この作品はいかがでしたか?
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らっだぁ現在11歳
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ら「……B国、X国戦争開始…B国敗北」
ら「X国、U国戦争開始、U国全滅」
X国、C国戦争予告…… 来週戦争開始される…
C国は兄達と俺の国
……でもなぜC国が戦えるんだ?
炎の海になったはず
4、5年で戦えるほどに なるのか?
街のほとんどが焼かれたはず
何者かによって
誰かに支配されているとでも…
食料調達に関しては 非常に困難だったはず
周りの環境や人間によって 飢え死にする奴は多かった
だから家まで焼かれたら 復活するのは難しいと思った
捕まって檻から開放された時は もう見知らぬ街で その街も飢えるものは多かった
でも街自体はデカかったから C国よりもマシなもの
総統も働かない 兵士は下手に動けない
兵士が惨めな気持ちを合う
復活された故郷を護るべきか?
”化け物”という 通常の人間では持てない えげつない能力を持っている
世の中には生まれつきとで 能力を持つものは沢山いる それは成長期の途中で起こること
でも俺は血の繋がってない 兄弟
俺の身分も正体も明らかに なってない正体不明な者
そんな中拾ったのが、 兄達だった
まだ11歳の俺が 戦争中に部外者が 参加していいものなのか?
いいやダメだ
同盟でもない者たった1人が できるものじゃない
結果を待つしかない
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あの新聞を読み4日が経った 新しい新聞では
我々国、C国を援護という 情報を掴んだ
鬱にぃ達だ……
……
久々に会いたいな
あの後どうしたんだろ?
今ここは外側だけど 近くにはT国がある、そこから C国だったら2日かかるけど
長旅しよう
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ら「ここで降ります。ありがとじっちゃん」
「ああ、坊主また何処がで会おうな!」
ら「そうだね、ならじっちゃんの名前教えてよ」
アーサー「アーサーだ、あと俺まだ老けてないぞ」
ら「そお?俺にとってじっちゃんだよ、じゃあね」
アーサー「ああ」
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また馬車に乗って歩いての 繰り返しであと少し
多分夜の7時に着くだろう
俺は我々国の幹部や総統に 会うつもりは無い
兄に逢いに行くだけ
あったらまた俺は 馬車に乗って歩いての繰り返し
疲れないの?って 思うかもしれないけど 俺は人工的に作られた化け物だ
自然を活かした能力でもない 俺は化け物
あの実験所が俺にどんな 能力を与えたのかは知らない
出し方が分からないけど ただ身体能力、獣のような機能 人間も食料のうち ってことは分かる
これでもう 化け物なんだよ
俺はまだ11歳なのにね
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夜の8時に故郷に着いた
C国は戦い準備はできていない 家は復活できたものの 食料など非常に困っているようだ
多分X国は二連勝をして 調子に乗っているのだろう
三連勝という名を 歴史に遺すため強制的に 戦争を始めた
争いも何一つなく
X国の歴史でも嫌われもんだった
そりゃ兄達も反論するだろう
とりあえず兄達に会うか
話すつもりはないけど
盗み聞きって言うのかな
まぁ俺は孤独だし どうでもいいんだけどさ
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鬱「……らっだ出てったんかぁ……」
ゾ「いや、連れ出されたんだろ」
鬱「マシな言葉やしええやろ」
ゾ「マシも何もないやろ( ̄・ω・ ̄)」
鬱「やっぱアイツこっちに連れてくべきやったんやろな」
鬱「どこにおるかも知らへんし、まだ不幸に追い掛けられてるかもしれん」
ゾ「後はあいつ次第や、1人残るって言ったのはらっだぁだからな」
ゾ「アイツが国作って同盟になるまでアイツとは敵や」
ゾ「なにせ、化け物として世間に言われるんだ」
ゾ「総統としての日が来るまでアイツは嫌われもんの化け物だ」
ゾ「愛される化け物になるまで俺は許さんつもりやで」
鬱「ホントは心配なくせに?知ってるんやで?」
ゾ「うっさいなぁ鬱は」
鬱「照れちゃってwさ、そろそろ戻ろか総統様に怒られるわ」
ゾ「そりゃそやな」
鬱「あと国の幹部になってから冷たくなっちゃって、お兄ちゃん悲しい」
ゾ「うるさい」
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ら「…………」
ら「帰るか」
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あと少しで館に着く
俺は総統になりたかったんだ
それまで俺は頑張ってればいい
そう言いたいんだろ
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5日間ぶりの館
休もうと思ったけど
簡単には休ませてくれないようだ
?「……どちらさま?」
いやこっちのセリフだわ 赤色お前だれだよ
先住民俺なんだが
いや元々俺ちゃうけど 色々調べて無人の館って 分かったから使ってるだけで
お前らは違うだろ
ら「この館の主僕なんですけど」
?「嘘つけ、数日も居ないし荷物もなかったで」
お前長旅ってもんを知らんのかこの金豚が
?「面倒事は嫌だから、先の人がいるならもう俺ら去ろうよ」
この緑色の子絶対いい子
根拠はないけど 断言したるわ俺が
?「こいつ青、多すぎ、きも……((ボソッ…」
前言撤回、根拠無しに 言うもんじゃないわ
表出ろやこのワニ(?)
