆く母の般若のような顔は、今だって思い出したくない。

そうね…どうしましょう。殺してしまうのは、あまりに痛々しいもの……、

『ん、ぎゃはっ!ははっ!』

お目目がおっきくてきらきら。可愛くて可哀想な子…

……"ひかる"。そうね、光がしっくりくるわ

この子は光。"朱宮光"。
あの人の子供……。
私の…娘なのね

あなたの妹よ、薫!
抱っこしてあげて…、

────ぁははっ!嬉しぃ……私、幸せ………!
きゃはははっ…!!!

そうして、その日俺の前にいた赤子は "妹"となり、俺は"兄"になっていた。

━━━━━━━━━━━━━━━━

牛タンつくね

ェー…………

牛タンつくね

これ大丈夫なやつ????( 。∀ ゚)

牛タンつくね

じゃあね。

マフィア物語Ⅲ -白魔の哮り、黎明の泪-

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