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" 御説明 " を 読んでから 、 こちら を お読みください

 

 

 

 

服 に 血 が 滲む

 

生暖かい 血 が 自身 の 手 を 染める

何回目 だろう か

目の前 には 死体

 

.. 慣れない な 、

 

.. 終わった か ?

あ 、 居たんだ

うん 、
終わったよ 。

そっち は ?

 

まあ 、
少し 手子摺ったが

 

一応 な

そう 言って 苦笑い を する のは 僕 の 相棒 、 桃裙 。

 

 

.. 帰る ?

あぁ 、 帰るか

桃裙 は 足早 に 歩き出した

.. 僕 は 床 に 転がった 死体 を 見る

何回 やっても 慣れない 人殺し 。

普通 は 慣れちゃいけないのか

 

碧 ー ?

遠く から 呼ばれる

 

あっ 、
ごめ ~ ん

そう 言って 駆け寄る

 

ぼーっと すんなよ

桃裙 が 軽く笑った

ごめん て

僕 も 笑いながら 謝罪 する

... 考えすぎ も よくない よね 、

 

施設 に 帰る 。

施設 .. といっても 僕 たち の 入っている 組織 の 組員 だけが 住む アパート の ような ところ だ

桃裙 とは 部屋 が 違う から 、 さっき 部屋前 で 別れた

 

早く 服 洗わなきゃ ...

 

 

 

ふと 、 時計 を 見る 。

短い針 は 11 の 数字 を 指していた

 

... 寝るか

 

血塗れた 服 は 洗うの が 面倒 だった ので 捨てた

下着姿 で ベッド へと 飛び込む

 

 

.. 寝れない

 

「  やめてくれ ッ " 」

 

初めて 依頼 を 受けた時 の こと

初めて 人 を 殺した 時 の こと

初めて 聞いた お父さん の あの声

 

あの日 の こと が 頭 から 離れない

はぁっ 、

今日 に 限った こと じゃない 昨日 も 一昨日 も ずっと 、 ずっと ずっと

「 やめてくれ ッ " 」

「 嫌 だ 、 嫌 だ ッ 」

 

「 ... な 、 んで 、 」

 

泣き 叫ぶ お父さん 不敵 な 笑み を 浮かべる お母さん

 

刃物 を 持って 震える 手

うぁ ー 、 "

思い出せ ば 思い出す ほど 頭 が 痛い

 

...

近く に あった スマホ を 手 に 取る

○ × _ ×××   ガチャで爆死した時、   "ああなんで今ガチャ引いたんだよ   なんでこのタイミングで…   引かなきゃよかった"   脳内これでいっぱい。   〜それでも俺はガチャをする〜   💬 524 🔃 5K ♡ 11K

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○ ××× _ ×   「下には下がいる」   私の友達の友達の名言。   💬 604 🔃 2K ♡ 16K

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○ × _ ××   うちの猫さんきゃわ

 

  💬 24 🔃 22K ♡ 31K

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□ ××××××   /   4年ぶりに帰って来た   \   ☆☆☆ アニメ2期制作決定!   制作記念として、   グッズを販売いたします   #☆☆☆ #☆☆☆2期制作決定   💬 50 🔃 24K ♡ 10K

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○ × _ ××   おつ@@ ー   ここの♪ちゃんめちゃ可愛いかった   #♪ぎゃらりー #♪ちゃん見て見て

 

  💬 70 🔃 16 ♡ 1K

━━━━━━━━━━━━━━━━━

○ ×× _ ××××   ←昔の私   今(1日前)の私→

 

  💬 28 🔃 70 ♡ 15K

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○ ××× _ ××   友達から貰った小説読んでたら   ジョン • ソニー(キャラ)のとこに   マーカで印付けられてたのよ   無視して読み進めたら   ジョン、普通にモブだった。   なんやねんジョン • ソニー強調すな   💬 310 🔃 5K ♡ 20K

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○ ××× _ ×××   お、親方っ、   空から男の娘が!!!(確定演出)   💬 10 🔃 12K ♡ 25K

 

 

.. んぁ

あれ 、 寝落ち してた ?

