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2 - 引きこもりの生活

♥

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2022年04月09日

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時は2001年2月のある朝

…ピー…ポー…ピーポーピーポー…

救急車の音が男を起こした

   

…なんだよ……

   

…こんな朝から…

男は身を起こし

ベット脇にある時計に目を向けた

   

…げっ…もう12時じゃん…

男は寝過ぎたと思いながらベットから降り

部屋の窓を開けた

外は晴れていた

日の光が差し込み、薄暗かった部屋の中を照らした

   

…飯食うか…

男はそう言い、部屋のドアを開けた

しかし、彼は部屋を出なかった

ドアは内開きで、外には食事の載ったお盆があった。

   

(バナナと牛乳…昼飯はまだ出来ていないのか…)

男は遅めの朝食を食べ始めた

   

(ゲームを始める前に…シャーワーでも浴びるか…)

食べ終えた男は食器とお盆に乗せて片手に持ち、タンスから出した衣類をもう一方の手で持ち、ドアを再び開けた

お盆をさっきあったところに戻し、男は同じ階の浴室に入った

朝原悠也、17歳

本当なら一ヶ月後に三年生になる男子高校生だか…

はっきり言えば今はただの引きこもり

悠也

(食事に洗濯…ばあちゃんにも悪いしな…)

そう思いながらも、部屋のあるこの階から出る勇気は彼に無かった

悠也

はぁー

悠也の父親は事故って、母親は元々体が弱いく病死

幼い頃に両親を亡くし、母親の方の祖父母に引き取られた

そこまでは良かったのだが、中三夏休み明けてすぐクラスの女子とトラブって、仕方ないから父親の方の祖母のところに引っ越し

高校に受かったはいいものの、トラブった件もあって、女子が苦手になった上に地元にあまり馴染めなかった

結局、高二に上がる前に不登校になってしまい

祖母にもまともに会わせる顔はなく、最終的には引きこもり

悠也

(1年続いたこの生活もそろそろ飽きてきたのだが、今更のこのこ出られないんだよね…)

引きこもり中は大体ゲームをしている

飽きた時、多少の勉強もしているつもりだ

悠也

はぁー

悠也

(もうすぐ新学期だし…これから先、どうしようかな…)

そう考えながら悠也は風呂場を出た

これから強制的に部屋から閉め出されるとは知らずに

戻ってみると食器はもう片付けられていた

しかし昼食は置かれていなかった

その代わり…

悠也

…あれ?

悠也

(ドアが少し開いている…)

悠也

(ちゃんと閉めたんだけどな……)

悠也がドアを開けてみると…

……

そこには見知らぬ少女がいた

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