めろん(作者)
作者のめろんですっ!
めろん(作者)
...さて、今回は、曲パロです。
めろん(作者)
ご堪能下さい。
☆注意 ・闇系表現多様 ・irisの二次創作 ・りうしょーです。 ・無理だと思ったら、ブラウザバック推奨 ・曲パロだけど、雰囲気的な感じです
もうこんな世界は、嫌だ。
今日こそ、消えてやる。
しっかりと、フェンスに足をかける。
俺の事を認めてくれる、世界が。
”何も、不自由なんてない。”
確かに、そうだった。 でも、嫌だった。
贔屓されたことが。 周りからは、軽蔑されて... それでも、先生たちは、贔屓した。
贔屓されると、成績が上がるし、 いいことだらけだったんだ。 始めは。
でも、最近は体中に傷がついていった。
それが、嫌だった。 どうしても、痛かった。
それでも、俺の事をよく思ってくれる人たちをっ... 傷つけたくなかった。
どうしても、心配されたくなかった。
出会った日は、わからないけどね...w
しっかり俺を知ってて。
一人だけ何てしないよ。
仲良くしたい...!
初めて、そんなこと言われた。
今までは、”先生とかに贔屓されたいから。” なんて理由で、俺と友達になる人ばかりだった。
そんなの長続きしなくて。 すぐに、友達やめるって言いだして。
どう?楽しそうじゃない?
写真でも、撮るんですかー?
ええわ、やめとく。
毎日、りうちゃんと話した。
俺は狂った。
占いは、信じてしまうようになった。
普段聞かない音楽や、 アニメ、漫画にも触れた。
授業を抜け出したりもした。
りうちゃんと一緒なら、 どこへだっていける気がした。
あいつをバカにできなくなってて、 りうちゃんの性格を美しいと思った。
でもっ...
りうちゃんは、変わった。
俺とかかわったことで、 対象になってしまったんだ。
ある日、りうちゃんは、俺に言った。
体が動いた。
言えた...
はぁ、何してんだか。
自由な所も面白いけど。
明日、しようね。
今日中に、悔いのないようにしとかなくちゃっ!
カシャッ...
”会えないかもしれないよ”
でもっ... 少しだけの可能性も信じてみようや。
俺ら二人なら、 うまくいくはずだから。
可能性を信じようや。
フェンスを二人、よじ登ってみた。
手を握ってみた。
無意識に、ためらっていた。
あんなに、死を待ち遠しく思っていたのに。
体は、全身で拒んでいた。
...死にたくない。
りうらは、そんなの思ったことないからっ!
見守ってるよっ...!
end...