ん " ん " 、

重い体 を 起こす

 

仕事 あるし 早く 着替える か

... だる

5分 くらい で 着替え 終わった

ちなみ に 朝御飯 は 食べない 。 無駄 だから

1日 1食 が 当たり前 .. というか それが " ルール "

そろそろ 行くか ...

普通 に まだ 眠い ので 少し 憂鬱

 

 

' こん こん っ '

桃 く ー ん 。

く ぁ ごめ 、 鍵 開いてる から ー

 

中 から 桃裙 の 声 が 聞こえる

 

' がちゃ ッ '

僕 は 遠慮 なく 扉 を 開けた

あ 、 おはよ

なかなか
服 決まらなくてさ

.. そんな こと だろうとは 思ってたよ

えぇ ー ?

 

もう 白T と
ジーパン で いいだろ

 

いや 、
それは ちょっと 。

 

.. はぁ 、
5分 待つ から

早く してね

ま ?
りょ ~ かい

 

 

僕 は 桃裙 の 部屋 の ソファ に 座って スマホ を 弄る

 

すいませんボス

 

少し遅れます

 

了解だ

 

なるべく早くしろ

 

分かりました

 

桃裙 を 横目 に 僕 は ボス へと 連絡 した

いつも は 返信 遅い のに ... 珍しいな

 

リビング の 時計 を 見る

35分 ..

桃裙 、
5分 経ったよ

そう言って 桃裙 を 見ると なかなか に お洒落 な 服装 を していたので 思わず 口 が 開く

 

ん 、 おけおけ

鏡の前 の 桃裙 が 言う

.. じゃ 、 行こっか

おう

僕 と 桃裙 は 部屋 を 出た

車 の エンジン を かける

えっと ー 、
場所 は ?

___ の 雑居ビル

了解 。

... ボス 昨日 言ってた ろ ..

...

正直 少し 笑いかけた ちょっと 抜けてる とこ あるよな 、 コイツ

 

 

.. 飛ばすぜ

桃裙 が 得意気 な 顔 で 言った

ど ー ぞ 。

それ に 対し 僕 は 軽く 返事 を した

 

 

.. 着いた

目の前 に あるのは 薄汚い 小さな ビル 。

 

きたねぇ な

... そりゃ 雑居ビル だもん な

ボス に
連絡 するから

ちょっと 待ってて

 

うぃ ー

 

 

 

ボス、着きました

 

例の雑居ビル

 

そうか。

 

そしたら
通信機を付けろ。

 

了解です

 

 

桃裙 、 通信機 。

.. んぁ ?

あ 、 りょ ー かい

桃裙 が 胸ポケット から 通信機 を 出した

 

僕 も ズボン の ポケット から 通信機 を 取り出す

' かちゃっ '

 

この 通信機 は 耳に付ける タイプ なので 装着 は 容易 だ

.. あ ー 、 あ ー 、

ボス 、
聞こえます か

く .. ああ 、 聞こえている

 

少し 時差 が あった が 、 通信機 から ボス の 声 が 聞こえた

...

桃裙 と 目 を 合わせる

 

いつでも 行けます

.. 同じく 。

く よし 、 ... 乗り込め 。

 

はい

はい

 

 

ビル の 入り口 前 に 立つ

' かしゃッ '

お互い 、 懐 に 隠していた 銃 を 取り出した

 

桃裙 が ビル に 近づく

.. ドア 、
開いてねぇ っぽい

 

ボス 、
ドア 割りますか ?

