異世界旅路〜失われゆく世界を旅する少女〜

魔法世界での旅を終え、if魔法を使って次の世界に来た舞夢達

目の前には青くて綺麗な海が広がっていた

見とれていると、背後から声をかけられる

そこにはピンク色の髪をした少女がいた

少女は少し考えて言う

舞夢達は少女について行く

そして少女は胸に手を当てながら言う

《泡沫に浮かぶ偶像(アイドル)》 人間の17歳女の子。 人前では明るくポジティブ思考だが、独りになると座り込んで泣いていることがある 能力として、水を操る能力を持つ。 水属性魔法を使う。 武器は使わない。 戦闘時は自身の能力で水泡を生成し、炸裂させることで攻撃を行う。最大出力で行うと水蒸気爆発程の大規模爆発を起こすことが出来る 水泡の形や大きさは自由で、真奈はハート型や星型、音符型にすることが多い 水を操る能力ではあるが、水に癒属性を付与することで擬似的な回復魔法として使うことが出来る

話をしていると、神社の中から人がやってくる

《治癒の騎士》 回復魔法を得意とするヴァンパイア。 少しだけ日光に弱いため、自身の上空に水の膜を張って日光を防いでいる。 だが水では防ぎきれないもので、髪の毛が赤いのは焼けてしまった。 水に治癒力を込める能力を持つ。 武器は使わず、魔法のみで戦う。 水属性の魔法を使うことが出来る。

悠斗に誘導されるまま舞夢達は中に入る

中に入ると、そこには人が2人いた

《水を纏いし騎士/狩人》 人間の18歳少女。 弓矢などの飛び道具の命中率がとてつもなく高い少女。 無表情で無関心。 それでいて仲間思い。 能力として水を道具に変える能力を持ち、武器の構造を理解して、周りに水さえあればどんな状況でも使うことが出来る。 魔法は苦手。

《水の世界の狼/狩人》 人狼の20歳男性。 顔つきと口数故クールと捉えられがちだが、シャイで上手く喋れないだけ。 親しくなった人とはよく話す。 少し変わり者。 能力として水を浴びると身体能力が上がる能力を持ち、乾くと身体能力は戻る。 武器としてダガーを使う。 狼の姿になって爪や牙で戦うこともある。 魔法は水属性の魔法を使う。

この世界は、海によって守られてきた

そしてその海は、“神”によって守られてきた

神とは言うけど、そんな目に見えないような存在ではなく…

現人神のような存在だ

そしてその現人神を祀っていたのが月影未彩

だったんだが……

ある日、現人神が姿を消したんだ

そして海は神がいなくなったことで調律を失った

神を求めて海はたくさんのものを飲み込んだ

土地は半分くらいに減ったよ

そして、影が現れたのはそれからだった

ただでさえ人が沢山海に飲み込まれたのに、残った人たちを影が殺していくんだ

そして、影に攻撃は効かない

今の俺達にできることは影から身を隠すことだけなんだ

すると突然、外から声が聞こえる

舞夢とはるは外に出る

2人が放った魔法は影を爆発させる

どーん！！！

煙が引くと、影がパラパラと崩れているところだった

そして、中から見ていた住民達が声を上げる

そして悠斗が外に出てきて舞夢達に言う