?「すみませんね、……はぁ……また野宿か((ボソッ…」
ボソッというなよ 罪悪感増すだろうが
辞めろよ紺色
黄「……」
黄「お前この館の化け物か?」
緑「え、ちょ、何聞いてんの?」
黄「近くのT国が噂しとったやんか?」
黄「街外れの館なんてこれしかないやろ」
紺「……だとしたら俺らやば……くね?」
赤「…………」
ら「…………」
バッ
4人「うわあ゛っ!??」
ら「……」スッ
赤「……え?」
ら「……確かに俺は化け物だし、自分の事が分からないし、人間を食うことしか分からないし、いつの間にか殺してるし、自分に呆れてるけどさ」
ら「これでも元人間なんだ、少しは人間の感情は保ててる」
ら「だから早くここから出てい……」
何この違和感
……っ!あんの緑色っ
魔力暴走してる?!
タイミングクソだろ!
ら「そこの緑色止まれ!」
緑「っ?!」
ら「っ」
バッ
紺「嘘じゃんっ!」
黄「やっぱ食う気なんやな」
赤「元人間がなんだろうと今は化け物、生きるためには……」
ら「お前の仲間が魔力暴走してんだようるっせぇな!!!」
「っ」
緑色の奴は少し震えていた
どうしよ……魔力暴走なんて
俺は分からないけど 下手したら人を殺す
こいつら能力持ちだ…
緑「っ…ぁ…れ?」
緑「……魔力暴走?が…収まってる」
ら「…え?」
ら「お前コントロールできんの…?最強すぎだろ…」
緑「いや……ちがっ……おれなんもっ」
黄「……まぁ……そういうことで出るか」
紺「また野宿か……」
魔力暴走ってことは 多分会話的に俺のような 化け物ではないことは分かる
多分実験所から逃げ出した後 なのだろう
このままさ迷い続ければ いずれ捕まる
それなら泊まらせた方がいい
それに、俺にも得があるからな
ら「なぁお前ら」
赤「…?」
ら「ここの館に泊まらせてあげるよ、会話的に実験所から逃げ出したんでしょ?
泊まらせてあげるし守ってあげる、その代わりね、俺の夢って国を作ることなんだよ
化け物呼ばわりされてる俺じゃ無理って思うかもしれないけど約束は約束なんだ、だからその時まで付いてきてよ」
赤「……それなら…」
その後はおkを貰った 名前は 黄色はばどきょー 緑色はみどり 赤色はレウクラウド 紺色はコンタミ という名前
俺は総統を果たすため ある所に行かなければならない
それは軍学校
兵士も幹部も総統も 必ず前にはここに行く
そうでなければ認められない
そのため能力持ちの4人を 特訓させた、勿論俺自身も
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一年後
12歳になった 軍学校は10歳からで 2〜6年間まで通えるところ
俺は2年で終わらすつもりだけど
ら「じゃ行ってくるね」
きょ「ああ」
未だに俺の能力は よく分からない
みどりくんの魔力暴走した日も 未だに何があったのか分からない
特訓させたのは 身体能力をあげただけ
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軍学校は 兵士、幹部、総統、情報屋(何でも屋) など
様々なものを目標に 進学できる
仲間も増やさなきゃ
ずっと1人だった俺に できるかはしらないけど
今日も赤いマフラーを見る
______________________ (軍学校どういう感じか分からんので普通に学パロみたいもんです)
それぞれのクラスに別れる
ら「…?」
俺のことを見て コソコソと話している
「ねぇお前ってT国で有名な化け物だよね!w」
ら「……は?」
何故こいつらが知ってるんだ? ここから遠いのに
「反応的にそうだよね!うわ研究所の人達が言ってた通り!w」
もしかしてこの国 あの時の研究所があるのか?