く .. 遠慮なく 、 な 。

その 言葉 を 聞き 、 僕 は ガラス製 の 扉 に 銃 を 乱射 した

' バン バン バン バン っ '

ガラス の 破片 が 飛び散る

うわ 、
大胆 だな

桃裙 が 呟いた

早め に 終わらせたいんでね

少し 嫌味ったらしく 言う

 

 

.. 薄暗い ...

埃 えぐ ッ 、

桃裙 は そう 言って 噎せている

 

 

' ちゃき ッ 、 '

... 油断 してた わ

ははっ 、 同じく 。

頭 に 銃 を 打ち付けられる

×××

銃 を 離せ

××

足んとこ の
ナイフ も 出せ よ

背後 から 2人 の 男の声 が した

 

は ー い

りょ ー 、

.. なんてね

.. なんつって 。

 

' ばんっ 、 ばん ばん ッ '

 

×××

う " ッ ?! ゛

××

ぐぁ ッ 、 " "

銃 に 撃たれ 、 倒れた

弱すぎだろ

死体 を 足 で つつきながら 笑った

...

正直 、 殺し は 楽しい " 人 を 銃 で 撃つ 感覚 " とか なんとも 言えない 爽快感 が ある

が 。 殺した後 の 死体 を 見て 思う

気持ち 悪い .. ッ

血 だらけ に なって 倒れる姿 が 無様 で 、 醜くて 、 不愉快 で 。

 

早く 行こ ..

出来れば 視界 に 入れる こと すら 避けたい

 

ああ 。

.. ボス 、
2体 殺りました

く 了解 だ 。   引き続き よろしく な

はい

 

 

.. ここ かな 、

うぁ ー 、
早く 帰りてぇ

桃裙 が 嘆く

 

ボス 。
ここ ですか

く .. 合っている 、 開けていいぞ 。

 

 

 

.. 開けます

僕 は 妙 に 重い扉 を 開けた

 

' ギィ ... '

 

そこに いた のは

 

ん 、
よく 来たね

 

" 碧 、 桃 。 "

え 、 ?

どこか で 聞き覚え の ある 声

 

「 ああ 、 聞こえている 」

「 遠慮なく 、 な 。 」

「 了解 だ 。 引き続き よろしく な 」

「 .. 合っている 、 開けていいぞ 。 」

 

ボ .. ス ?

 

そうだね 。
君たち に とって は

 

" ボス "
だった の かも ね

 

でも 、
本当 の 名前 は

 ' 紫 ' さ

は 、 ちょ .. ッ

 

ボス の 本当 の 名前 が 紫 ?

どういう こと だ 。

... でも 、 あり得なくも ない

 

" ボス" には 今まで 会った こと が なかった

関わり が あった のは 仕事 の 時 だけ 。

ボス は 、 僕たち の 前に 一度 も 姿 を 現さなかった

今 目の前 に いる 彼 が ついさっきまで 連絡 を 取り合っていた " ボス " なのか ?

でも なんで 今更 、

.. 今まで ご苦労様

は ?

' ばんッ '

ッ あ 、 .. "

その 瞬間 僕 の 隣 に 立っていた 桃裙 が 撃たれた

ご苦労様 ? 用済み .. って こと ?

桃裙 ッ

ボ 、 ボス
なんで ... ッ

もう 君たち に
用 は 無い から さ

そう言って 近寄ってくる ボス

えぁ .. っ

僕たち は もう 、 必要 ない ?

碧 .. 逃げて 、 "

 

なんで 、
無理 だよ ...

碧 ッッ "

.. 逃げ 、 て

お願い .. ッ だから

あ 、 あぁ ..

手 が 震える

.. 戦わない の ?

