10年前
夢花
ねえ。
夢花
結衣
結衣
なに?
夢花
実はね、
夢花
引越ししなきゃ行けないんだ
結衣
え?
結衣
いつ?
夢花
6月2日
夢花
たしか、結衣の誕生日だってたね。
夢花
結衣の誕生日パーティー、
参加してから、行こうかな。
参加してから、行こうかな。
結衣
うん。分かった
6月2日
夢花
誕生日、おめでとー!
結衣
ありがとー!
夢花
これで、もう、終わりだね。
夢花
絶対に、会おうね。
結衣
うん
そして、夢花は、 救助隊になった
ブルルルルルルルル
救助隊1
もしもし。
結衣のお母さん
あの、私の、息子が、波に、流されて、
溺れました。
溺れました。
救助隊1
あぁ そうですか
救助隊1
どこの海でしょうか?
結衣のお母さん
赤宮村にある、宮浜です。
救助隊1
息子さんは、何歳でしょうか?
結衣のお母さん
今日が、19歳の誕生日だったんです。
救助隊1
はい。わかりました。
救助隊1
助けに向かいます。
夢花
誰が、溺れたの?
救助隊1
今日が、19歳の、誕生日の子。
夢花
もしかして……
救助隊1
どうかしましたか?
夢花
いっ、いえ。
夢花
じゃあ、助けに向かいます。
救助隊1
はい。
夢花
結衣?結衣。
夢花
返事してよ
結衣
…………。
救助隊1
この子が、溺れた子ですか。
救助隊1
すぐに病院に向かいます。
次の日
夢花
結衣。大丈夫?
結衣
まあ、今はね、、
結衣
寿命、あと、1週間しか、ないんだよね。
夢花
1週間?!
結衣
でも、夢花と会えて、よかったよ。
結衣
手紙書くね!
結衣
明日、渡すね!
夢花
私も、書くよ!
夢花
明日、絶対いくね!
結衣
うん。来てね!
結衣
絶対だよ?
夢花
うん!
次の日
夢花
はい。
夢花
手紙。
結衣
ありがと
結衣
夢花
結衣
私、しんどくて、一言しか、書けなかったけど。
結衣
はい。
結衣
夢花
えー
夢花
ありがと
夢花
しんどいのに書いてくれたんだね!
結衣
これでいいの?
結衣
夢花、ありがとう。
夢花
うん!
結衣
悲しい時は、、手紙を、見て、、
結衣
私のことを、思い出してね。
夢花
わかった。
一週間後
結衣は、亡くなりました。
でも、夢花は、悲しくありません。
だって、結衣に貰った、手紙があるのだから。
夢花
また、天国で、会おうね。
夢花
結衣。






