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こんなに泣ける作品初めて… 記憶もどって…( ;∀;)
やばい泣ける……(´;ω;`) 記憶喪失で合ってたんだ! 記憶喪失って単語見た時( ゚д゚)って なった(笑) no兄もわかるって言ってたってことは 1度経験してて、みんなにこんな 辛い思いをしてほしくないから 医師になったとかなのかな? hr裙が思い出してurhrが幸せに 暮らせることを願っときます……🙏🙏
ガチめに泣きました🙄 まこさんのいつもの🔞も大好きなんですけど(((、感動系もほんと好きです愛してます食べてもいいですか🥺🥺♡♡♡
no.🌷
ur.🎸
ある日、医者から言い渡された
ひろくんは記憶喪失だと
no.🌷
ur.🎸
あの時ひろくんを1人にしなければ良かった 俺が一緒にいれば、ひろくんを 交通事故 から救えたかもしれない でも、過去をぐちぐち言ってても 何も変わらない
でも… もう、あの頃のひろくんは戻ってこない
優しくて、可愛くて、ちょっと抜けてて 俺のたった1人の 可愛い彼女だったひろくん もう、俺との記憶は何も残っていない
俺はこの先が、お先真っ暗だった
no.🌷
no.🌷
no.🌷
no.🌷
ur.🎸
no.🌷
no.🌷
no.🌷
ur.🎸
数日後、ひろくんが目を覚ました
ur.🎸
hr.🐑
ur.🎸
やっぱり、覚えてなんかいないか 微かな希望を持った俺が馬鹿だった
そんな俺を他所にひろくんは淡々と俺に問いかけてくる
hr.🐑
ur.🎸
hr.🐑
hr.🐑
hr.🐑
ur.🎸
やめて、やめてよひろくん そんな改めた敬語で俺を怒鳴らないで いつもみたいに、笑ってよ
hr.🐑
hr.🐑
そんなの、答えは一つだよ
ur.🎸
hr.🐑
どうやら、彼には聞こえなかったようだ
hr.🐑
部屋から出るため、立ち上がると ひろくんが話しかけた
ur.🎸
先生に目が覚めたと報告しなくては
hr.🐑
ur.🎸
彼の投げかけた質問に 俺はドアノブに掛けた手を止めた
ur.🎸
ur.🎸
だめだ、涙が出てくる
やっぱり、ひろくんの顔を見ると、思い出すと 涙が零れて、中々顔を見る事が出来ないな
ur.🎸
hr.🐑
らしくない言葉遣い使っているひろくんを見ると 何故か心が苦しくて、痛くて
今にも逃げ出したくなる
no.🌷
no.🌷
俺はひろくんの担当だった医者の元に再び訪れた
ur.🎸
no.🌷
no.🌷
ur.🎸
俺は顔を上げた
no.🌷
no.🌷
no.🌷
ur.🎸
no.🌷
ur.🎸
ur.🎸
no.🌷
no.🌷
ur.🎸
no.🌷
no.🌷
no.🌷
医者はそう言った
ひろくんにとって、大きく関わる思い出
初デートで行った遊園地だろうか、初めて渡したプレゼントだろうか 思い当たる節は沢山あった
でも、1番の思い出と言っても過言ではない オムライス
俺は これだ と思った
ひろくんに何度も振舞ったオムライス 彼の好物だった
何度も何度も、「美味しい」と言ってくれた
思い出してくれる確証はない、食べてくれないかもしれない
けど、今は信じるしか無かった
ur.🎸
何百回、何千回作ったオムライス 手馴れた手つきであっという間に完成した
ur.🎸
俺はひろくんのいる部屋にオムライスを運んだ
hr.🐑
ur.🎸
hr.🐑
何も言わずにひろくんはそっぽ向く やっぱり、まだ警戒されてるな
ur.🎸
hr.🐑
受け取ってくれるかも分からない けど、俺はオムライスをひろくんに差し出した
ur.🎸
ur.🎸
hr.🐑
ひろくんは横目でちらりとオムライスを見た
けど
hr.🐑
hr.🐑
ur.🎸
ひろくんはまたそっぽ向いた
ur.🎸
hr.🐑
ur.🎸
いつの間にか俺の声は震え、今にも泣きそうな声になり オムライスを持つ手は震えていた
それでも、少しの可能性があるなら……ッ !!
