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早乙女レイラ
理由を言ってくれるまで帰さないよ
一ノ瀬りく
それは、その、
一ノ瀬りく
(言わなきゃ・・
一ノ瀬りく
これがこの先続くかもしれない)
一ノ瀬りく
疑問に思うんだ
一ノ瀬りく
なんで僕に色々仕掛けてくるのか
一ノ瀬りく
普通だったらそれがバレないように細工をするだろ？
一ノ瀬りく
なのに
一ノ瀬りく
早乙女さんはわざと
一ノ瀬りく
ぼくに気づかせたそれにはその、
一ノ瀬りく
理由があるんじゃないのか？
早乙女レイラ
理由なんかないよ
早乙女レイラ
ただ君の反応が面白いだけ
一ノ瀬りく
またそれか
一ノ瀬りく
少し期待した僕が
一ノ瀬りく
バカだったね
一ノ瀬りく
じゃありゆうを言おう
一ノ瀬りく
君は
一ノ瀬りく
僕の反応
一ノ瀬りく
を見て面白がっている
一ノ瀬りく
そんな人間と
一ノ瀬りく
僕は付き合いたくない。
一ノ瀬りく
君の掌で踊らされてるんじゃないか
一ノ瀬りく
と不安になるんだ
一ノ瀬りく
もう
一ノ瀬りく
関わらないで下さい
一ノ瀬りく
では
一ノ瀬がそのばを立ち去ろうとした
ドサッ
一ノ瀬りく
え？
一ノ瀬が振り返るとそこでレイラが頭を抱えていた
一ノ瀬りく
お、おい！
早乙女レイラ
ぐっ
一ノ瀬りく
大丈夫か？
早乙女レイラ
はぁ、はぁ、
早乙女レイラ
頭がズキズキする
一ノ瀬りく
救急車を呼ば、
立ち上がろうとすろる一ノ瀬の手をレイラが掴んだ
早乙女レイラ
待って！
一ノ瀬りく
で、でも、
早乙女レイラ
今大事なことを思い出せる気がする
一ノ瀬りく
え？
早乙女レイラ
ね、ねぇ
早乙女レイラ
一ノ瀬くん、
早乙女レイラ
りっちゃんっていう人、・・・
早乙女レイラ
知ってる？
一ノ瀬りく
え？！
一ノ瀬りく
(それは小さい頃仲が良かった
一ノ瀬りく
レイちゃんからの
一ノ瀬りく
呼び名・・・)
一ノ瀬りく
もしかして？！
早乙女レイラ
りっちゃんていうのが
早乙女レイラ
頭の中で浮かんでくるの
一ノ瀬りく
君は
一ノ瀬りく
レイちゃんなのか？！
早乙女レイラ
分かんない、分かんないよ
？
ちっ、失敗か！
その様子を見ている黒い影にだれも気づかなかった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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