さくしゃ
さくしゃ
さくしゃ
武道
マイキー
マイキー
武道
マイキー
武道
覚悟の言葉を口に出すと、ニヤリと不敵な笑みをされる
少し頬が紅潮しているようにも見えた
武道
なんだ…?
やっぱダメか…
マイキー
マイキー
武道
正直、断られると思っていたが
返ってきたのは予想もしない言葉だった
それどころか笑顔で顔を近づけてくる
マイキー
武道
マイキー
手首を掴まれ、するすると肌を撫でられる
武道
マイキー
武道
マイキー
指を絡め取られ、地面に押さえ付けられた
武道
瞬間、意識がふっと抜き取られた気がした
武道
目が覚めると、俺はいかにも高級そうなソファに腰掛けていた状態だった
どこだ、ここ?
いきなり目の前が知らない場所に変わったことに驚く
テーブルの上のカレンダーに目をやると
2017年○×月□日と記されていた
あれ…何ヶ月か経ってる????
も、もしかして…!?
その通り
先程の握手(?)でタイムリープし、数ヶ月後の未来に戻ってきたのだ
急いで自分の容姿を確認するために部屋にある姿見に駆け寄る
そこに映し出されたのは、
別人のような顔をした自分だった
武道
触ったことの無い質感のセットアップのスーツを身にまとい、今気づいたが手に煙草を持っていたようだ
武道
武道
随分雰囲気変わったな…
いやてか数ヶ月でここまでいく…??
カレンダーの横に置いてあるネームプレートにちらりと目を見張るととしっかりと"花垣武道"の文字が刻まれてあった
武道
おもむろにネームプレートを持ち上げる
すると、裏にも印字されているらしくくるっと裏返してみた
そこには
"梵天 幹部首領補佐"
の文字が
武道
それってー。
思考を巡らせた途端に部屋のドアがノックされる
武道
???
ガチャッという音ともにドアが開かれる
現れたのは梵天No.2三途春千夜だった
武道
いつもとは様子が違い、なんだか大人しめな感じだ
春千夜
三途の左手には襟元を掴まれ、ずるずると引き摺られながら血を流す男が
武道
は、反社ー!!あまりにも反社ー!!!
武道
春千夜
きょとんとした顔でこちらを見つめる三途
いや、俺もちょっと意味わかんないんだよねこの状況
そんな空気の中、瀕死の男が呻き声を上げる
男
必死に生を懇願する様は哀れで仕方がなかった
春千夜
拳銃を男の頭にゴリッと突きつける
春千夜
男
武道
もうあの状況で死ぬ以外の選択なくない?
かわいそう、あの人…
春千夜
武道
男
………ん?
武道
春千夜
目をぱちくりさせてこちらを見つめてくる三途
春千夜
春千夜
武道
武道
ヘラヘラと笑ってその場を濁す
春千夜
三途の顔色が急に一転し、血の気がサーッと引いていく
武道
パンッ
という乾いた音が部屋に響き渡る
武道
ゴロリ、と彼の足元に倒れ込む男
彼によって引金を引かれたようだった
ええええーー!?!?
こ、殺しちゃった!?!!?!
慌てふためいていると三途が死体の背中を踏みながら駆け寄ってくる
春千夜
武道
頬を手で包まれ心配するように覗き込まれる
え、なにこれ三途くんが忠犬みたい
もしかして、俺、
ほんとに梵天のトップになっちゃったわけ…??
武道
春千夜
武道
"いつもの俺"を俺が知るわけが無い
がっちりホールドされた頬が若干痛いが心配されて悪い気はしない
ニコッと感謝の意で笑顔を向ける
春千夜
そのまま何故か顔を近づけてくる
、えちょ
咄嗟に彼の口を手で覆う
春千夜
武道
彼の瞳が大きく見開かれる
春千夜
武道
春千夜
武道
俺そんなえっちなことしてたの!?!?
どうやら相当なボスビッチになっていたようだ
コメント
4件
待って腹が死ぬ( ゚ཫ ゚)ゴフッ
待ってました!とても最高でした!ほんと好きです!ボスビッチで思わず笑い転げました!🤣🤣