hr.🐑
hr.🐑
ur.🎸
頭の中が真っ白になった
相当ショックだったんだろう
そして、無意識に流れていた俺の涙は
頬を伝って、オムライスの上に落ちた
ur.🎸
ur.🎸
hr.🐑
止まらなくなった俺の涙を見て ひろくんは不思議そうに振り返った
ur.🎸
ur.🎸
hr.🐑
ur.🎸
受け取ってくれなかったオムライスは さっきまであんなに美味しそうだったのに 今はぐちゃぐちゃで、不味そうに見えた
俺、諦めないから
待ってて、ひろくん
リビングで1人、オムライスを食べた
その日から何度も何度も、俺はオムライスを作っては ひろくんに食べさせようとした
けど、俺を完全に敵にみているひろくんの目は 変わる事なく、結果的に最後はいつも自分で食べる羽目になっていた
ここ最近はオムライスしか食べていない気がする
作っては断られ、嫌がられ、罵られ、 気が遠くなっていた
でも、そんなひろくんも少しずつ心を開いている気がして
なんだか、希望が見えてくる
今日もまた、キッチンに行きオムライスを作る
そんなある日
ur.🎸
hr.🐑
hr.🐑
ur.🎸
hr.🐑
ur.🎸
いつもだったら、顔を真っ赤にして全否定してくるはずのひろくん 今となってはかたことな敬語で、冷たく返してくるだけ
さぁ、そして本題
まぁ、結果は見えているんだけど
ur.🎸
ur.🎸
hr.🐑
ひろくんはオムライスを見つめ、こう返す
hr.🐑
ur.🎸
今までとは違う返答が返ってきた
その言葉に俺は思わず顔を上げた
ur.🎸
hr.🐑
hr.🐑
彼のちょっとした、可愛い冗談に笑ってしまった いや、冗談なのか… ?
ur.🎸
hr.🐑
ひろくんは俺の顔を驚いたような顔をして見つめた
顔に何か着いてたかな
そして、手の拘束されているひろくんに 久々なあーんで食べさせた
顔は何一つ変わっていなくて何だかんだ懐かしかった
ur.🎸
hr.🐑
ひろくんはそう答えた
ur.🎸
認められず、食べてくれなかったオムライス ようやく食べて貰えた
けど、
hr.🐑
ひろくんは俺を疑いっ放し やっぱり、記憶は戻らなかった
ur.🎸
ur.🎸
あーあ、やっぱり…可能性は可能性
当たる事なんて、そうそうない
hr.🐑
その後、ひろくんはオムライスを完食し そのまま寝てしまった
思い出してはくれなかったけど、 食べて貰えたのが何より嬉しかった
ur.🎸
寝顔、変わんないな
性格や俺に対する気持ちが違くても ひろくんはひろくんなんだ
ur.🎸
垂れてきたひろくんの髪の毛を 耳に掛けた
ひろくんは、寝ながらその手を取った
ur.🎸
寝ぼけてるのかな
hr.🐑
ur.🎸
記憶喪失のひろくんが
俺の名前を口にした
ひろくんの目には涙が溜まっていた
ur.🎸
勝手に、涙が零れでる
ur.🎸
途端に、俺の大好きなひろくんに会えないという事実と 夢の中で、ひろくんは俺を思い出してくれた感動が 同時に俺を襲った
でも、性格が違かろうが
俺の事を愛していなくても
俺は ひろくん の事を一生愛する
絶対に、思い出させてみせる
ur.🎸
彼女の前で泣くなんて、情けないな
… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