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俺の友達

1 - 俺の友達

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2023年02月10日

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めろん(作者)

初めまして、こんにちは。
作者のめろんですっ!

 

初兎でーすっ!

 

最近、登場回数の多い、りうらですっ!

めろん(作者)

登場回数、多くて、すみませんっ!
...さて、今回は、曲パロです。

 

簡単かもしれないけど、考えてみてね!

 

一応、ループっぽくなってるはずだよ。

めろん(作者)

それでは、ごゆっくり
ご堪能下さい。

☆注意 ・闇系表現多様 ・irisの二次創作 ・りうしょーです。 ・無理だと思ったら、ブラウザバック推奨 ・曲パロだけど、雰囲気的な感じです

もうこんな世界は、嫌だ。

今日こそ、消えてやる。

 

んー、っと...こうして...

しっかりと、フェンスに足をかける。

俺の事を認めてくれる、世界が。

”何も、不自由なんてない。”

確かに、そうだった。 でも、嫌だった。

贔屓されたことが。 周りからは、軽蔑されて... それでも、先生たちは、贔屓した。

贔屓されると、成績が上がるし、 いいことだらけだったんだ。 始めは。

でも、最近は体中に傷がついていった。

それが、嫌だった。 どうしても、痛かった。

それでも、俺の事をよく思ってくれる人たちをっ... 傷つけたくなかった。

どうしても、心配されたくなかった。

 

ちょっとっ!何やってんの?

 

誰っ...?

 

俺はりうら。初兎ちゃんだっけ?

 

何で名前知ってるん?

 

俺、何でも知ってるよ、初兎ちゃんの事。
出会った日は、わからないけどね...w

 

...誕生日は?

 

1月26日でしょ?

 

...ぇ?

 

初兎ちゃんは、真面目で、中二病っ!

しっかり俺を知ってて。

 

...本当に知ってるんやなw...怖いわw

 

...りうらね、初兎ちゃんに伝えたいことがあるの。

 

何...?

 

初兎ちゃんが、飛び降りるなら、俺も飛び降りるよ。
一人だけ何てしないよ。

 

...何で、

 

俺、友達いないの。初兎ちゃんの事気にってさ。

仲良くしたい...!

初めて、そんなこと言われた。

今までは、”先生とかに贔屓されたいから。” なんて理由で、俺と友達になる人ばかりだった。

そんなの長続きしなくて。 すぐに、友達やめるって言いだして。

 

それでさ、地面にピースっ!
どう?楽しそうじゃない?

写真でも、撮るんですかー?

 

...ふっw
ええわ、やめとく。

毎日、りうちゃんと話した。

俺は狂った。

占いは、信じてしまうようになった。

普段聞かない音楽や、 アニメ、漫画にも触れた。

授業を抜け出したりもした。

りうちゃんと一緒なら、 どこへだっていける気がした。

あいつをバカにできなくなってて、 りうちゃんの性格を美しいと思った。

でもっ...

りうちゃんは、変わった。

俺とかかわったことで、 対象になってしまったんだ。

ある日、りうちゃんは、俺に言った。

 

飛ばない?

体が動いた。

 

...やだ。

言えた...

 

お前ともう、いれんくなるかもしれんのよ?

 

りうら、大切...?

 

うん、飛ぶなら俺から飛ぶし、説得なんてせんし。

 

...生きていいの?

 

おん、生きててほしい。

 

ん...?明日、新曲出すってよっ!

はぁ、何してんだか。

自由な所も面白いけど。

 

まだ、死ねないね。

 

...そうだね。

 

来世、占ってみん?

 

...無理に決まってるでしょ?

 

今日は、辞めよっか。

 

うん...

明日、しようね。

今日中に、悔いのないようにしとかなくちゃっ!

 

よし、作戦実行の時やで。

 

待って、俺、笑って死にたい。

 

人生最後のっ...死に顔くらい...笑わせて!

 

うん...っ!

 

ほぉーら、写真撮ってからにしようねーw

カシャッ...

 

...ふふっw...思い出やね。

 

さて、どっちから?

 

...俺、一緒がいいな。最後まで。

 

...じゃあ、一緒にしよ。来世こそ、うまくいきますように。

”会えないかもしれないよ”

でもっ... 少しだけの可能性も信じてみようや。

俺ら二人なら、 うまくいくはずだから。

可能性を信じようや。

フェンスを二人、よじ登ってみた。

手を握ってみた。

 

...怖いっ...

 

怖い...?

 

やだっ...

無意識に、ためらっていた。

あんなに、死を待ち遠しく思っていたのに。

体は、全身で拒んでいた。

...死にたくない。

 

...やっぱやめる?

 

うんっ...

 

...偉いよ、初兎ちゃんっ!

 

ぇ...?

 

”生きたい”って思ったでしょ?
りうらは、そんなの思ったことないからっ!

 

んっ...

 

...自分の考え、大切にして。

 

りうらの分も。

 

俺は、初兎ちゃんを守るためにできた、幻覚だからっ!

 

”生きたい”

 

...うん、がんばってね。

 

ちゃうよ、”りうちゃんと『生きたい』”

 

ふふっ...嬉しいなぁ。

 

ずっと、親友でいてほしい。

 

ここにいてほしい、ずっと見守っててほしいっ!

 

...はぁ、初兎ちゃんは本当に、世話のかかる子だなぁー...w

 

うん、世話かけますよー!

 

ずっと、屋上で待ってるからね。

 

うんっ...忘れないよ。

 

...会いに来てね。

 

うん、、、何度だってっ...会う。

 

...頑張れ。

見守ってるよっ...!

end...

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(T ^ T)感動ふううう

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