っあ 、 銃 ッ

急いで 銃 を 取り出そう と した

.. ない 、

銃 が 、 ない

ざんね ~ ん

俺 が 持ってました

そう 僕 の 銃 を 見せて 笑う

ッ 、 碧 .. "

早く 、 駄目 、
勝てない から 、

ッッ 、 ごめん 、 "

完全 に 怯えきった 僕 は 最後 の 力 を 振り絞って

逃げた

ごめん ッ 、 桃裙 ッ

などと 言っても 、 足 は 止まらない 。 僕 は 長い 階段 を 駆け下りる

上の階 から 微かな声 が 聞こえた

「 やめろ " ッ 」

 

桃裙 の 声 だ 遠かったから 、 不確か だが

" 死なないで " そう 思う ばかり で

すると

 

   

何か が 爆発 した 音 が した 。

その途端 僕の意識 は 途絶えた

ぁ 、

死ぬ ?

 

' ぴっ 、 ぴっ 、 ぴっ 、 '

近く で 聞こえる 機械音 で 目が覚める

 

○○○

碧さん 、
起きましたか

ッえ ..

ここ は ...

重い体 を 起こす

○○○

病院 です 。

○○○

貴方 は ビル の 爆発 に 巻き込まれたんですよ

○○○

3日程 前 にね

3日 .. ビル ...

 

ぁ 、 桃裙 は ッ

桃裙 は
無事 ですか ?!

○○○

桃 .. さん 、 ?

" すみません が そのような方 は 存じて おりません "

" それに 、 ビル の 爆発 に 巻き込まれた のは 貴方 1人 だけ です "

" 他 に 人 なんて いなかった と 聞いております が ... "

あ 、
そう ... ですか

 

○○○

では 。

そう言って 出て行って しまった

 

.. 桃裙 が 、 いない ?

それどころか ボス や 入り口 付近 で 倒した 奴ら も ..

 

それ以前 に 僕 、 なんで 逮捕 されてない の ?

人 殺した のに ?

" 無かった こと に されてる ? "

その 数ヶ月後 、 僕 は 無事 退院 した

今 は 殺し を する前 仲の良かった 友人の家 に 住んでいる

 

少し 気持ち が 落ち着いた 頃 僕 は " あの ビル " へ 行ってみた

が 、 何もない 空き地 に なっていた

色々 と 分からない こと が 多い ので 本当 に あの ビル が あった 場所 かは 不確か だけれど

 

 

どうですか ?

その コーヒー

うん 、 美味しいよ

いつも
ありがと ね

いえ いえ 。

 

先 、 寝てて

僕 仕事 してる から

.. 分かりました

無理 しないで くださいね

" 無理すんなよ "

.. うん 、

桃裙 に よく 言われた な

[ 何か が 欠けた 感覚 ]

 

少し 息抜き しよう と ベランダ に 出た

 

 

「 待つ なんて 僕 が 1番 苦手 な こと だよ 」

ね 、 桃裙 。

君 が
1番 知ってるよね

.. バレて ました ?

そう 言って いたずら に 笑う 桃裙 。

 

バレバレ だよ

ていうか 黄裙 は
4年前 くらい に
僕 が 殺したもん

.. 碧 らしい な

ふふっ 。

昨夜 、 マンション の 一室 で 成人男性 2人 の 死体 が 発見 されました 。

警察 は ─ 。

 

' ぴッ '

 

愛 の 力 ..

って とこ かな 。

面白い じゃん

... あ ー ..

また いい 奴
探さない とな ー 、

 

そろそろ
行く かぁ 、

 

' .. がちゃッ '

 

 

 

急 な 紫 さん , 黄 さん( 仮 )すみません

ていうか これ 6000文字 ↑ だよ ?! えぐいよな ?! エェ ?!

 

これから は 気紛れ 投稿 に なると 思います よろしく お願いします

 

あの 、 リクエスト .. リクエスト ください ... えッ なの 以外 なら なんでも 書く ので ほのぼの でも シリアス なの でも

アッ 、 どうか .. まじで .. ウゥ

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コメント

2

ユーザー

死体って … もしかして ?! 桃くん生きてたなんてぇぇぇ!!!泣きそうなった ( ; ; ) 愛の力って … いいですね 、⸜(◍´˘`◍)⸝

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