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ｶﾗﾝｯ
めい
この世界で魔力のない私が唯一魔法を使える方法
めい
めい
めい
黒猫
めい
すりすりと手の甲に頭を押し付ける黒猫を優しく撫でる
めい
めい
めい
宝石を握りしめ 組んだ手を胸辺りに手繰り寄せる
ｼﾞｬﾗｯ
めい
めい
深呼吸をして頭に思い浮かべている呪文を口ずさむ
めい
『How long will this regret last?』
ﾊﾟｷﾝｯ
ﾊﾟﾁ…
めい
ゆっくりと目を開けてみると 少し視界が揺れていた
キョロキョロと見渡して見ると
私はシャボン玉のような膜の中に居るようだ
ゆらゆらと波紋を広げながら風になびいてる
めい
手首を繋いでいた鎖が強い衝撃で壊れたように粉々になっていた
同様に足枷も壊れており 不思議と身体が軽くなった感覚がした
めい
黒猫
ｺﾛﾝ
黒猫が何処からか持ってきた鍵を 私の目の前に置いた
めい
黒猫
嬉しそうに黒猫がそう鳴いた
めい
ｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂ
ﾁﾘｯ
ガチャ
めい
めい
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
めい
扉の先には廊下らしき場所に繋がっていた
明らかに学園の施設ではない場所だった
めい
めい
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
めい
めい
走っても走っても外に続く扉は見つからず かなり滅入っていた
ﾄｺﾄｺ…ﾄｺﾄｺ
めい
急いで走っていると道の奥から人影が見えた
？？？
めい
多分さっきの人とは違い、私を学園から連れ去った人だ
どうやって逃げ切るか考えていると
？？？
？？？
めい
主
主
主
主
コメント
4件
こっちの垢に移りました！
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