君と僕の日常

※橙紫 ※青くんがネコ化した後日の話

とある日の昼下がり

今日はななジェルが遊びに来ている。 二人はまだ恋仲になったばかりだから、 僕ところちゃんの方が先輩だ。

僕が微笑むと、なーくんは色々と察したようで 軽蔑の眼差しを僕に向けた。 まるで、「もっと労ってやれ」とでも 言いたげだ。

感想？ 何か二人からもらったりしたっけ...？

...あぁ、なるほど。あれは二人の仕業だったのか。 そういえば、確かにあの日、ころちゃんは ななジェルの家に遊びにいっていた。 結局ころちゃんの体は、一日でもとに戻ったけど。

それで、どうだった...！？と、 二人が目をキラキラさせて僕に尋ねてきた。

＿そのあとなんだかんだで二時間くらい話し、 二人は帰っていった。

＿数日後。 ジェルくんからメッセージが送られてきた。 ❭❭橙:なーくんにお菓子食べさせた！ ネコミミの生えたなーくんが恥ずかしそうに ネコの手のポーズをしている写真付きだった。 ...このあとなーくんがどうなったのか、 容易に想像がつく。 僕はジェルくんにメッセージを返した。 　❭❭黄:ちゃんと労ってあげてくださいね。 END