T国じゃないとは知ってたけど 最悪すぎる、復讐できるかも しれないけれど
まだ学生だから好き勝手できない
ボコッ
ら「ぐはっ」
「お前人殺したんだろ…?気持ちわりぃ、そんなやつがなれると思うなよ」
ら「っ……」
「やっぱこいつ弱っちぃんじゃね?芋ってりゃ簡単に殺せるしなw」
都合の良いことに人を食う ってところまでは流してない様だ
まぁ食ったことないけど
ら「……侵入者は殺す、そうでなくともそうである国は多数かる、そうだろ?」
ら「常識知らずはそっちかもねw」
あんなもん怖くないだろ
自分の能力の試し打ちがある 身体能力強化関連の持ち主は 沢山いるからきっと大丈夫だろう
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「知ってる?今年血液検査もするらしいよ」
「なんで?」
「先代青鬼継者が亡くなってからも12年経ってもまだ出ないからだって」
「持ち主がまだ子供だからとかじゃないの?」
「いやぁ?青鬼継者ってのは15歳未満の人は受け継ぐことができないはずなんだけどね」
「ある研究所の発言から15才未満じゃないかもというのがでらたらしい」
「デマじゃなくて?」
「その決定的な証拠があるんだってさ」
「その青鬼を数年間飼育していたのはこの私達だって、そのデータも残ってる、でも姿や色は教えてくれなかったらしい」
「なんでそんなに青鬼を求めるの?」
「知ってる?赤鬼の継者は_______って言う名前の人って分かったじゃん?」
「赤鬼は赤剣と幻っていう能力自体は忘れられないけど記憶を忘れさせることができるの、でも規模がデカイのはできなくて一部を消せるだけなんだけどね」
「それに比べて青鬼は青剣、コピーなんだ、コピーは先祖や先代のもの達とか今まで人を食べてきた人達の能力を使えるんだ、でも能力名までとは行かないよ」
「なんで?」
「能力発動名は持ち主の魔力に合わせて創られる名前だから、その発動名に使われる魔力が自分とあっていないと相当な魔力を消費してしまうことがあるの」
「下手したら、死ぬことだってある」
「食べた人の能力が回復なら回復を使える、水なら水を出せる、それだけ」
「どちらにしろ最強だから」
「そんな最強者を仲間にできれば圧倒的有利な立ち位置を手に入れられる」
「そんな赤鬼、青鬼側はちょっと不便なところがあってね、」
「総統になれないんだ」
「前までは15歳未満だったからそれで例えると小さい頃は総統になりたいっていう夢を持つとするじゃん、でも15歳になって青鬼継者、赤鬼継者になってしまえばその夢は二度と叶わなくなる」
「何故なら人を食ってしまうから」
「先代にも総統を希望し国の先代総統に選ばれ頂点に立った者も居るけれど、同盟や市民を食べてしまう事故が起こったら青鬼継者の先代にはそんなことがなかった者もいるけどね」
「たった1人の先代により青鬼、赤鬼の総統希望は禁止されるようになったんだ、勿論全国がね」
「もし望むものがいればその継者を15歳のうちに殺して次の継者を待つ、幹部希望や兵士希望のものだったら全国で取り合う」
「選ばれるのは基本的に15歳、だから未成年達は16歳になるまでもうひとつの恐怖を持たなきゃいけないんだ」
「青鬼と赤鬼は人の人生をいっつも2つの選択肢をつくる」
「だからなってしまった場合は死ぬまで振り回されることだろうね、最悪な役割だって覚えていればいいよ」
「それが今本当に16歳未満になってしまえば私達も青鬼になる日が訪れるかもしれないよ」
「……そんな嫌な役割なんだ」
「だから赤鬼継者の”にこにー”って人は気の毒だね」
「そうだね」
にこにー?「…………チッ」
──
ら「………………」
コメント
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らっでぃーー!!、!
コレ見てると毎回思う化け物だからなんだ?本当の性格もなにも知らずにそう言うほうが違う意味でお前らの方が化け物だけど?